乾燥クラックについて
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
外壁のひび割れはよく聞くと思いますが、その中でも「乾燥クラック」と呼ばれるものがあります。
主にコンクリートやモルタルにおいて材料が乾燥する過程で起こってくるひび割れとなります。
今回はこの乾燥クラックについてご紹介して行こうと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
乾燥クラックとは
乾燥クラックについてまずはどのようなものなのか紹介します。
外壁の表面に現れてくる細かいひび割れのことを乾燥クラックと言います。
コンクリートやモルタルにおいて乾燥する過程で生じてくる収縮によって発生します。
基本的に大きさとしては0.2mm以下のものを言います。
表面上にしか現れることが基本的にはないです。
網目状に形成されることが多いです。
発生するには
乾燥クラックは以下のような条件を満たすことで起こります。
新しく塗られたコンクリートやモルタルにおいて初期の水分蒸発によって収縮が起こります。
収縮する際に均一でなかった場合、表面に引張応力が発生し細かいひび割れが起こります。
環境として高温で乾燥した場所であると乾燥速度が早まっていってクラックが起こるリスクが上昇します。
原因
クラックが起こる原因としては以下のことが考えられます。
・水分が急激に蒸発した
・温度差や湿度
・コンクリートの成分もしくは配合
・厚さや施工不良
1つずつ見ていきます。
水分の急激な蒸発
元々コンクリートやモルタルは水分を含んでいます。
普段過ごしている中で上のような車を目にしたことがあると思います。
ミキサー車と呼ばれている車でこの車でコンクリートを運搬しています。
常に回転していると思いますが、これは回転して常に中の生コンクリートを混ぜておかないと成分が分離してしまいます。
また使用する前に乾燥して固まってしまい品質が損なわれてしまいます。
生コンは工場で製造されて現場まで1.5時間~2時間までに輸送するという決まりもあるくらい慎重に扱わないといけません。
現場においても同様です。
湿った状態で充填したコンクリートやモルタルが急速に乾燥してしまうと急激に表面の水分がなくなってしまって亀裂ができてしまいます。
乾燥が不均一にできてしまうことによってひび割れができます。
温度差や湿度
温度差や湿度というのも乾燥クラックに大きく影響してきます。
晴天で湿度が低く乾燥している場合、かなりコンクリートは乾燥の早い環境になります。
そのような環境下で乾燥させると内部との環境の差によって収縮が起こりやすくなります。
コンクリート・モルタルの成分や配合
水分を含みすぎている場合、砂利の粒の大きさなどが不均一の場合には乾燥クラックができやすいです。
厚みがありすぎてしまう、施工不良を起こす
塗る厚みが厚すぎてしまうと、表面は乾燥して乾いたとしても内部がなかなか乾燥してくれません。
そのため、ひび割れが発生しやすいです。
他との大きな違い
クラックにも様々な種類がありますが、乾燥クラックは他のクラックと比較するとかなり違いがあります。
というのも、乾燥クラックは他のものよりも表面的であって構造に深刻な影響を与えにくいことが特徴です。
他のものであると、クラックの幅が広く深さもあります。
乾燥クラックが起こらないようにするには
乾燥クラックが起こらないようにするには以下のような対策を取ると良いです。
養生
乾燥する際には適切に養生を行うことが必要です。
湿度や温度
強風の日や直接日光の当たりすぎる環境を作らないようにする、もしくはそのような日には作業を控えるようにしてください。
急激に乾燥することを防止する対策です。
成分の比率を正しく
水分が多くなっていないかなど適切に調整して、均一に混合していくことが必要です。
そして施工を行う際には厚さにも注意して均一に塗ることによって乾燥のバランスを保つことが可能です。
放置は危険です。
細かいクラックで構造的に特に問題はないのですが、放置し続けるのはかなり危険です。
クラックは放置し続けると自然と大きくなっていきます。
そうなると乾燥クラックと定義できなくなるほど大きなものとなります。
放置すると、雨水が染み込んでくる・鉄筋が腐食する・カビや腐食が起こるといったようなことが起こります。
木造のお家では木材がカビてきて腐食を起こし構造材がダメになりますし、RCのお家でもコンクリートは水分を吸収しやすい素材なので給水した後に内部の鉄筋にも影響し膨張して爆裂などを起こしてしまいます。
構造的にダメージがかなり大きくなるとともに劣化を起こすため美観性も低下します。
耐久性がかなり落ちてしまうために、放置のしすぎは良くないです。
補修について
基本的にはひび割れの補修にはエポキシ樹脂やポリウレタン樹脂を使用します。
エポキシ樹脂は高い接着力や耐久性をもつものでクラックを密封します。
対してポリウレタンは柔軟性のある素材です。
動きやすい構造であったとしても有効です。
建物が揺れても対応できるので長期的に耐久性を確保することが可能となります。
また表面をコーティングするというものもあります。
外壁全体に対して防水性のあるコーティングをすることによって耐久性をあげて再発を防ぎます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は乾燥クラックについてご紹介しました。
細かなクラックにはなりますが、放置していると構造的な問題にも関わってきます。
早期に対応することによって後の劣化を防ぐことができます。
工事はご自身で行わず専門の業者に依頼することをおすすめします。
ご自身で行って仮に失敗したとしても業者に依頼してやり直しをしてもらえないことが多いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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