塗装業界における「失われた技術」と復活の兆し
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。

塗装業と言うと、多くの方が現在の住宅やビル、工場などに用いられる塗料と施工方法をイメージすると思います。
ですが、実は数百年もの歴史があり日本に根づいてきた「文化」とも言えます。
現代のような便利で効率的な塗料や施工法が主流となる前までは、日本には自然素材と職人の手によって成り立っていた独自の塗装技法がありました。
どれも現在の視点から見てみると手間も時間もかなりかかります。
ですが、素材の味わいや経年の美しさを大切にする技術とされていました。
このような「古き良き」技法は一時期失われていたものですが、最近となってサスティナブルな暮らしに対する関心や伝統回帰とともに再評価されています。
今回はこのような「失われた塗装技術」と現代の復活の兆しについてご紹介していこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
昔ながらの塗装技術
昔ながらの塗装技術について紹介していきます。
柿渋塗り
柿を発酵そして熟成させて作る天然の塗料であり、古民家における木部だけでなくわしや衣類等にも使用されていました。
特徴としては以下のとおりです。
・防腐・防虫・抗菌・防水効果
・経年美を楽しむことができる
・乾燥にかなり時間が必要で、塗りムラは起こりやすい
最近ではDIYの好きな方、自然派の建築家の間で人気が再燃しています。
漆

漆は「塗る宝石」と呼ばれています。
縄文時代から使用されていた日本最古級の塗料と言われています。
・耐久性が高い・抗菌性・防水性
・光沢が特に美しく、年数が経過しても劣化しにくい
・塗装するには高度な技術と繊細な環境調整が必要
現在では主に寺社や伝統建築、漆器等に使用され漆職人の高齢化や後継不足も深刻な問題となっています。
今年の2月、日本の有名建築家である伊東豊雄さんの設計事務所、東京藝術大学、宮城大学、ARUPらが共同で計画・設計・制作した「URUSHI Shell」が韓国光州で竣工されました。
この建物は塗料としてではなく、構造体として使用しています。
このようなフォリーは世界で初めての事例となっています。
これは本来の漆ではなく、造形技法として用いる「乾漆」と言われている素材になります。
焼杉
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焼杉は杉板の表面を敢えて炭化して保護する日本独自の木材処理方法です。
西日本を中心として古民家や倉庫等に使用されていました。
・防火性・防虫性が高い、数十年にわたって外壁を守る
・塗装がなくとも長持ちしてくれるために、メンテナンスが少ない
・炭化処理が必要であり、施工に手間と技術が求められる
最近ではデザイン的な住宅や飲食店等でも使用されていることが多いそうです。
基本的に現在も施設というよりは住宅に使用されていることが多いです。
モルタル(左官仕上げ)
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現在も少し残っているものがモルタルです。
昭和後期まで使用されていたもので、左官職人が手作業でコテで塗っていく作業となります。
・乾燥に時間がかかる、ひび割れリスクもある
・熟練の左官技術が必要で、自由度が高い
・施行例が激減
最近はサイディングが主流となってきたことから施工例はかなり減少しています。
しかし、独特のムラ感や重厚な質感を求めて「モルタル」を選択する方も増えています。
失われた背景
これらの施工技術が失われたには主に3つの背景があるとされています。
①効率重視の波へと変化した
伝統技術は風合いはものすごく良いのですが、その分手間がかかりすぎてしまいます。
そのため、現場のスピード感に合わなくなってきたというのが1つ目にあります。
現在使用されているものの殆どは開封してからすぐに使用することができます。
少し前では溶媒をまぜて使用する油性塗料が多かったですが、現在主流となっている水性塗料はなにも溶媒を混ぜることなく使用することが出来ます。
そして乾きも早くて均一にも塗装しやすいです。
対して柿渋・漆というのは熟成・重ね塗り・乾燥をするにはかなりの時間を要します。
②材料の入手が困難に
柿渋や漆というのは天然原料です。
そのため生産者が最近かなり減少しています。
コストも跳ね上がっていて材料の調達だけで工期や予算に大きく影響します。
そのため、採用されることも少なくなりました。
③職人の高齢化+技術の継承難
伝統技術というものは「口伝や現場主義」で継承されてきたものになります。
そのためマニュアル等が残っていないことが多いです。
残っていないことで職人が引退するとともに技術が消滅してしまうといったことがあります。
復活しようとしているのはなぜ??
このようなデメリットがあるなかでもなぜ復活しようとしているのでしょうか。
これには以下の理由が挙げられます。
SDGsの価値観に合致
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・自然素材である
・長持ちする家を作る
このような考えというのは昔の塗装技術が持っていた本来の強みとなっています。
「新しいものを開発する」ということも大切ですが、「本当に良いものをもう一度使う」というのが戻りつつあります。
建築家やデザイナーが再注目
意識的に焼杉などを取り入れるデザイナー住宅
DIY等で柿渋塗装を行う
左官仕上げで模様をつける工務店
住宅雑誌等に記載される建築家のつくる住宅でも使用されているほどかなり注目されています。
事例
今年の2月、日本の有名建築家である伊東豊雄さんの設計事務所、東京藝術大学、宮城大学、ARUPらが共同で計画・設計・制作した「URUSHI Shell」が韓国光州で竣工されました。
この建物は塗料としてではなく、構造体として使用しています。
このようなフォリーは世界で初めての事例となっています。
これは本来の漆ではなく、造形技法として用いる「乾漆」と言われている素材になります。


画像参照:宮城大学
塗装とは少し離れてしまうのですが、このように日本の技術が世界でも注目されていると言うことが言えます。
まとめ~歴史を継承できるように~
伝統の技術は使用しないと、そして継承していける人がいないとどうしても人々から忘れられてしまいます。
災害、関西で言うと阪神淡路団震災も、現在多くの人が当時の状況を知らない状態です。
当時のことを継承するために私達は少しでも伝統について知識をつけることが必要であると考えます。
事例でご紹介したように、本来の使い方ではない様々な用途があります。
そのため、今後も多方面から材料を解釈し使われていくことが望まれることでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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