「シロアリ駆除は必要ない」は大間違い!?
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
急に訪問してきた業者に「シロアリ駆除をしたほうが良い!」と強く勧められたけれども本当に必要なのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
「築年数もまだ浅いし大丈夫」
「うちは木造ではないからシロアリの心配はない」
など、今のお住いにシロアリ駆除は必要ないと思われている方も多いと思います。
⚠その考え、要注意です⚠
古いお家や木造住宅でなくてもシロアリ被害は発生する可能性があります!!
そこで今回はシロアリ駆除の必要性や、被害にあった際の危険性についてわかりやすくご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
シロアリについて
まず最初にシロアリについて簡単にお話させていただきたいと思います。
シロアリは1つの巣に数百万匹が生息していると言われています。
シロアリ1匹での食害はそれほど甚大なものにはなりませんが、数が多くなればなるほど被害は大きく拡大してしまいます。
被害にしばらく気が付かないことも多く、発見したときにはすでに手遅れなんてこともあります。
シロアリは白色のアリと勘違いされることも多いですが、実はアリとは全く関係のないゴキブリ目シロアリ科に属する昆虫です。
基本的には1つの巣に王と女王が1匹ずついて、女王だけが卵を産みます。
巣が大きくなると全体の数%の個体が羽アリとなって飛び立ち、雄と雌がペアとなって着陸します。
着地したシロアリは羽を落として新たな巣を作って繁殖していきます。
飛び立つ時期としては4月~7月ごろが多いと言われています。
シロアリ駆除は本当に必要?
最初にもご紹介しましたが、「シロアリ工事は必要ない」
などといった考え方は大変危険です。
そこでここではシロアリ駆除の必要性をご紹介していきたいと思います。
コンクリートでも被害に!?
多くの方はシロアリは木造住宅によってくるように思われている方も多いと思います。
しかし実際はコンクリートや鉄骨造の家であったとしても被害に遭う可能性はあります。
理由としては、床下がコンクリートであったとしても小さな隙間からシロアリが侵入してしまったり、シロアリがコンクリートの穴を開けて侵入してくるような場合もあります。
シロアリはコンクリートを食べることは無いですが、その先に餌がある場合にはコンクリートを砕いてしまうこともあります。
したがって、床下全面がコンクリートで造られていてもシロアリ被害に遭う可能性は0とは言い切れません。
自分の家は大丈夫だと思わずにきちんと対策を行うようにしましょう。
シロアリ被害に遭う起こり得る危険⚡️
ここではシロアリ被害に遭うと起こり得る危険についてご紹介したいと思います。
シロアリは湿った木材を食べて栄養と水分を得るので必然的に浴室やキッチンの床下など湿気の多い場所に被害が集中しやすくなります。
また、雨漏りや水漏れがあるとさらに2階や天井裏までのぼり、木部を食べられてしまうこともあります。
さらに断熱材とコンクリートの間を通って建物に侵入してくることもあります。
シロアリ被害に気が付かずに時間が経過してしまうとお家の軸となっている柱を食べられてしまいます。
そうなると耐震性が低下してしまい、実際に阪神・淡路大震災のあとに建物を調査したところ、シロアリ被害のあったお家はなかったお家と比較すると全壊の割合が2倍近く高かったことが判明しています。
柱を食べられてしまうとシロアリ駆除作業以外にも補強工事や修繕工事が必要となるので多額の費用が必要となります。
シロアリの種類によっては古い木材よりも新しい木材を好む傾向にあるものもあり、お家を倒壊させた例のあるものまでいます。
そのためしっかりとシロアリの対策は早くから始めるべきです。
シロアリ駆除が必要な状況 4選
ここではシロアリ駆除を行うべき状況についてご紹介したいと思います。
まずシロアリはどのようなお家にもよってくるので、定期的にプロによる点検を行うようにはしましょう。
それを基本としたうえで、これからご紹介するような状況に当てはまる場合には、早急にシロアリ駆除を行うようにしましょう。
① シロアリが通った蟻道がある🐜
シロアリの巣を見つけるポイントは蟻道(ぎどう)と呼ばれている土でできた細長い道の有無です。
シロアリは明るいところが苦手なので基本的に砂をかぶって移動しています。
蟻道は水回りや湿気の多い部分に造られることが多くて、崩すとシロアリが居るかどうかを確認することができます。
もしもお家の周辺で蟻道とシロアリを発見した場合には食害が進行している可能性があります。
蟻道を発見した場合には被害が拡大してしまう前に業者にシロアリ駆除の依頼を行うようにしましょう。
② 家屋の変化
シロアリが潜んでいる家屋では床がきしんでいたり壁や柱から空洞音がするなどがあります。
これは床を支えている木材や柱の内側がシロアリに食べられてしまい、歪みが生じることによって起こる現象です。
被害が拡大してしまうと気を食い尽くされて耐震性の低下にもつながってしまいます。
近年では家屋の壁の隙間を最小限に抑えるような設計が徐々に増加しています。
叩いてみて空洞音がする場合にはシロアリによって木材が侵食されてしまっている可能性が高いので注意が必要です。
また、耐震性が心配だという方はシロアリ駆除に加えて補強工事も同時に行うようにしましょう。
③ 羽アリの存在
羽アリの移動距離は長くても数百メートルほどでそれほど遠くへは移動することができません。
ご自宅の周辺でシロアリの羽アリを多数発見した場合には近くに巣がある可能性が非常に高いです。
また、羽アリそのものを目撃しなかったとしても落ちた羽がお家の周辺に多数散っている場合には近くに巣がある可能性がたかく、シロアリの天敵であるクロアリが多数見られる場合にもかなり注意が必要です。
捕食の対象であるシロアリを狙って来ている可能性が高いためです。
④ 近所の家でシロアリが出た
近所の家でシロアリが出た場合は近隣の家に移動してくる場合も多いです。
シロアリは湿った木や草によってくることが多いのでお家周辺の木材や床下の柱が腐ってしまっているお家は特に被害に遭いやすいです。
床がしなったり庭においていた木材が食べられるなどの場合には点検をおこない、シロアリがいた場合にはしっかりと駆除をするようにしましょう。
もしも被害がなく、シロアリが見つからなかった場合でも近所でシロアリが発見された場合にはシロアリが寄ってこないように消毒や対策を行うようにしましょう。
自分でできる!シロアリ予防対策 4選
さきほど、「近所の家でシロアリが発見された場合にはシロアリが寄ってこないように消毒や対策を行いましょう」とご紹介させていただきました。
しかし実際にどのように予防対策をすればよいのかわからないという方も多いと思います。
そこでここではご自身で始められるシロアリの予防対策を4つご紹介したいと思います。
お家の状況・状態をしっかりと確認してできることから予防対策を始めてみましょう!
① 基礎の換気口の周辺の風通りを良くする
基礎には床下の換気をするための換気口が取り付けられています。
その換気口の周辺に例えば室外機や物置、荷物などが置かれていないかをまずは確認しましょう。
もしも物が置かれているならどかして風通りが良くなるようにしましょう。
通気口の前に物が置いたままだと床下の風通しが悪くなり、シロアリが好む湿気の多い環境が出来てしまいます。
こちらは今すぐできる簡単な方法ですのでぜひ実践してみてください。
② 家の周りに木材を置かない
廃材や木材がお家の周りに置きっぱなしにしている場合には片付けるようにしましょう。
そのままにしておくと木材が雨に濡れて湿った状態となり、シロアリが寄ってきやすくなってしまいます。
お家の周りにシロアリ来てしまうと近くにある換気口から家の内部にまで侵入してしまうリスクがぐっと上昇します。
置きっぱなしの木材や廃材、家具などは片付けるか廃棄するなどしてお家の周りには置かないようにしましょう。
③ 土に触れる鉢植えなどを整理する
お庭などに土に触れるような鉢植えなどが多くある場合には整理をしてみましょう。
シロアリの移動手段は土の中です。
そのため鉢植えなどは土中から這い上がってきやすい場所となってしまいます。
植木鉢がお家の近くにあればシロアリがより侵入しやすくなってしまいますし、植物で作ったグリーンカーテンなどもシロアリ対策の点で着目すると実は注意が必要となるのです。
植木鉢は土と直接触れ合わないように例えばビニールシートの上に乗せてみたり、お家からは離すなどの対策を取るようにしましょう。
また他にも防腐・防蟻効果のあるパーツを使うなどして対策しましょう。
④ 定期的な見回り
定期的にお家の周りを見回りしてみるようにしましょう。
シロアリが寄ってきやすい環境になっていないか、すでに現れてはいないかを確認する目的です。
特に基礎周りやお庭の周辺を中心に見るようにしましょう。
余計な荷物があれば移動・片付けを行う必要がありますし、見回りをしていてシロアリ自体を見つけた場合にはすぐに業者への相談が必要となります。
定期的に見回りをすることは簡単な方法ですが、実は大切な対策の1つとなるのです。
業者にしてもらう対策方法 4選
ご自身でできる対策の他にも業者に依頼して行ってもらう対策が4つあります。
プロでないと出来ない対策方法となるので先ほどご紹介したご自身で行う対策よりも精度が高く、より効果が見られるでしょう。
特にシロアリが居るかどうかや原因がないかといったことは素人で判断するのは難しいことです。
ぜひご自身で行う対策に加えて業者にも対策を依頼するようにしましょう。
① 床下・雨漏り点検
業者にはまず点検をしてもらい、異常がないかを確認してもらうようにしましょう。
プロによる点検では素人が見ただけよりも詳細まで確認してくれるため、自分では気が付かなかった劣化症状が指摘されることも少なくありません。
しっかりと点検を行うとお家全体をみるのにおよそ1時間程度を目安にしておいて下さい。
② シロアリ消毒
点検を行ってたとえシロアリはいないと診断された場合でもシロアリ消毒を行っておくと安心です。
具体的にシロアリ消毒は5年に1度のペースで行います。
また、消毒はシロアリが寄り付かないように行う予防対策であるため、シロアリがいないときに実施することに意味があります。
消毒ならDIYでも可能では?という方もいらっしゃいますが、扱いに慣れていない人が薬剤をまくと御本人や他の家族、ペットなどが体調不良になってしまうことがあるので注意するようにしましょう。
そのため消毒工事は専門の業者に依頼するようにしましょう。
③ お家全体の塗装工事
シロアリ被害が気になる方はぜひ定期的な塗装工事を行うことをおすすめします。
塗装工事を行うことで防水機能を維持することができます。
経年劣化によって防水機能が低下してしまうとお家のあらゆる部分が雨を吸い込んでしまいお家全体が湿気の多い環境になってしまいます。
シロアリは湿気の高い場所が好みであるため、シロアリが寄ってきやすい環境を作り出してしまうのです。
また、消毒をしっかりと行っていたとしてもお家全体が水分を蓄えやすくなっていると結局シロアリが寄り付いてしまいます。
消毒工事だけではシロアリ対策が完璧だとは言い切れません。
しっかりと防水メンテナンスを業者に依頼するようにしましょう。
シロアリ工事の費用相場
ここではシロアリ対策それぞれの詳細と費用相場についてお話したいと思います。
ご紹介する費用相場はあくまでも一例であり、大手の会社に依頼すると中間マージン等の関係で費用が相場よりも高くなることもございますので参考程度に見ていただけると幸いです。
①「消毒工事」発生の予防
先ほどもご紹介した「消毒工事」です。
薬剤の散布と注入を行うことでシロアリが寄り付くことを防止します。
費用としては5,000~10,000円/坪 が相場となっています。
②「駆除工事」でてしまったときの対処法
シロアリが出てしまった場合には駆除と消毒の効果のある「駆除工事」を行います。
シロアリが発生した場所では駆除工事を行い、それ以外の場所では消毒を行います。
被害の状況によっては駆除だけでなく、建物の修復も必要となってしまいます。
駆除工事にかかる費用としては5,000~10,000円/坪 が相場となっています。
費用が消毒とあまり変わらない点に疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
駆除と言っても消毒と同じように薬剤を散布・注入する作業を行います。
そのため費用は大きく変わらないのです。
③「シロアリ点検」5年に1度!
5年に1度行うシロアリ床下点検は予防、早期発見対策に有効です。
およそ5年ほどで予防の薬剤が切れてしまいます。
そのため5年に1度は点検をして定期的に消毒工事を行うことがシロアリ対策ではとっても大切なのです。
シロアリ点検は多くの業者では無料で行っています。
④「調湿剤工事」消毒では不安な方に
5年に1度の消毒で安心できない方は「調湿剤工事」がおすすめです。
調質剤は床下の湿気を改善することができます。
特に住宅が密集している地域であったり、傾斜地の下方などにお住いの方だと調湿剤を使用するシロアリ予防対策は効果的です。
調湿剤は土壌側の面が防湿シート状になっているので地面からの水分上昇を予防してくれます。
その上、余分な湿気を調節してくれるので床下に湿気が溜まりにくくなっています。
20年以上の調湿効果が見込めると言われています。
費用としては10,000円~/坪が相場となっています。
⑤「クリーンバリア工法」布基礎のお家におすすめ!
直接地面から基礎が立っている「布基礎」というお家では「クリーンバリア工法」で工事をすることがシロアリ対策となります。
クリーンバリア工法とは、床下土壌表面に皮膜を形成する特殊な認定工法で効果的且つ手軽に、床下の防湿と防蟻を同時に行うことができるものです。
地面に特殊な合成樹脂を吹き付けて土から直接カバーをすることで湿気の上昇を抑えることができます。
土に直接面していると雨が続くとどうしても湿気が溜まりやすくなってしまいます。
この工事でカバーして追加で調湿剤を敷き詰めると更に効果的です。
費用としては20,000円~/坪が相場となっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はシロアリについてご紹介させていただきました。
シロアリは最悪の場合お家の倒壊にまでつながってしまう危険な生き物です。
特に築5年を経過しているお家、前回の消毒から5年以上経過しているお家では点検と消毒工事を行うことをおすすめしています。
シロアリ駆除は必要ないと考えずにしっかりと予防対策をしてシロアリから大切なお家を守るようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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