木部塗装の重要性 -最近のニュースより‐
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
現在の住宅ではかなり半屋外空間としてデッキが多用されるようになっています。
木材というのは腐食のしやすいものです。
定期的にメンテナンスをしてあげないと、一気に腐食が進んでしまいカビなどが発生してきます。
今回はそれを皆さんに現在少し問題になっていてニュースとなっていた話を通して、木部塗装の重要性について見ていきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
木について
最近のお家ではウッドデッキのあるお家も数多くあると思います。
木は外壁素材としても多く利用されていますが、木の風合いがあることによって柔らかい、ナチュラルな雰囲気を醸し出すことができます。
しかし、木というのも年数が経つと劣化が進行してきます。
変色などは後に味となってくるといいますが、逆に劣化をしているとも言えます。
木材の機能
木材を使用することによる機能は主に2つあります。
調湿性と断熱性です。
調湿性
木材には湿度を調整することのできる調湿性を持っています。
湿度が高いと湿気を吸収し、乾燥していると木材の水分を放出します。
調湿性があることで適切に湿度を保っています。
断熱性
木材の構造として無数の細胞によってできています。
この細胞は空気によって満たされていて、空気は熱を伝えにくい性質を持っているため断熱性があると言えます。
メリット
メリットとしては変色による経年劣化を楽しむことができること、他のお家との雰囲気を変えることができることなどが挙げられます。
皮などと同様に年数が経ってくるとどんどん色が深くなってきて味わいが出てきます。
少しづつ表情を変化させていく木材の良さを感じることができます。
最近のお家ではサイディングのお家が多いです。
木目調のサイディングもありますが、やはり少し人工的に感じます。
しかし、木材をそのまま貼るような板張りはより雰囲気を出すことが出来るので他のお家ととは違う外観になります。
デメリット
対してデメリットですが、特に変色や変形が起こるということです。
施工した後ではきれいでも、年数が経つと紫外線や周辺環境の影響により木が変形や変色を起こしてきます。
味を楽しむことができるとはいえど、劣化してきている状態です。
また自然素材なのでささくれが出る可能性もあります。
また虫食いにあう可能性もあります。
メンテナンスのタイミング
外壁塗装は通常10年ほどで必要となってきますが、木材を使用している外壁やウッドデッキのような場所では3~7年ほどで塗装をする必要があります。
紫外線や風雨によってかなり劣化しやすい自然素材のものであるため、通常よりも短くなっています。
美観や耐久性をしっかり保とうと考えると塗装とまた防腐処理が必要となってきます。
木材は呼吸していることで伸縮と膨張を繰り返します。
そのため塗装を施したとしても塗膜はかなり剥がれやすい性質があるため、メンテナンスが不可欠です。
また先程紹介したように木材は調湿機能があるために塗装を行う際には通気性能を持っている塗料を塗装することがおすすめです。
よく使用されるのがウレタン系の塗料でこの場合には6~7年ほどのスパンで塗装を行う必要があります。
事例紹介 ‐栃木県那須郡広重美術館の例‐
画像出典:とちぎ文化情報ナビ
今回はこの木材が劣化したことで問題となったある施設の記事を取り上げてみます。
取り上げるのは、栃木県にある那珂川町馬頭広重美術館についてです。
もしかすると皆さんもニュースで見たかもしれませんが、ご紹介させていただきます。
ここでは主に江戸時代の浮世絵師であった歌川広重の絵を初め多くの作品が飾られています。
この建物は新国立競技場を手掛けた有名建築家隈研吾さんによる設計です。
2000年に開館して今年で24年を迎えます。
画像出典:FNNプライムオンライン
この建物で問題視されたのが、庇部分の木材に青カビが発生したことによってボロボロとなって改修に3億円もかかるということです。
屋根を覆うように地元産の八溝杉を使用していたのですが、これが腐食が進行しカビが生え折れて崩れている状態のものもあります。
開館した当時は地元住民はもちろん、観光客もかなりこの場所に来ていたそうですが、ボロボロとなった現在地元の人でさえ、寄り付かないようになってしまっているようです。
来年で開館25周年を迎えるタイミングで改修を行おうと計画をしていたそうでその際に3億円もかかると発覚しました。
この事例で問題なのは、風雨に直接さらされてる場所に木材を使用していること。
実際先ほど紹介していたように木材を使用する際には定期的にメンテナンスをすることが必要です。
隈さん自身は当時の保護塗料の性能が現在よりも低かったことが原因としており、美術館側は美術品管理のための温度調整にコストがかかっていたことで手入れに十分費用をいれることができてなかったとしています。
3億円もかかるということに住民は自治体にメンテナンスを促すことも建築家の仕事ではないのかと怒りの声を挙げているようですが、私の意見としては全て建築家のせいにするのはどうなのだろうかと正直思います。
確かに、建築家も意匠的なことで杉を使用して保護を十分でないまま建設したことは問題だとは思います。
ですが、住民のインタビューを見ていると2020年からぼろぼろな状態であったらしく住民自身も劣化していたことには気づいています。
メディアの取り上げ方も一方的でよくないと思いましたが、せっかくその美術館のお陰で観光もかなり発達したのであれば住民でもなにか動くことができたのではないかなと思ってしまいました。
そして現在はその改修に向けてふるさと納税やクラウドファンディングで資金を集めているようです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は最近ニュースにもなっていたことを取り上げて、木材塗装の重要性についてご紹介しました。
木材はかなり劣化のしやすい自然素材となっています。
長い間メンテナンスをしない状態になると、腐食してどんどんボロボロな状態へと化してしまいます。
そのようなことがないようにするにはやはり定期的にメンテナンスが必要となってくること、そして補修を見つけたら補修をすぐに行うことが大切です。
お家に木部がある方、本当に劣化には十分気をつけるようにしてください。
カビなどは進行して広がっていくものなので、気づいたらすぐに業者の方に連絡をするようにお願いいたします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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