屋根工事の種類についてご紹介！！
堺市の皆様、こんにちは！
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです！
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
塗装工事となるとやはり外壁に目がいってしまいがちですが、屋根の工事も建物にとって非常に大切です。
屋根工事にはいくつか種類があります。
それぞれで治せる症状や工程、期間や費用など異なりますのでどの工事が適切なのか確認しておきましょう。
また、屋根工事の種類だけでなく屋根に関する様々な基礎知識についてもご紹介いたしますのでぜひ最後までご覧ください。
Contents
屋根工事の種類と費用相場
では早速屋根工事の種類について詳しくご紹介していきたいと思います。
今回は主に３種類の屋根工事についてお話させていただきます。
一緒に確認していきましょう。
① 葺き替え工事
屋根の葺き替え工事は古くなった屋根材を新しいものに取り替えるための工事です。
葺き替え工事が必要となる理由としては、主に「屋根材の劣化」「雨漏り」「災害等による損傷」などが挙げられます。
これらが原因となり屋根材の劣化が激しい場合に葺き替え工事が必要となります。
工事の期間としては約１週間前後、必要とされています。
また、費用相場については屋根材の種類や建物の大きさ、工事内容によって変動はありますがおおよそ１㎡あたり１～３万円と言われています。
【工程】
ここでは葺き替え工事の工程について簡単にですが、ご紹介させていただきます。
① 現場調査
まずは現場調査を行い、専門業者が屋根の状態を確認しどのような工事が必要なのかを計画し、お客様にお伝えします。
② 古い屋根の撤去
棟板金→屋根材→防水シート→野地板の順に撤去していきます。
既存の古い屋根を撤去したときに下地の状態をしっかりと確認します。
③ 下地の補修
屋根の下地が傷んでいた場合にはこの段階で補修を行います。
剥がした野地板が合った部分に新しいものをつけ、防水シートも新たなものを取り付けます。
④ 新しい屋根材の設置
金属屋根や変わら、スレートなどお客様に選択いただいた屋根材を取り付けます。
屋根材を取り付けたあとには棟板金も設置します。
⑤ 仕上げと最終検査
工事が完了したら、仕上がりと防水機能がしっかりと働いているのかを確認し、清掃を行い屋根の葺き替え工事が完了いたします。
【メリットとデメリット】
葺き替え工事を行う上で知っていただきたいメリットとデメリットをご紹介いたします。
～メリット～
・建物の寿命を延ばすことができる
・雨漏りや断熱性の改善
・お家の外観が美しくなる
基本的なメリットは以上の３点です。
葺き替え工事を行うことでお家の致命傷とも言われる雨漏りを改善することができたり、それによって建物自体の寿命を延ばすことも可能となります。
大切なお家にきれいな状態で長く住み続けるためにぴったりの工事方法となります。
～デメリット～
・工事中は騒音や振動が発生
・費用が高額
デメリットでは２点挙げさせていただきました。
屋根の葺き替え工事はどうしても大掛かりな工事となりますので騒音や振動が発生してしまいます。
約１週間の工事期間中は注意する必要があります。
また、葺き替え工事は他の工事と比較しても既存の屋根を取り外して新たな屋根を設置するので費用が高くなる傾向があります。
そのため複数業者から見積りをとっていただき、どれが適正価格なのか、どの業者が信頼できるのかを見極めていただけたらと思います。
② カバー工法（重ね葺き工事）
カバー工法は既存の屋根材を撤去することなく、その上に新たな屋根材を重ねて設置する方法です。
既存の屋根材の撤去を行わないので葺き替え工事よりも費用は安くなる傾向にあります。
特に既存の屋根材がスレート屋根やアスファルトシングルの場合は既存の屋根材が軽量のなのでカバー工法に適しています。
その他にも下地の劣化が少ない場合や雨漏りや入部の劣化に対処したい場合などにこのカバー工法は行われます。
工事期間としては、葺き替え工事と同じくらいで約２～４日程度みていただけたらと思います。
また、費用に関してはこちらも屋根材の種類や大きさによって異なりますが、おおよそ１㎡あたり７０００～１２０００円程度と言われています。
葺き替え工事よりもお安く工事ができることをおわかりいただけるかと思います。
【工程】
ここではカバー工法の工事工程についてご紹介したいと思います。
① 現場調査
既存の屋根材や下地の状態を確認し、カバー工法が適用となるのかどうかを判断します。
② 洗浄
既存の屋根を洗浄します。
また、洗浄後には屋根材を取り付けるための屋根下地合板を取り付けます。
③ 防水シートの設置
既存の屋根材の上に防水シートを設置します。
そうすることで新しい屋根材と既存の屋根材との間の防水性能を確保します。
④ 新しい屋根材の設置
ガルバリウム鋼板や軽量金属屋根材などの新たな屋根材を重ねて設置します。
⑤ 仕上げと最終検査
屋根の最終確認を行います。
防水性や美観性をしっかりとチェックして工事完了となります。
【メリットとデメリット】
カバー工法を行う上で知っていただきたいメリットとデメリットをご紹介いたします。
～メリット～
・廃材が少ない
・工期が短い
・防水機能や遮音、断熱性の向上
・コスト削減
カバー工法のメリットとして以上の４点を挙げさせていただきました。
既存の屋根を撤去しないことで、廃材を処理するための費用を削減することができます。
そのため、葺き替え工事と比較するとコストが削減できる場合があります。
また、撤去作業が不要なことで作業工程が減るため、工期が短縮できる傾向にあります。
防水機能や遮音、断熱性に関しては既存の屋根と新たな屋根の２重構造となるので、機能向上へと繋がります。
～デメリット～
・屋根重量の増加
・屋根の形によっては不適用の場合も
・劣化が進行した下地には対応不可
建物の耐久性に問題がある場合には、屋根の重量に耐えられなくなることから適用できないことがあります。
また、複雑な屋根の形をしている場合や下地の劣化が進行してしまっている場合にも適用できないことがあります。
③ 屋根の塗装工事
屋根の塗装工事が必要な状況としては、屋根材の防水機能がなくなってしまったり、塗料の剥がれによって雨風や紫外線の影響を直接建物が受けてしまう場合には塗装工事が必要となります。
工事期間としては約２週間ほどかかるとされています。
天候などによって前後はあります。また、洗浄を行ったあとや塗料を塗布したあとに乾燥時間をしっかりと設ける必要があるので、先程ご紹介した葺き替え工事とカバー工法よりは工期が長くなってしまいます。
また、費用相場については１㎡あたり３０００～６０００円とされています。
費用面ではこの塗装工事が最もお手頃です。
【工程】
① 現場調査
まず最初に現場調査を行い、お家にどのような劣化症状があるのかを確認します。
ココペイントでは、ドローンを用いて屋根の現場調査を行わせていただいております。
② 足場の組み立てと高圧洗浄
足場を組み立てて、職人が屋根作業をできるようにします。
そして、高圧洗浄機を使用して屋根に付着している古い塗膜や汚れなどを綺麗に洗い流します。
③ 下地処理
下地の傷んでしまっている部分をこのタイミングでしっかりと補修します。
ここで下地をきれいにしておくことが最終的な仕上がりにも影響を及ぼすので丁寧に作業を行う必要があります。
④ 養生
塗料がついては困る部分に養生という作業を行い、塗料が付着しないようにします。
⑤ 塗装
屋根に塗料を塗布していきます。
屋根塗装の基本は「下塗り」「中塗り」「上塗り」の３回塗りです。
下塗りと中塗り、中塗りと上塗りの間はしっかりと塗料を乾燥させる必要があるので乾燥時間を設けます。
この乾燥時間をおざなりにしてしまうとすぐに塗膜が剥がれてしまう原因にもなるのでしっかりと乾燥させることが非常に重要です。
⑤ 仕上げと最終検査
屋根の最終確認を行います。
塗り残しや見落としがないかをしっかりとチェックして工事完了となります。
【メリットとデメリット】
屋根の塗装工事を行う上で知っていただきたいメリットとデメリットをご紹介いたします。
～メリット～
・建物の寿命の延長
・雨漏りを防ぎ、断熱や遮熱効果を向上
・美観を保つことができる
屋根の塗装工事についてのメリットを３点挙げさせていただきました。
屋根の塗装工事を行うことで塗料の防水効果によって屋根材を保護することができ、雨漏りなどの劣化症状を予防することができます。
また、遮熱塗料を使用することで断熱機能や遮熱効果を高めることができます。
塗装工事を行うことで、色褪せや汚れによって汚くなってしまった部分がなくなり、建物全体の美観を向上させることができます。
～デメリット～
・劣化が激しい場合は対応できない
・定期的な塗替えが必要
・塗装工事が適さない屋根材も
屋根材や下地の部分がひどく劣化している場合には塗装工事で対処することは難しく、葺き替えやカバー工法が必要となります。
塗装工事でのメンテナンスは、塗料の耐用年数がものにもよりますが１０～１５年程度となりますので定期的な塗り替え工事が必要となってしまいます。
また、瓦屋根など一部の屋根材では塗装工事に適さない場合もありますので注意が必要です。
ココペイントの実際の施工事例
ここではココペイントの実際の施工事例をご紹介したいと思います。
カバー工法①
施工前
施工後
詳しい工事内容の詳細はこちらから
施工前後を比較すると屋根の様子が見違えるように変化していることがおわかりいただけるかと思います。
カバー工法②
施工前
施工後
詳しい工事内容の詳細はこちらから
屋根塗装工事
施工前
施工後
詳しい工事内容の詳細はこちらから
塗装工事を行うことで、機能面の向上以外にもお家の印象が大きく変化したことがおわかりいただけるかと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、屋根工事の種類について詳しくご紹介させていただきました。
葺き替え工事、カバー工法、塗装工事とそれぞれ大きくメンテナンス方法は異なります。
皆様それぞれのお家にどのメンテナンス方法が適切なのかを見極めることが大切です。
屋根のメンテナンスを検討中の方や新築や前回の塗装から１０年以上経過している方は１度業者に相談してみると良いでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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