折半屋根の塗装|堺市の外壁塗装・屋根塗装専門店 ココペイント
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
皆さんは屋根の種類で「折半屋根」という種類のものをご存知でしょうか。
倉庫や物置、カーポートなどで使用されています。
住宅で使用されているような屋根と少し違うので、どのように塗装をしていくのか気になる方も多いのではないのでしょうか。
そこで今回は「折半屋根の塗装」についてご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
折半屋根について
まず、折半屋根がどのようなものなのか改めてご紹介させていただきます。
折半屋根は断面の構造に充填を置いて開発された屋根材です。
0.6~1.2mm厚の鋼板を大きな波型に成形している屋根材です。
特徴としては、梁や母屋に対して直接葺くことができます。
そのため野地板など下地材がいらず、工期が短縮することができます。
折半屋根の種類
折半屋根には種類がいくつかあります。
以下からご紹介します。
ハゼ締めタイプ
タイトフレームの上に取り付けた金具を2枚の金属屋根材の端で挟んで、電動シーマーで巻き込んでいく工法です。
防水性に優れている他、施工を屋根の上からだけで行える、ボルトが不要であるため経済的です。
またボルトが不要なことで雨水が浸入しにくく見た目がかなりきれいです。
一般的に大型工場や倉庫に利用されています。
重ねタイプ
タイトフレームの上に取り付けたボルトを貫通させてボルトで固定する基本的な固定方法である屋根です。
かなりシンプルですが、耐風性のあるものとなっています。
そのため、強風が多い地域にも取り入れるのが良いとされています。
この重ねタイプについては小さな面積の施工が多いと思われます。
具体的には駐輪場などです。
嵌合(がんごう)タイプ
嵌合タイプは継ぎ目の上からキャップをはめ込む工法となっています。
継ぎ目の上からキャップをはめているので、屋根の表面からボルトは見えません。
美観性に優れているタイプです。
二重葺きタイプ
金属屋根材を二重とし、その間に断熱材を加えたサンドイッチのような工法です。
断熱材のおかげで、室内温度の変化を防いでくれるので快適に過ごせる他、遮音性も備えています。
わん曲タイプ
軒先を曲げて加工をしているのがわん曲タイプの屋根です。
曲がっていることで雨風の浸入を防いでくれます。
そして通常の屋根と比較しても積雪してしまっても落ちやすい形状となっています。
水はけが良いのも特徴です。
デザインにも優れた屋根です。
画像出典:一般社団法人 日本金属屋根協会 http://www.kinzoku-yane.or.jp/roof/type/01_seppan.html
塗装の必要性と劣化について
折半屋根で塗装が必要な理由としてはやはり、錆です。
そして穴空きです。
錆
錆といっても赤錆と白錆があります。
赤錆は築年数が経ってくると傷のついているところから発生します。
日常的に目にするほとんどの錆はこれだと思われます。
酸化鉄で隙間が多く、非常にもろいです。
白錆は、白い斑点のようなものです。
雨などが長期間当たると腐食から屋根を守るために発生する錆です。
白錆が発生してきたら表面のコーティングが劣化してきている証拠になるのでメンテナンスをしていく必要があります。
赤錆とは違って悪い錆ではありません。
穴あき
穴開きは錆が酷くなることで起こる現象です。
錆を放置したままでいると屋根に穴が空いてしまいます。
少しの穴であれば補修する程度で良いのですが、数が多くなってくると最悪の場合交換が必要となってきますのでそのようにならないように定期的にメンテナンスが必要です。
メンテナンスの目安
折半屋根のメンテナンスの目安としては15年ほどです。
折半屋根は主に工場であったり、倉庫などで利用されることが多いのでかなり年数の経っているものも多いかと思われます。
先程紹介してきた屋根のタイプによって起こる劣化は異なってきます。
15年はあくまで目安となっているのでそれぞれの屋根の状態を見ながらメンテナンスの時期を考えていただけたらと思います。
メンテナンス
折半屋根のメンテナンスの種類としては「塗装」と「カバー工法」、「葺き替え」があります。
塗装
屋根から雨漏りが起きていなくてチョーキングや塗膜の膨れなどがない状態でのメンテナンスには塗装が使われます。
カバー工法
屋根に穴が空いていて、雨漏りを起こしている際にはカバー工法を用います。
ただし、この方法は屋根を固定している箇所は無事でところどころで雨漏りをしている場合になります。
葺き替え
葺き替えはもう屋根が固定し続けることが困難である場合に用いられます。
台風などに耐えることができない場合に葺き替えが採用されます。
費用面(塗装)
塗装でメンテナンスを行う場合、費用の相場としては40万円~100万円となっています。
採用する塗料のグレードによって異なってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は折半屋根の塗装を中心にご紹介しました。
折半屋根には多くのタイプがあり、それぞれ劣化症状も違ってきます。
塗装の目安は15年ですが、状況をみて時期を決めていただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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