その一滴が命取り??外壁塗装と”雨”の関係
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。

外壁塗装を検討されている方、
「少しの雨であれば正直問題なくできるんじゃないの??」
そのように思われているのではないでしょうか。
しかし、このちょっとした雨というのは実は塗装にとってはかなり大きなリスクを伴います。
「雨の日に塗装をして後悔した・・・」
そのような方も聞いたことがあります。
皆さんにはこのような後悔をしないようにしてもらうために、雨が外壁塗装に与える影響、そしてその理由についても言及していこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
塗料の乾燥が遅れてしまう
塗料の乾燥は湿度が高いともちろんなのですが、速度が大幅に遅くなります。
塗料は乾燥の過程で溶剤や水が蒸発することによって硬化していくのですが、湿度が高いと空気中の水分が蒸発を妨げ、結果として乾燥が遅れてしまいます。
乾燥不良が塗膜の強度に直接的に影響を与えます。
乾燥をするためには、塗装して1日は必ず置いておく必要があります。
おおよそ24時間~48時間程度置くことが多いです。
・乾燥時間の延長:湿度が高い状態であるとそれ以上に時間が必要となり、完全に硬化してくれないことがあります。
・塗膜の強度低下:乾燥が遅れてしまうと塗膜が柔らかい状態が続きます。
そうなると引っかき傷や摩擦に弱くなるといった問題が発生します。
硬化不良のメカニズム
では乾燥はどうして進まないのか。
塗料の中で化学反応がうまく進行しないということが一番の原因となっています。
特に溶剤系、ウレタンを使用している塗料では湿度の高い状況では適切に硬化反応が起こりません。
そのため、塗膜が完全に硬化することが多いです。
この硬化不良によって塗装している面が時間の経過に伴って劣化しやすくなり剥がれやすくなってきます。
水滴による塗膜に対するダメージ
では実際塗膜が硬化前に水滴を含んでしまった場合、どのようになるのでしょうか。
膨れ
塗膜が乾燥前に雨が降ってしまうと湿気が塗膜内に閉じ込められ、乾燥する際に膨張します。
この膨張が原因となってしまい塗膜が浮いてしまいます。
膨れを放置すると最終的に剥がれの発生の可能性が考えられます。
特に外壁の角部分、そして窓まわりなどといった湿気の入りやすい場所での膨れは修繕を行うために時間とコストがかなりかかってきます。
ひび割れ
湿気が乾燥過程に影響を与えるとひび割れの発生が考えられます。
この原因としては塗料が収縮しすぎたことによって密着性が失われてしまうことが原因となっています。
膨れと同様、放置すると内部から塗膜が剥がれやすくなっていきます。
塗料の化学反応について
硬化する化学反応についてもう少し深堀りしていこうと思います。
湿度や温度の影響を受けやすいために適切な環境下でないと反応が不完全となり、塗膜の強度が不足してしまいます。
具体例としてウレタン塗料の硬化について考えます。
ウレタン塗料では硬化過程で二酸化炭素を発生させます。
その際、湿度の高い状態にあると化学反応が早すぎて不均質に硬化してしまうということがあります。
こうなると、均質的に硬化してくれないことから塗装面が時間に伴い劣化しやすくなってしまうというわけです。
全体として劣化が出てくるというわけでなく、顕著な部分が出てきてしまいます。
どうしても湿度の高い場合は??
どうしても湿度の高い地域、場所というものが存在していると思います。
そのような場所に対しては、使用する塗料自体に適切な成分を選定するということも大切です。
例えばですが、シリコン系・フッ素系というのは湿度に強く比較的乾燥が遅かったとしても硬化する特徴を持ちます。
ですが、そのような塗料を使用しても極端に湿度の高い状況であると十分効果を発揮することができません。
よく発生している事例
よく発生しやすい事例を2つ挙げます。
少しみなさんも想像しながら読んでみてください。
完工してすぐに出たムラ
塗装を終えてすぐ「塗装がまだらなんだけど・・・」といったことがあります。
「しっかりと塗装したのに。」
ですが、作業している途中に小雨が降っていたとしてます。
この際に実は塗膜表面にムラが発生しているという事例です。
雨天でも工事を行ったことでの剥離
天候が怪しい場合、基本的に優良な業者というのは塗装を行いません。
ですが、工期を優先して塗装作業を行う業者も中にはいます。
その結果塗装をして半年といった間もない時期に広範囲において塗膜が剥がれてしまうことがあります。
修復を行うには数十万円以上のお金が必要となります。
塗装を行う条件
信頼できる業者というのは以下の天候条件基準をしっかりと守って工事を行っています。
・気温:5℃以上
・湿度:85%以下
これは必ず守らないといけません。
規定としてはこの温度、湿度ですが理想としては10℃以上・60%前後です。
塗料にも適切な気温等について記載がありますので参考にしてもらえればと思います。
みなさまに知っておいていただきたいこと
皆様お客様からすると、「何回も延期されると困る・・・。」
そのように思われている方も多いと思います。
少し不便な生活となるのが長引いてしまうとどうしても気持ち的にもあまりいい印象がなく不安になる方も多いでしょう。
ですが、業者が天気に対して繊細になるのは「仕上がり」そして「耐久性」を守るためにあります。
雨でも工事を進める業者のほうが危険です。
工期を急ぎたいお気持ちも承知なのですが、大きいお買い物です。
皆さんに後悔してもらいたくないので長くもつ、正しい施工環境を整えて塗装をしてもらうことが何よりも皆さんの満足につながると思います。
さいごに
塗装を失敗しないためにも、天候の選び方も成功のカギです。
少し雨でも大丈夫というように工事を進めると、仕上がりはよく最初に見えても数年後にその際の影響が出てきてしまいます。
当社では初めの段階で工期を少し長めにとり、調整の効きやすいようご提示させていただいております。
皆さんの大事なお住まいを守るために判断をし工事を進行していきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
0堺市で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽に
ココペイントまでお問合せください!!
スタッフ一同お待ちしております!!!
ココペイントは、外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
皆さまのおかげで創業95年!
堺市堺区・北区・中区・西区・東区地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
ご相談・お見積もりはココペイントへ!
塗装に関する疑問や不安、お値段の相談なんでも早めに相談しましょう。
ココペイントはお客様の要望に応えた工事プランを提案させていただきます!
ご相談・現地調査・お見積りまで無料でさせて頂いております。
ココペイントのショールームへ行こう!
ココペイントのショールームは堺市でも最大級です!
広々とした空間でカフェスペースもご用意させていただいてますのでぜひお立ち寄りくださいませ!
また、塗装をイメージできる体験型ショールームとなっておりますので見どころも満載となっております。
ココペイントの失敗しない塗装プランのご紹介!☆
選びやすく買いやすい外壁・屋根塗装パックとなっております。
コストパフォーマンスの高さをご確認くださいませ!
ココペイントの施工事例はこちら♪
色のイメージがつかない方にまずはこちらの施工事例をご覧くださいませ!
外壁の色を分けて見やすくなっておりますのでお好みの色の施工事例をすぐご確認いただけます。
※WEBからの来店ご予約で今ならQUOカードをプレゼント!!!
株式会社 ココペイント
住所:〒591-8032 堺市北区百舌鳥梅町3丁4-1
営業時間:10:00~18:00
フリーダイヤル: 0120-28-1030
TEL : 072-275-8327
FAX : 072-275-8326




