ウレタン防水の硬化不良について
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
皆さん、「屋上に登った際に、足跡がついてしまった」といった経験はありませんか。
これは防水層に塗装されているものが硬化不良となって出てきているものです。
防水の工事にはおおよそ3種類ありますが、それぞれ既存の下地に対して適した工法で施工されます。
今回は特に、その中の1つウレタン防水の施工不良、「硬化不良」についてご紹介していこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
ウレタン防水における硬化不良って??
まずそもそもウレタンの硬化不良が何なのかをご紹介していこうと思います。
ウレタン塗膜防水において「硬化不良」と呼ばれているものは防水の表面が固まっていないことで、歩いた際に足跡がついてしまう現象を言います。
表面のトップコートは乾燥しきっていても、中塗りの防水層を厚くしすぎて内側が乾燥しきってくれていない場合があります。
このようなことが起こっていると表面を剥がした際に乾燥していない防水材がとろけるような形で出てきます。
中間層でこれが起こると、防水層が劣化してきて雨水が入り込んだときに雨漏りを起こしてしまう危険性が高まります。
硬化不良が起こったときには1度施工をした防水層を剥がしてから新しく正しい施工をする必要があります。
液の種類によって発生の割合が異なる
防水材は1液型、2液型に分かれています。
1液性の場合には硬化不良となることが少ないですが、2液型の場合にはかなり起こるケースがあります。
先ほどもありましたが、施工不良があれば1度施工した部分を剥がして新しく施工していきます。
全面撤去する事となるのでかなり費用はかさみますし、時間も労力もかかります。
とても面倒な作業となっています。
またどこで施工不良が起こっているのかというのも重要となってきます。
1層目で硬化不良が起こっている場合には、2層分の防水層を撤去する必要があります。
ですが、これに関しては2層目を塗装する前に気づくのではないかと思われます。
防水層だけでなく、2液性のトップコートが硬化不良を起こしている場合もあります。
1液型と2液型があって、比較すると1液性の方が2液性よりも乾燥は遅いのですがこれで「じゃあ1液性の方が硬化不良を起こしやすいのか」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、決してそうではありません。
単に乾燥に時間がかかるだけなので問題はないかと思います。
1液防水材を使用しての工事を行う際には硬化促進剤を使用する必要が出てきます。
硬化不良が起こる原因は??
続いて硬化不良が起こる原因についていくつか挙げられるのでご紹介していこうと思います。
塗膜が厚すぎる
ウレタン防水の塗膜というのはメーカーによって規定がされている塗膜厚さがあります。
防水材を2回に分けて塗り重ねて、規定の塗膜厚さを作っていくのが防水工事の基本です。
しかし「厚く塗れば塗るほどいい」という職人の勘違いがあると2回で塗る量を1回で塗り切ることがあります。
これが硬化不良を引き起こす原因となります。
1回で2回分の材を塗布してしまうともちろんのことですが、2回分の乾燥時間が必要となってきます。
厚みが2倍であればおおよそ4倍もの乾燥時間かかってくることとなります。
そしてこれによって先ほど少し出てきた、「表面だけ乾燥して、中が硬化していない」という「中膿」という現象が起こります。
防水材はものによって、ある規定の量に対して乾燥に必要な時間が決められているので規定を守って施工する必要があります。
分量違い
1液型の場合は撹拌などが必要ないため、これが原因での施工不良は少ないのですが2液型の防水材を多く使用した際に起こってくるのが分量の間違いです。
何かと言うと、主剤・硬化剤の比率です。
2液型の場合、2つの剤を撹拌することで塗料などとして使用することが可能となってきます。
使用する材料によって主剤と硬化剤の比率が決まっています。
その比率に従って液を混ぜていく必要があります。
これは2液型のトップコートでも同じです。
ある2液型の防水材が主剤:硬化剤=2:3で合わせないといけないのに誤って3:2で合わせてしまったり、1:1などになってしまったり。
主剤に対して硬化剤をたくさん入れたからといって早く硬化してくれるわけじゃないです。
分量が少しでもずれてしまうと防水材は硬化せず、たとえ綺麗に仕上がったとしても硬化不良が生じます。
適した硬化剤を適した量を正しく測って撹拌を行い、早めに施工していきます。
乾燥時間の不足
冬など気温の低い日に塗装をしていると乾燥させるための時間が気温の関係でどうしても長くなってしまって硬化不良が起こります。
防水材に使用される材は冬用・夏用といったように材料が季節で分かれています。
それぞれの季節にあったものを選択しないと、夏に冬のものを使っても全く硬化はしません。
時期に合わせたり、施行日によって材を使い分けたり、硬化促進剤を混ぜたり様々な方法で乾燥時間の不足を補えることができます。
撹拌不足
最後に4つ目が撹拌不足です。
撹拌不足に関しても2液型の防水材で生じます。
撹拌には撹拌器と言われている機械を使用して行うのですが、機械を使っていても端の隅の方まで混ざっていないことがあり、施工が終わった後に防水材の再溶解や変形が生じることがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はウレタン防水の硬化不良についてお話いたしました。
硬化不良が起こってしまうと1からのやり直しになります。
手間も時間もお金もかかります。
メーカーが定めているような各商品の規定を守ることが何より大事になってきますので、皆さんも正しい知識をもって工事を依頼してもらえると良いかなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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