コンクリート外壁のメンテナンス方法とは?
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
おしゃれで落ち着いた雰囲気が人気の打ちっぱなしコンクリートの外壁ですが、時間が経過するとどうしても黒っぽいシミ汚れやひび割れなどの劣化症状が生じてしまいます。
見た目が悪くなるぐらいなら、もう少し後回しにしても大丈夫かなとお考えの方は大勢いらっしゃると思います。
しかし実はコンクリートの劣化は建物自体の耐久性に関与する場合があるので放置することは大変危険なのです。
そこで今回は、打ちっぱなしコンクリートの外壁についてご紹介させていただきます。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
打ちっぱなしコンクリート外壁に多い劣化症状とその原因
まず最初に打ちっぱなしコンクリート外壁で起きやすい劣化症状についてご紹介させていただきます。
ひび割れ
コンクリートという素材はひび割れが非常に発生しやすくなっています。
様々な原因によってひび割れは生じますが、最も大きな要因はコンクリートの乾燥収縮によるものだと言われています。
コンクリートを打設した後は時間の経過とともに内部の水分が抜けて乾燥が生じます。
この乾燥によってコンクリートにひび割れが生じるのです。
そしてこのように生じたひび割れは雨などが建物の内部に侵入してしまう原因となってしまいます。
放置すると雨漏りにつながってしまうので気がついた時点ですぐに補修wp行う必要があります。
シミやカビなどの汚れ
皆様もシミやカビなどで汚れているこの写真のようなコンクリートを目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
シミ汚れの原因は水分を吸収しやすいというコンクリートの性質によるものです。
その性質によって雨水などに含まれていた汚れも吸収して、外壁表面には黒ずみとして残ってしまうのです。
またカビの原因としては日当たりの悪さや水はけの悪さによってコンクリートの表面部分に水分が残ってしまい、カビや藻が繁殖してしまいます。
打ちっぱなしコンクリートに塗装工事が必要な理由
打ちっぱなしコンクリートはおしゃれな雰囲気が特徴ですが、その雰囲気を残すために表面の仕上げが行われていていないのでより劣化しやすくなっているのです。
劣化の状態によっては美観を損なうだけではなく、構造の強度にも関わってくるので定期的にメンテナンスを行う必要があります。
そのメンテナンスが塗装工事となります。
打ちっぱなしのコンクリートに塗装工事を行うことで美観が保たれるのにプラスして専用の塗料で保護層を作って壁面の劣化を防ぐことができます。
打ちっぱなしコンクリートのメンテナンス方法
コンクリートの塗装工事は大きく7つの工程から成っています。
それでは1ずつ工程を見ていきましょう!
下地補修
一番最初に行うのが下地補修の工程となります。
下地補修ではモルタルを均一に塗ることでコンクリートの表面に生じたひび割れを補修しています。
この下地補修を飛ばしてしまうと仕上がりに影響が出るだけでなく、劣化速度も早めてしまう原因となってしまいます。
この工程で細かいひび割れを補修して凹凸のない外壁作ります。
研磨
下地補修後には研磨の作業を行います。
専用の機械を使用して研磨を行うことで下地補修後の外壁をより平らに仕上げることができます。
洗浄
外壁を平らにすることができたら高圧洗浄機を使用して洗浄の作業を行います。
壁面にある余分な汚れなどをしっかりと落とすことで後に塗る塗料の密着性を高めることができます。
プライマーの塗布
洗浄を行い、乾燥をした後にはプライマーを塗布します。
このプライマーの役割としては次に塗る塗料を下地に密着しやすくするという効果があります。
ベースの塗布
ここからが本格的な塗装の作業となります。
まず表面にベース塗料を塗布していきます。
この作業は2回行う、つまりは2度塗りを行うことで均一な塗膜を作成することができます。
塗装を行う際のベースの灰色の色味に関しては明るさをご自身で選択していただくことも可能です。
細かい部分などローラーで塗りきれない部分は筆や刷毛を活用して塗装していきます。
模様付け
ここではコンクリートの模様を付ける作業を行います。
コンクリート表面のリアルな雰囲気を出すために専用のパッドで模様付けを行いいます。
この工程の上手い下手でリアルな質感を出せるかどうかが決まるので仕上がりを左右する大切な工程です。
クリアー剤の塗布
最後に仕上げとしてクリアー剤を塗布します。
名前の通り透明の塗料なので色味に関して影響を与えることはありません。
しかしこの塗料を最後に塗ることで表面をしっかりと保護してくれるので大切な工程です。
こちらも2度塗りを行い、塗膜をしっかりと形成します。
この工程まで終了すると打ちっぱなしコンクリートの塗装工事が完了となります。
打ちっぱなしコンクリートの塗装費用
最後に気になる費用についてご紹介したいと思います。
そもそものお家の劣化状態や使用する塗料によって価格は大きく変化するので一概に〇〇円です。とは言えないのですが、大まかな塗料の種類で分類すると
シリコン塗料:4,800/㎡~
フッソ系塗料:5,400/㎡~
となっています。
また、コンクリートの塗装工事は
・建物をどのような仕上がりにしたいのか
・予算はいくらぐらいなのか
などのお客様自身のご要望によって、塗料の種類や塗る回数も変化しますのでもしも打ちっぱなしコンクリートの塗装を検討しているという方がいらっしゃいましたら一度業者に相談して見るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は打ちっぱなしコンクリートの塗装工事についてご紹介いたしました。
コンクリート外壁は以外と劣化が生じやすい外壁材の1つです。
手遅れになってしまう前にしっかりとメンテナンスを行うようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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