外壁塗装工事は何回までできる?耐用年数と塗り替えのタイミング
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
塗装工事は大切だと言われるけれど、実際に塗装工事は何回までできるのか疑問に感じる方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、塗装工事は何回までできるのか、また塗装回数を抑えるための方法について詳しくご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
塗装工事は何回までできる?
では、早速本題に移っていきます。
結果から言いますと、外壁塗装は適切な下地処理をしっかりと施すことで何回でも行うことが可能です。
しかし、建物の状況やメンテナンス履歴・経年年数によっては目安が異なります。
そこでここからは外壁塗装の回数に関する目安とポイントについて解説したいと思います。
適切な時期にメンテナンスを行っている場合
外壁塗装は、適切な時期にしっかりとメンテナンスを行うことが大切です。
外壁材へのダメージを最小限に抑えながら繰り返し、塗装工事を行うことができます。
基本は10年に1度、メンテナンスを行うと良いとされていますが、外壁の劣化状況や使用している塗料の種類、周辺環境など様々な要因により、最適な塗装時期は異なります。
また、塗装を重ねることで塗膜がどうしても分厚くなってしまいます。
それにより剥がれやすくなってしまう可能性もございますので、特に3回目以降の塗装工事では以前に使用している塗料や下地の状態・相性をきちんと確認することが大切です。
きれいな状態で長く住み続けるためにも専門の業者に定期的に状態を確認してもらい、そのときそのときの状況に合わせて塗装プランを立てて、実施することが大切です。
新築から20年以上経過している場合
新築から20年以上経過している場合では、外壁材の種類に応じた劣化症状が表出してきます。
例えば、窯業系サイディングであればシーリングの劣化や表面の塗装の劣化が見られます。
また、モルタル外壁であればひび割れが発生しやすいなど外壁材の種類によって発生しやすい劣化症状が異なります。
劣化症状が大きくなればなるほどそのメンテナンスに対応するのも難しくなってきます。
しかし、状況を適切に判断して適切なメンテナンスを行わなければ状態は悪化する一方です。
少しの劣化症状であれば、塗装工事でカバーすることができますが、劣化症状が進行してしまっていると外壁材の張り替えなどの大規模な改修工事が必要となってしまいます。
建物を長持ちさせるためにも、築20年以上経過している場合には早めに点検をしてもらい、現状を把握し、適切なメンテナンスと今後の計画を立てるようにしましょう。
外壁塗装のサイクル
外壁塗装のサイクルについて気になっている方も多いかと思います。
しかし、塗料の種類や建物の状況によってサイクルは大きく異なります。
使用している塗料の耐用年数や劣化症状を把握して適切なタイミングで工事を行うことが大切です。
ここでは、外壁塗装のサイクルと注意すべき劣化症状について解説させていただきます。
塗料の耐用年数について
塗装工事で使用する塗料はその種類によって耐用年数が大きく異なります。
定められている耐用年数を超えてしまっている場合には、防水機能や耐久性が低下してしまい、お住まいを保護できなくなってしまいます。
そのため定期的なメンテナンスが必要となるのです。
また、外壁塗装によく使用される塗料について、下に比較表としてまとめてみましたので是非参考にしてみてくださいね。
塗料の種類 | 耐用年数 | 特徴 | 価格 | 性能 |
---|---|---|---|---|
アクリル樹脂塗料 | 5~7年 | ・密着性が良好・作業性に優れる | 最も安価 | ・耐候性は比較的低い・定期的な塗り替えが必要 |
ウレタン樹脂塗料 | 8~10年 | ・優れた柔軟性・ひび割れに強い・温度変化への追従性が高い・耐摩耗性が高い | 中程度 | ・中程度の耐候性と防水性 |
シリコン樹脂塗料 | 10~15年 | ・高い撥水性と通気性・耐候性と防カビ性に優れる | 高め | ・価格と性能のバランスが良好 |
フッ素樹脂塗料 | 15~20年 | ・最高レベルの耐候性と耐久性・紫外線による劣化に特に強い | 高価 | ・優れた防汚性と光沢保持性 |
無機塗料 | 20年以上 | ・最も高い耐久性と耐候性・優れた防火性能 | 非常に高価 | ・施工技術が重要で、高度な専門性が必要 |
例えば、フッ素樹脂塗料を使用した場合だと15~20年間は再塗装が不要となります。
そのため、頻繁な塗り替え工事を避けることが可能となります。
初期費用としては高いと感じてしまうかもしれませんが、長期的に見るとコストパフォーマンスの良い塗料の種類と言えるでしょう。
しかしこれらもあくまで目安ですので、実際の再塗装時期については変動することがあるということを覚えておきましょう。
緊急性の高い劣化症状
外壁は、建物を守る重要な役割を担っていますが、時間の経過によってどうしても様々な症状が生じてしまいます。
その症状を放置してしまうと建物全体の耐久性や美観が損なわれてしまうだけでなく、直そうとしたときに膨大な修繕費がかかってしまう場合があります。
特に緊急性の高い劣化症状について表にまとめてみましたので参考にしてください。
現象 | 詳細 | 影響 |
---|---|---|
チョーキング現象 | ・紫外線により樹脂成分が破壊され表面が粉状化・手で触れると白い粉が付着 | ・放置すると防水性能が低下・塗膜の劣化が進行 |
ひび割れ | ・微細クラック(0.3mm以下):経過観察・小クラック(0.3-1.0mm):簡易補修・大クラック(1.0mm以上):専門業者による調査が必要 | ・雨水の侵入による内部構造材の劣化・鉄筋の腐食リスク |
塗膜の剥がれ | ・下地との付着力低下、塗膜の強度低下による剥がれ | ・外壁材が露出し、劣化が加速する可能性 |
コケや藻の発生 | ・建物の北面、日陰部分、水はけの悪い場所に発生しやすい | ・塗膜の劣化促進・見た目の劣化を引き起こす |
シーリング材の劣化 | ・ひび割れ、硬化、剥離による隙間から雨水が侵入 | ・雨漏りや外壁材の腐食、カビ発生、シロアリ被害の原因となる |
ご紹介したような劣化症状があるにも関わらず、放置してさらに劣化が進行してしまうと建物の耐久性の著しい低下や修繕費用の増大が発生してしまう可能性があります。
したがって、劣化症状を早めに発見・対処することが大切です。
2回目以降の塗装工事での注意点
新築から初めての塗装工事と2回目以降の塗装工事では年数や劣化の状態が異なるため、施工費用や塗料選びに注意が必要となります。
特に2回目以降では現状の塗膜や下地の状態応じた適切な塗料選びや補修作業が求められます。
そこでここでは2回目以降の塗装工事で注意していただきたい点をいくつかご紹介したいと思います。
1回目の塗装工事がお済みの方はぜひじっくりご覧ください✨️
前回との塗料の相性
最初にも少しお話いたしましたが、2回目以降の塗装工事では特に前回使用した塗料との相性を確認することが非常に重要です。
相性の悪い塗料を重ねてしまうと、塗膜が膨れてしまったり剥がれてしまったりと施工不良の原因となってしまいます。
例えば、前回使用していた塗料がウレタン樹脂塗料であったとします。
その上からシリコン樹脂塗料を塗布してしまうと異なる樹脂を使用していることから収縮率や硬化特性のちがいが生じます。
それが原因となって塗膜の膨れや剥がれが生じてしまうのです。
しかし、前回使用した塗料と異なるものを使用したいという場面もたくさんあるかと思います。
施工前にしっかりと高圧洗浄やケレン作業などの下地処理を行い、必要に応じて専用のプライマーを使用することで異なる種類の塗料でも問題なく塗装することが可能となります。
信頼できる業者と相談を重ね、定められた塗料の規定を守ることでお家を長くきれいに保つことができるでしょう。
施工費用が高くなるケースもある
2回目以降の塗装工事では初回のときよりも施工費用が高くなるケースがございます。
その理由としては、経年劣化により補修が必要な箇所が増えてしまうことや既存の塗膜の処理に手間がかかることが挙げられます。
ひび割れやシーリング等が劣化している場合には塗装前に補修する作業が必要となります。
作業工程が増えれば増えるほど、どうしても追加費用がかかってしまうことが多いです。
ただし、適切なメンテナンスにより建物の状態が保たれている場合には補修作業の必要性がその分低くなります。
そのため必ずしも初回時よりも高額になってしまうというわけでもありません。
ライフプランに合わせて塗装工事ができればベストです。
塗装工事の回数を減らすために
外壁塗装工事は施主様にとって、時間と費用の負担が大きいです。
負担を減らすという意味でも塗装工事の頻度は少ないほうが嬉しいですよね。
そこでここでは、塗装工事の回数を抑えるためのポイントをご紹介したいと思います。
これから塗装工事を行う方、検討中の方はぜひチェックしてみてくださいね。
グレードの高い塗料を使用
グレードの高い塗料を使用することで、お家の塗替え頻度を大幅に減らすことが可能となります。
特にフッ素系・無機系の塗料は耐用年数が非常に高いので、他の一般的な塗料よりも長持ちする傾向にあります。
その分、初期費用はほかよりも高くなってしまいますが塗替え回数を減らすことができるので長期的なメンテナンス費用に着目すると費用を抑えられるでしょう。
塗装工事の回数を減らしたいという方は、ぜひご検討いただければと思います。
信頼できる業者に依頼
塗り替え回数を減らすには、グレードの高い塗料を選択することも大切ですが、それと同じくらい信頼できる業者に依頼するということが大切です。
たとえ、高品質な塗料を使用していたとしてもその施工が不適切であれば塗膜の耐久性は低下してしまい、美観も損なわれてしまう可能性も。
技術と知識を兼ね備えている業者を選択することで適切な処理を行ってもらえます。
信頼できる業者に依頼すれば塗装の仕上がりの品質と耐久性が向上し、塗替え頻度を抑えることができ、長期的なコスト削減が実現されます。
そのためにも、業者を選定するときには
・現地調査の内容
・見積書の詳細
・国家資格の有無
・施工実績
など最低でもこの4点は必ず確認するようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、塗装工事が何回まで可能なのかについてお話させていただきました。
きれいなお家に長く住み続けるためにも適切な時期にメンテナンスを行うというのは非常に重要です。
必要なときに必要なメンテナンスをしていると塗装工事は何回でも可能です。
また、使用する塗料のグレードによっても塗装工事を行うまでのスパンが異なってきますので、塗料の選択は慎重に行っていただければと思います。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
堺市で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽に
ココペイントまでお問合せください!!
スタッフ一同お待ちしております!!!
ココペイントは、外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
皆さまのおかげで創業95年!
堺市堺区・北区・中区・西区・東区地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
ご相談・お見積もりはココペイントへ!
塗装に関する疑問や不安、お値段の相談なんでも早めに相談しましょう。
ココペイントはお客様の要望に応えた工事プランを提案させていただきます!
ご相談・現地調査・お見積りまで無料でさせて頂いております。
ココペイントのショールームへ行こう!
ココペイントのショールームは堺市でも最大級です!
広々とした空間でカフェスペースもご用意させていただいてますのでぜひお立ち寄りくださいませ!
また、塗装をイメージできる体験型ショールームとなっておりますので見どころも満載となっております。
ココペイントの失敗しない塗装プランのご紹介!☆
選びやすく買いやすい外壁・屋根塗装パックとなっております。
コストパフォーマンスの高さをご確認くださいませ!
ココペイントの施工事例はこちら♪
色のイメージがつかない方にまずはこちらの施工事例をご覧くださいませ!
外壁の色を分けて見やすくなっておりますのでお好みの色の施工事例をすぐご確認いただけます。
※WEBからの来店ご予約で今ならQUOカードをプレゼント!!!
株式会社 ココペイント
住所:〒591-8032 堺市北区百舌鳥梅町3丁4-1
営業時間:10:00~18:00
フリーダイヤル: 0120-28-1030
TEL : 072-275-8327
FAX : 072-275-8326