築10年超の戸建て必見!屋根裏点検のメリットと注意点
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
築10年以上が経過した戸建て住宅では、外壁や屋根の塗装だけでなく「屋根裏の点検」も重要なメンテナンス項目として注目されています。特に近年では、雨漏り・断熱性能の低下・カビの発生など、住まいの内部トラブルが後になって発覚するケースが増えており、外装塗装前の屋根裏点検が住まいの長寿命化に欠かせない工程となっています。
特に以下に3つの例を挙げさせていただきます。
外壁・屋根塗装の計画に影響を与える
屋根裏の劣化状態によっては、塗装ではなく「葺き替え」や「下地補修」が必要になることも。見えない劣化の早期発見が可能
屋根裏は普段目にしないため、劣化に気づきにくく、発見が遅れると大きな工事費が発生するケースも。住宅全体の「健康診断」として有効
屋根裏には雨漏り・湿気・換気・小動物侵入など、多岐にわたるリスクが潜んでいます。
今後の外装メンテナンスを適切に進めていくためにも、塗装のタイミングで屋根裏の状態を把握しておくことが極めて重要です。
そこで今回は「屋根点検」に着目してお話していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
第1章:屋根裏点検とは?その目的と基本的な内容
「屋根裏点検」と聞いても、ピンとこない方も多いかもしれません。しかし、築10年以上の戸建て住宅においては、この屋根裏の診断が建物の健康状態を把握するうえで欠かせない大切な工程です。
◆屋根裏点検とは?
そもそも屋根裏点検とは、天井裏に入り込み、屋根構造や断熱材、換気の状態などを調べる建築的な診断行為です。外壁や屋根と異なり、屋根裏は日常生活では目に見えない箇所ですが、その分見逃されやすく、劣化やトラブルが静かに進行しているケースが少なくありません。
建物の内部に潜む「予兆」を見つけ出すことが、将来的な高額修繕の予防につながります。
◆点検でチェックされる主な箇所と目的
以下のような屋根裏の部位を、専門の診断士や職人が慎重に調査していきます。
野地板(のじいた)
屋根の下地にあたる板材。水分を吸ってたわんでいないか、腐食していないかを確認します。垂木(たるき)・梁(はり)
屋根の構造を支える木材。シロアリの被害や結露による腐食、割れなどがないかをチェックします。断熱材
壁や天井に敷き詰められた断熱材がカビや湿気で劣化していないか。これが劣化していると、夏の暑さ・冬の寒さが室内に直撃します。換気口・通気経路
屋根裏は高温多湿になりやすいため、換気が適切に行われているかが重要です。軒裏換気口や棟換気の機能を確認します。雨染みやカビ
雨漏りの兆候は最初に屋根裏に現れることが多く、茶色いシミや黒カビなどが見られることがあります。
◆屋根裏点検で発見される主な異常
屋根裏点検によって、以下のような重大なトラブルの初期兆候を把握することができます。
雨漏りや水染み
断熱材の結露やカビ
構造材の腐朽や白アリの痕跡
小動物の糞・巣
換気不良によるカビの異常発生
これらは、放置することで建物全体の耐久性に関わる問題へと発展します。「見えないところこそ、最も危険」というのが、屋根裏の怖さです。
◆使用される主な点検ツール
プロによる屋根裏点検では、専門的な機器が使用されることもあります。
赤外線サーモグラフィー:温度の違いを可視化し、雨漏りや結露の可能性を特定します。
ファイバースコープ:細長いカメラを使って狭い隙間や構造の奥まで確認可能。
含水率計:木材の含水率を測定し、腐食リスクを数値で評価。
レーザー距離計:構造材の歪みやたわみを測定し、目視では分からない異常を発見。
これらを使いこなすことで、高精度でリスクを見える化し、対策につなげることができるのです。
第2章:屋根裏点検のメリット6選
屋根裏点検を実施することで、外壁・屋根塗装にとどまらず、家全体の維持管理と快適性において大きなメリットが得られます。ここでは、実際に多くの住宅で確認されている具体的な利点を6つに分けて解説します。
1. 雨漏りの早期発見と修繕
屋根裏点検で最も多いのが雨漏りの初期兆候の発見です。屋根材のひび割れや施工不良などにより、目には見えない小さな雨漏りが屋根裏に発生しているケースは非常に多く、これを見逃すと木部の腐朽やカビの温床になります。
天井にシミが出る前に対応可能
塗装では解決できない構造部分の問題に早く気づける
2. 小動物の侵入や害虫被害の発見
ハクビシンやコウモリなどが屋根裏に侵入し、断熱材を引きちぎったり、糞尿で悪臭を放ったりする被害が近年増えています。これらの被害は気づかず放置すると、天井材や電気配線にまで影響を与えかねません。
害獣は健康被害を引き起こす可能性も
点検によって早期の侵入口封鎖が可能に
3. 断熱材の劣化や性能低下の確認
築年数が経つと、断熱材のカビ・沈下・変質によって本来の断熱性能を失っているケースがあります。こうした劣化は、住まいの快適性だけでなく、エネルギー効率にも大きく影響します。
エアコンの効きが悪くなったと感じたら要注意
点検を機に断熱リフォームの検討も
4. 結露やカビによる構造材の腐食リスクの把握
屋根裏は、夏は高温、冬は低温となり、外気との温度差が激しくなります。この温度差が原因で内部結露が発生し、木材の腐朽やカビの繁殖が進行することがあります。気づかずに放置すると、構造全体の耐久性に悪影響を与えることに。
内部結露が天井材を劣化させる原因に
防カビ対策や換気強化の必要性を判断できる
5. 換気機能の正常性チェックで空気環境改善
近年の住宅は高気密化が進み、換気設備が正常に機能しているかどうかが建物の健康に直結します。屋根裏に熱気や湿気がこもっている場合、室内の空気環境にも悪影響を及ぼします。
換気不良は屋根材の耐久性を下げる要因に
換気口の詰まりや破損などもチェックポイント
6. 外装塗装前の総合的な判断材料に
屋根裏の状態を事前に確認しておくことで、「塗装だけでよいのか」「下地補修が必要か」などを正しく判断できるようになります。これは外装塗装の成功を左右する重要な要素です。
塗装業者の提案内容が妥当かどうかの判断基準に
下地補修が必要な場合でも予算立てしやすい
第3章:屋根裏点検のデメリットと注意点
屋根裏点検には多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットやリスクも存在します。ここでは、実際に点検を行う際に気をつけておくべきポイントや、点検を依頼する前に知っておくと安心な事項を解説します。
1. 点検には費用がかかる
一般的に屋根裏点検は無料で行ってもらえることもありますが、有料で行う専門調査も存在します。特にファイバースコープや赤外線カメラを用いた精密な診断では、1〜3万円程度の費用が発生することもあります。
無料点検は簡易調査にとどまることが多い
必要に応じて詳細診断を依頼することで精度向上
▶ 対策ポイント
複数業者から見積もりを取り、点検内容の詳細を事前に確認しましょう。
2. 不適切な業者によるトラブルも
残念ながら、点検を口実に高額リフォームを迫る悪質な業者も存在します。「屋根裏にひどい雨漏りが見つかりました!」などと不安を煽って契約を急がせるケースには注意が必要です。
「無料点検→即日契約」の流れは要警戒
不安を煽るセールストークは冷静に判断
▶ 対策ポイント
信頼できる地元業者や、第三者機関の紹介サービスを活用することがおすすめです。
3. 屋根裏へのアクセスが難しい住宅もある
築年数や設計によっては、屋根裏に点検口がない、または天井高が低くて侵入できない住宅もあります。その場合、点検そのものが難しいこともあります。
点検口の位置や大きさに制限がある
隙間からのカメラ挿入での部分確認にとどまる場合も
▶ 対策ポイント
点検前に建築図面を確認し、可能な範囲での調査方針を業者と相談しましょう。
4. 埃や断熱材によるアレルギーに注意
屋根裏には埃や断熱材の繊維が堆積していることが多く、アレルギー体質の方には影響が出る場合があります。点検の際に屋根裏へ同行する場合は、マスク・長袖・手袋などの装備が必須です。
ホコリやグラスウールの繊維は刺激性あり
自己点検は安全対策を徹底して行うこと
▶ 対策ポイント
可能であれば専門業者に一任するのが安心です。
第4章:屋根裏点検を行うベストなタイミングとは?
屋根裏の点検は、日常的に行うものではありません。そのため「いつ点検すべきか?」というタイミングの見極めは、非常に重要です。点検のタイミングを誤ると、劣化や損傷を見逃し、大掛かりな補修工事や高額な修繕費用につながることもあります。以下では、屋根裏点検を実施すべき代表的なタイミングと、それぞれの理由を詳しく解説します。
1. 築10年〜15年が最初の点検の目安
住宅が築10年を超えたあたりから、建材や構造材の経年劣化が顕著になってきます。特に屋根裏は、普段目にしない部分だからこそ、劣化や異常に気付きにくく、気がついたときには重大な問題に発展していることも少なくありません。
たとえば、次のような現象がこの時期に起こりやすくなります。
屋根材のずれやヒビ割れによる雨水の浸入
木材の乾燥割れやカビの発生
小動物(ハクビシン・アライグマなど)の侵入と巣作り
結露による断熱材の性能低下や腐食
このような問題を早期に把握するためにも、築10年を一つの節目として、屋根裏点検を行うことが非常に有効です。特に、雨漏りや結露による木材の腐食は、建物の寿命そのものに影響を与えるため、放置は禁物です。
また、点検の結果次第で、将来的な屋根葺き替えや断熱改修などの計画を立てるきっかけにもなります。いわば「住まいの健康診断」のような位置づけで、点検を取り入れていきましょう。
2. 外壁塗装・屋根塗装の前後で実施するのが効果的
外壁や屋根の塗装リフォームを検討しているタイミングも、屋根裏点検の絶好の機会です。なぜなら、塗装工事は「表面の保護」が主な目的ですが、その下にある構造体の状態が悪ければ、せっかくの塗装も長持ちしない可能性があるからです。
例えば、屋根の下地合板が腐食していたり、野地板(屋根材の下にある板)が湿気で波打っていたりする場合、どんなに良い塗料を使っても、その効果は十分に発揮されません。
屋根裏点検を塗装工事の前に行うことで、以下のようなメリットが得られます。
下地材の補修が必要かどうかを事前に確認できる
構造劣化があれば、塗装ではなく屋根の葺き替えを選択できる
工事後に雨漏りが発生するリスクを最小限に抑えられる
また、外壁塗装後に「なんだか室内が暑くなった」「換気が悪くなった」と感じた場合も、屋根裏点検で原因を突き止めることができます。遮熱塗料の効果が屋根裏の断熱構造と相性が悪かった、というケースも実際に報告されています。
3. 台風・豪雨・大雪などの自然災害後
日本は地震・台風・豪雨・積雪などの自然災害が多発する地域です。特に近年ではゲリラ豪雨や大型台風による被害が増加しており、これらの自然災害は、屋根やその下にある屋根裏空間に深刻なダメージを与える可能性があります。
たとえば、以下のような被害が報告されています。
台風による瓦の飛散 → 雨水が屋根裏に侵入
豪雨による軒先からの逆流 → 小屋裏への雨染み
大雪による屋根への過重負荷 → 梁のたわみやひび割れ
こうした災害後は、外観に異常がなくても、屋根裏を点検することで被害の早期発見と対処が可能になります。特に火災保険を利用した修繕を考えている場合は、写真付きの点検報告が保険申請の根拠資料となるため、プロの業者による記録付き点検が推奨されます。
4. 室内環境に違和感を感じたとき
「最近、2階の部屋がやけに暑く感じる」「天井に黒いシミが出てきた」など、住まいの環境に変化が見られるときも、屋根裏点検を行うタイミングです。
これらの症状の背後には、以下のような問題が隠れていることがあります。
屋根断熱材のズレや劣化による断熱性能の低下
湿気のこもりによるカビ・結露の発生
換気口の詰まりや破損による通気不足
雨漏りによる木材の変色や腐食
こうした問題は放置すると、快適性の低下だけでなく、シロアリの発生や構造強度の低下にもつながります。「なんとなく変だな」と思ったら、まずは点検を。それが被害を最小限に食い止める第一歩となります。
5. 中古住宅購入前・リフォーム計画時
中古住宅を購入する際や、間取り変更・屋根リフォームなどを検討する際にも、屋根裏点検は欠かせません。
なぜなら、中古住宅の外観がきれいでも、屋根裏に雨染みや害獣の痕跡があることは少なくないからです。特に個人間売買や築20年以上の物件では、第三者の目による点検が非常に重要です。
屋根裏点検によって、以下のようなリスクを事前に察知できます。
以前の雨漏りの痕跡が残っていないか
シロアリの被害が進行していないか
リフォームのための梁や垂木の強度が十分か
購入後に大規模修繕が必要になれば、大きなコスト負担となります。購入前・リフォーム計画前の「見えない部分の確認」は、長期的な資産保全にもつながります。
第5章:屋根裏点検と外壁・屋根塗装の関係性
外壁塗装や屋根塗装を計画する際に、意外と見落とされがちなのが「屋根裏」の存在です。しかし実は、屋根裏の状態を知ることは、塗装リフォームの品質や持続性に直結する重要な要素なのです。
この章では、屋根裏点検が外壁・屋根塗装にどのように関係しているのか、具体的な事例を交えて解説します。
1. 屋根塗装の「下地」の健康状態がわかる
塗装工事の成否は、見た目の仕上がりだけでなく、塗る対象=下地のコンディションに大きく左右されます。つまり、屋根材の下にある野地板や垂木などの状態が悪ければ、どんなに良い塗料を使っても、その効果は長持ちしません。
屋根裏点検によってわかる主な下地の異常は以下のとおりです。
野地板の腐食やカビの発生
湿気による波打ちや反り
釘の浮き・構造材のひび割れ
結露による断熱材の劣化
これらの問題を把握したうえで、必要に応じて補修や張り替えを行えば、塗装工事の品質も大きく向上します。逆に下地を無視して表面だけ塗装してしまうと、数年以内に剥がれやひび割れが再発し、再施工が必要になるケースもあるので注意が必要です。
▶ ポイント
塗装前に屋根裏点検を行えば、「塗っても大丈夫な状態か?」を判断できます。これは、費用対効果を高めるうえでも非常に重要です。
2. 雨漏りのリスクを塗装前に発見できる
屋根裏点検を行うことで、既に進行している雨漏りや、雨漏り予備軍の発見が可能になります。これが特に重要なのは、塗装工事の際に見逃された雨漏りが原因で、工事後すぐに不具合が発生する例があるためです。
よくある雨漏りの兆候には以下のようなものがあります。
屋根裏の梁に黒いシミが広がっている
断熱材が局所的に濡れている
天井板の一部が変色・膨張している
木材の腐食臭やカビの臭いがする
こうしたサインが見つかれば、塗装工事よりも先に防水補修や屋根の葺き替えが必要となることもあります。塗装は「雨水の浸入を止める手段」ではないため、根本原因を放置したままでは、問題を解決できません。
▶ ポイント
「とりあえず塗って様子を見る」ではなく、「内部構造までチェックしてから塗装する」ことで、住まいを長く守ることができます。
3. 遮熱塗料や断熱リフォームの効果を最大化
近年では、屋根塗装の際に遮熱・断熱性能の高い塗料を使用するケースが増えています。しかし、こうした機能性塗料の効果を最大限に発揮させるには、屋根裏の断熱構造や通気状態が適切であることが大前提です。
たとえば、以下のような状態では塗料の性能が活かされません。
断熱材が劣化・ズレ落ちている
換気口が詰まっている/小動物が侵入している
湿気がこもっていて熱が逃げない構造になっている
屋根裏点検でこれらの不具合を把握し、事前に補修や断熱改修を行うことで、遮熱塗料の効果を何倍にも高めることが可能です。逆に、屋根表面だけ高性能にしても、屋根裏で熱がこもれば意味がありません。
▶ ポイント
屋根塗装と屋根裏環境は「表と裏の一体構造」。バランスよく整えることで、住まい全体の快適性が大きく向上します。
4. 外壁塗装時にも配慮すべき屋根裏の換気
屋根裏は屋根に面しているだけでなく、外壁とつながる通気層・換気構造と密接に関係しています。特に、軒天(のきてん)や破風板(はふいた)などの周辺部は、屋根裏の換気口を兼ねていることも多く、塗装によってそれらを塞いでしまうリスクもあるのです。
よくある失敗例
軒天を塗りつぶした結果、通気口が機能しなくなった
破風板の穴や隙間をコーキングで完全封鎖してしまった
換気口の内側がゴミやホコリで詰まっていたが塗装時に清掃せず放置
こうした施工ミスは、塗装後の屋根裏の通気障害を引き起こし、結果的に結露やカビの原因になります。事前に屋根裏点検を行っておけば、こうした懸念点を事前に把握し、塗装時に適切な処置を行うことが可能になります。
▶ ポイント
塗装前に「換気口の機能は生きているか」「詰まりはないか」などを屋根裏から確認することが、正しいリフォームへの第一歩です。
5. 塗装の保証・メンテナンス計画にも好影響
最近では、塗装工事に対して10年保証やアフターサービスを提供している業者も増えています。しかし、屋根裏の状態を無視したまま施工した場合、保証の対象外となるトラブルが発生することもあるのです。
たとえば、
「下地に腐食があったことが原因の塗膜剥がれ」は保証対象外
「結露による塗装面の膨れ」も施工不良とは見なされないことが多い
このように、保証やメンテナンスの有効性を保つためにも、塗装前の屋根裏点検が極めて重要なのです。点検記録を残しておけば、後々のトラブル時にも「適切な下地確認を行った」という証明にもなります。
▶ ポイント
長く安心して住まうために、保証と点検の両立は欠かせません。
第6章:屋根裏点検を依頼する際のポイント
屋根裏の点検は、外から見ただけでは判断できない住まいの「隠れたリスク」を洗い出すための重要な作業です。しかし、いざ依頼しようと思っても「どこに頼めばいいの?」「悪徳業者に騙されない?」といった不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
この章では、信頼できる業者の選び方や点検時のチェックポイント、注意すべき事例について詳しく解説していきます。
1. 屋根裏点検ができる業者とは?
まず、「屋根裏点検をお願いできる業者」の種類を知っておくことが大切です。主に以下のような専門業者が点検を行っています。
屋根・外壁リフォーム業者
塗装や葺き替えの専門業者で、施工前に屋根裏を確認することが多いです。住宅診断(ホームインスペクション)会社
第三者的な立場で住宅全体をチェックしてくれるため、客観的な診断が期待できます。工務店・リフォーム会社
築年数や劣化状況を踏まえ、総合的なリフォーム提案の一環として点検することがあります。シロアリ駆除・害獣対策会社
小屋裏(屋根裏)の調査に慣れているため、湿気や木材の劣化にも詳しい傾向があります。
2. 点検依頼時に確認したい4つのポイント
信頼できる業者に点検を依頼するためには、事前に以下の項目をチェックすることが大切です。
事前説明が丁寧かどうか
「どこを見て、何をチェックするのか?」を明確に説明してくれる業者を選びましょう。
一方的に「問題ありますよ」と言うだけの業者は要注意です。
点検時の写真や映像を見せてくれるか
実際に撮影した写真・動画で「この部分にカビがあります」と示してくれる業者は信頼性が高いです。
報告書の有無
点検後に報告書を提出してくれる業者は、記録を残すことに前向きであり、後々のメンテナンスにも役立ちます。
点検費用が明示されているか
「無料点検」といっても、調査後に高額な費用を請求するトラブルもあります。料金体系は必ず事前に確認しましょう。
▶ ワンポイントアドバイス
「写真+説明+見積もりがセット」になっている点検サービスは、ほかと比較しても安心して相談できる傾向があります。
3. 悪質業者の手口に注意!
屋根裏点検を口実にして、不安を煽って高額な工事契約を迫る悪質業者も存在します。以下のような言動が見られたら、即座に他社と比較するか、断る勇気を持ちましょう。
「このままだと家が崩れますよ」など、極端な表現で不安を煽る
点検時間が極端に短く、詳細説明がない
点検の途中で勝手に工事を始めようとする
写真や動画を見せずに「ここが腐ってます」と言葉だけで済ませる
また、見積もりが不明確で「一式〇〇円」としか記載がない場合も要注意。信頼できる業者は、必ず内訳を明記します。
▶ ポイント
「屋根裏を見ただけで○○万円かかると言われた」という事例は要注意!
その場で契約をしてしまうのではなく、「家族に相談してから決めたいので急には決められない」などと伝えて、落ち着いて検討することが非常に重要です。
4. 点検結果に応じた対応策を考える
点検の結果、問題が見つかった場合は、すぐに工事に踏み切るのではなく、複数の業者に相談・比較することが大切です。
必要な補修内容は本当に妥当か?
塗装や改修を同時に行うべきか?
保険や補助金が使えるケースではないか?
こうした観点から判断すれば、無駄な費用や工期を抑えつつ、住まいをベストな状態に保つことが可能です。
第7章:屋根裏点検と外壁塗装に関するQ&A
屋根裏の点検や外壁・屋根塗装を検討する際には、誰もが「これってどうなんだろう?」と感じる疑問があるものです。
この章では、よくある質問への回答をさせていただきます。皆様も気になるポイントがあるかもしれません。ぜひ一度見てみてくださいね。
Q1.屋根裏に入るには天井を壊さないとだめですか?
A. いいえ、通常は点検口(天井裏にあるハッチ)から出入りできます。
多くの住宅には点検用の開口部(天井点検口)があり、天井や壁を壊すことなく屋根裏にアクセスできます。業者もここから入り、懐中電灯やカメラなどを使って点検を行います。
Q2.点検にはどれくらい時間がかかりますか?
A. 状況にもよりますが、おおよそ30分〜1時間が目安です。
劣化箇所が多かったり、構造が複雑な場合はもう少し時間がかかることもありますが、通常は1時間以内で完了することがほとんどです。事前に説明があり、報告書付きならなお安心です。
Q3.屋根裏が綺麗でも点検は必要ですか?
A. はい、見た目だけでは判断できない問題も多いため、定期的な点検が推奨されます。
特に結露やカビは、日常的に目につきにくいため、表面上はキレイでも内部が傷んでいるケースがあります。定期的な点検により、軽微な不具合も早期発見が可能です。
Q4.塗装業者に屋根裏点検もお願いできる?
A. 可能ですが、対応できるかは業者によって異なります。
塗装専門業者の中には屋根裏点検を行っていないところもあるため、「屋根裏点検も一緒に行ってくれるか」を事前に確認しておきましょう。
Q5.シロアリや害獣がいたらどうすれば?
A. 専門の駆除・防除業者との連携が必要です。
屋根裏点検でこうした被害が見つかった場合は、塗装前に駆除処置を行うのが鉄則。塗装と同時に対策することで、効果が長持ちします。
第8章:まとめ|屋根裏点検と塗装のベストな進め方
ここまで、屋根裏の点検に関するメリット・デメリットから、実際の体験談まで詳しく見てきました。屋根裏点検は見えない部分に潜むトラブルを未然に防ぎ、外壁・屋根塗装の質と持続性を高めるための重要なステップです。
外壁・屋根塗装と聞くと、どうしても「見た目をキレイにすること」に目が向きがちですが、住まいの真の価値は見えないところにこそ宿るものです。
屋根裏点検は、単なる「チェック作業」ではなく、住まいを長持ちさせ、家族の健康と快適を守るための第一歩です。
「まだ点検したことがない」「そろそろ塗装を考えている」という方は、ぜひ一度、屋根裏までしっかり確認してみてください。
そして、適切な点検・施工で、これからの10年も安心できる住まいづくりを進めましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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