陸屋根の水勾配について
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
皆さんのお家の屋根はどのようなものでしょうか。
切妻屋根、寄棟、片流れ屋根…。
屋根の形もかなり多種多様で、屋根が少し違うだけでお家の印象はガラッと変わります。
最近では片流れのお家や陸屋根のお家がかなり増えてきました。
そして外壁も金属系の外壁を使用して白や黒といったような色でスタイリッシュに感じるようなお家が多くなってきているように個人的には思います。
今回お話したいのは、陸屋根の排水に関することです。
ぜひ最後までご覧ください。
陸屋根とは
名前を見ると想像は出来るかと思いますが、説明させていただきます。
上の画像が陸屋根(りくやね・ろくやね)が使用された住宅のイラストになります。
基本的に屋根には勾配と呼ばれる傾きがあるのですが、陸屋根はないもしくはほとんどないものになります。
水平またはほとんど勾配がないものです。
平屋根と言われていることもあります。
主に鉄筋コンクリート造の建物で使われている屋根です。
大きなビルなどを見ると、基本的に直方体かと思います。
それも陸屋根です。
メリットとして、初めにあったようにスタイリッシュに見えることと屋上等として空間を利用できるといったようなことです。
逆にデメリットとしては断熱方法によっては夏に暑く感じるということです。
木造の三角屋根の住宅で考えると小屋裏があることによって直接日射を受けることがないのに対して、陸屋根の住宅であると直接日射にさらされます。
そのため断熱を厚めに行うもしくは緑化する、太陽光発膳を搭載するという方法もあります。
しかし他の屋根と比較して雨漏りもしやすく緑化するとより雨漏りの原因となりやすくなります。
陸屋根には欠かさない水勾配
通常の勾配屋根の住宅だと、雨が降ってきても勾配があることでそのまま下に雨水が落ちていってくれるのですが、陸屋根だとそのようにうまくいきません。
そこで陸屋根に欠かさない「水勾配」というものがあります。
水勾配は雨水が排水口に向かってうまく流れていくように設けられる勾配です。
陸屋根の部分、そして勾配屋根も含んだ住宅のベランダに設けられています。
水を消し去ることを目的として僅かですが傾斜させています。
2/100や3/100程度のかなり小さな勾配です。
具体的に言うと1m横にいって2・3cm下がるといったような具合です。
役割
完全に水平な状態であるとどこにも流れることがなく水が一箇所に固まってしまいます。
一箇所に固まったままいると、その集中している一箇所の防水層が本来発揮することのできる性能を発揮できないまま早い段階で劣化させてしまいます。
そのような水が集中してとどまることを防いで建物の劣化や浸水リスクを軽減します。
住宅のベランダや、陸屋根の部分は全体として2%から3%の水勾配をつけて水の排出を促しているのですが、駐車場などといった広い面積の場所であるとどうしても水たまりができやすくなってしまうため、中央につけていたり両端に溝をつけてうまく促しています。
また溝にはグレーチングなどで蓋をして落ちることを防いでいます。
実は場所によって適切な勾配が異なる
先ほど、2%~3%ほどの勾配と言いましたが、場所によって必要で適切な勾配が異なってきますのでご紹介します。
ベランダやバルコニー
ベランダやバルコニーは2%ほどの勾配をつける必要があります。
全体とは言いましたが、排水口付近では実は異なりまして排水口になってくると1%ほどの勾配で十分となってきます。
陸屋根
対して陸屋根ですが、0.5%から1%の勾配が必要とされています。
陸屋根の住宅だと屋上で過ごすことであったり、洗濯物を干すスペースとしたりと用途を選ばず様々のことに利用すると思います。
0.5~1%が最低限なので勾配をもう少しつけたいという方はつけていただいても構わないのですが、これ以上の勾配を作ってしまうと歩行に支障が出てしまう危険性があるため注意が必要となっています。
陸屋根のメンテナンスは適切に
陸屋根の住宅は勾配屋根の住宅以上に劣化がし易いです。
雨水が通常では落ちるはずなのに、そのまま停滞してしまいます。
そして怖いのが、排水口付近の掃除がされていないことによる雨水の集中です。
ベランダでもたまに掃除をしていなかったことで葉っぱが排水口に詰まってしまって水が入らない状態であったということがあります。
水が雨樋を通ってしっかりと排水できていないとなると雨漏りを起こしてしまいます。
勾配屋根でもベランダで起こってしまうことも陸屋根でベランダがあるお家ならリスクは2倍です。
また最近では意匠性の観点から陸屋根の庇がないお家も多いため、その場合が雨がそのまま中に吹き込んでくることも多いそうです。
そのため、さらに内部に水が浸入してしまいます。
といったように勾配屋根の住宅よりも陸屋根のお家の方がメンテナンスには十分気をかけないといけないということです。
防水層の機能が低下した際には、塗装をもって防水工事を行い性能を回復させて下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は陸屋根にある水勾配についてご紹介してきました。
水勾配がないと雨水を適切に処理を行うことができずに、防水層の機能が低下してお家全体の防水性を下げてしまいます。
そうなるとお家自体がもろくなってしまうため、塗装などのメンテナンスを適切な時期に適切な分行うことによって快適に過ごすことが出来るでしょう。
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