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【悪質!】手抜き工事についてご紹介!!①|堺市の外壁塗装・屋根塗装専門店 ココペイント

塗装の豆知識 2022.09.23 (Fri) 更新

堺市の皆様、こんにちは!

堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!

ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です

外壁塗装を行う上で最も避けたいのが手抜き工事です。

外壁塗装はおおきな費用がかかることもあり、残念なことですが悪質な業者が多いというのが現状です。

外壁塗装の手抜き工事では完工時にはきれいに仕上がっていることがほとんどです。

そのため正しい知識がないと手抜き工事をされたことにも気づかないまま終わってしまうのです。

そこで今回は外壁・屋根塗装で注意するべき手抜き事例についてご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧ください。

1. 手抜き事例

よくある手抜き事例について順番にご紹介いたします。

実際に発生している事例なので注意して確認していきましょう。

① 足場が簡易的

単管足場と言って鉄パイプをつなぎ合わせただけで歩く場所のないような簡易的な足場を使用する業者がいます。

この足場はなんといっても安全性に欠けています。

そのため単管足場を使用して高所の作業を行うことは労働安全衛生法によって禁止されています。

しかしコストが安いのであえてこの足場を使用するような業者もいるのです。

職人の安全面を考え、いくら安くしたいからといって単管足場を外壁・屋根塗装に使用する業者は避けましょう。

② 養生が簡易的

養生とは外壁塗装を行う際に周囲に塗料が飛散しないようにシートをかぶせる作業のことをいいます。

近隣に迷惑がかからないようにするためにも大切な作業の1つです。

しかし中には部分的にしか養生を行わないような業者もいます。

工期を短くするためにこの作業を省いてしまうような業者も存在しています。

③ ひび割れ等の補修を行わない

通常、外壁にひび割れがある場合にはひび割れを補修してから塗装を開始します。

しかしひび割れを補修しない手抜き業者がいます。

ひび割れを補修しないまま塗装を行ってしまうと塗装をしたのにすぐにひびが浮き出てしまいます。

外壁塗装の主な目的は防水機能の復活です。

ひび割れが浮き出てしまうとそのひびから水を吸い込んでしまい、劣化が進行してしまいます。

お家を綺麗に長持ちさせるためにも些細な細かいひび割れもしっかりと補修してくれるような業者が安心ですね。

④ 高圧洗浄を行わない

塗装をする前には高圧洗浄を行い、外壁の表面に付着した汚れを落とすことがのちの仕上がりを左右します。

手抜き業者の中には工期を短くするために適当に洗浄を行ったりそもそも高圧洗浄自体を行わないようなケースも存在しています。

汚れを十分に落としきれていないと密着力が低下し、数年で剥がれ等の劣化が生じてしまうので注意が必要です。

⑤ 塗り回数が少ない

外壁・屋根塗装は例外もありますが基本的には3回塗りで行います。

しかし塗料代を少なくするために塗り回数を減らしてしまうような業者が存在しています。

外壁塗装の塗り作業が1日で終わった。などという場合は塗り回数を減らしている可能性があるの注意しましょう。

⑥ 塗料の希釈率

塗料は水またはシンナーを用いて薄めて使用します。

この薄める希釈率は塗料ごとにメーカーによって規定されています。

この規定の希釈率を無視して必要以上に薄めて使用する悪徳業者が存在しています。

薄めすぎた塗料で塗装をしてしまうと塗膜が薄くなってしまい、すぐに劣化してしまいます。

⑦ 乾燥時間

外壁塗装を行う上で乾燥時間は非常に重要です。

塗料によって希釈率と同様に乾燥時間も定められています。

塗料が完全に乾いていないのに次の工程に行って塗り重ねてしまうと密着性が弱まってしまい、本来の耐用年数よりも短い年数で劣化してしまい、塗料の本来の特長を活かすことができません。

塗り回数と同様ですが1日で終わったなどという場合には乾燥時間を無視している可能性が高いです。

⑧ 塗装の質

色分けの作業がある際などにはマスキングテープ等を使用して色分けをします。

しかし工期を短くするためにガタガタのまま仕上げてしまうような業者も残念ですが存在しています。

また、配管の裏などといった見えにくい塗りにくい部分の塗装を手抜き業者は丁寧に施工しません。

そのため細かい部分には塗り残しが発生してしまいます。

手が届く範囲は綺麗に塗ってくれるような業者を選ぶようにしましょう。

⑨ 屋根の釘を打っていない

屋根の頂上にかぶせられている板金は通常釘によって固定されているのですが、太陽の熱などによって熱せられることで膨張し、だんだんと釘が抜けていってしまいます。

そのため屋根工事を行う際に釘を再び打ち直す必要があります。

しかし手抜き業者では手間を省くために釘を打たないまま塗装をしてしまうのです。

そうすると板金が浮いてきて、台風などの強風が来た時に飛ばされてしまうということも考えられます。

⑩ 縁切りを行わない

縁切りを行わない業者には依頼しないように注意しましょう。

縁切り作業を行わないと雨漏りの原因になってしまいます。

縁切りの作業については詳しくこちらの記事でご紹介しているのでご覧ください。

縁切り作業・タスペーサーについて

⑪ 見積もり通りの施工をしない

悪徳な手抜き業者では見積りには「下地処理」の項目があるのに実際は下地処理をしていないというケースがあります。

業者任せで作業の確認をしないと手を抜かれやすくなってしまうので注意しましょう。

⑫ 雨天でも作業を行う

雨天時は塗料が流れてしまったり、十分に乾燥することができないのではがれやすくなってしまいます。

このような点から雨天時に作業を行うのはNGです。

雨が降っているのに作業を継続するというのは手抜き工事と言えるでしょう。

長くなりそうなので続きは次回にしたいと思います。

次回は手抜き工事をされてしまった時の対処法とされないための対策についてご紹介いたします。

ぜひご覧ください。

 

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