外壁塗装の工期は何日かかる?全工程と延びる原因をプロが詳しく解説
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
堺市にお住まいの皆さま、外壁塗装を依頼する際に一番気になるのが「工事は何日で終わるのか?」ではないかなと思います。
施工期間は、スケジュール調整や近隣への配慮、予算管理にも直結します。
しかし、外壁塗装の工程は複雑で、天候や塗料の種類、住宅の劣化具合によっても大きく変わってきます。
この記事では、堺市の気候や住宅事情を踏まえつつ、施工期間の目安や各工程の詳細、遅延リスクの対策を専門家の視点でわかりやすく解説します。
ぜひ最後までご覧いただければと思います。
Contents
堺市での外壁塗装の施工期間は?【基礎知識】
標準的な工期は7~14日程度
堺市で一般的な30坪の2階建て住宅の場合、
外壁のみの塗装工事:7~10日間
外壁+屋根塗装の場合:10~14日間
これが標準的な目安となってきます。短くても1週間ほどは期間が必要です。
なぜこの期間が必要なのか?
それは塗料の乾燥時間を確保しつつ、足場設置や洗浄、補修などの下準備をきちんと行うためです。
1日で全部塗装しきれるのでは??と思われている方も多いと思います。
ですが、正しい施工方法で塗装を行うと1日では絶対に終わらないです。
施工期間が変動する主な要因
住宅の大きさや形状(大きければ工期は長くなる)
劣化状態の深刻度(ひび割れやカビの除去に時間がかかる)
使用する塗料の種類(高機能塗料は乾燥に時間がかかる)
天候の影響(雨や湿気による延期が多い)
それぞれ詳しく見ていきます。
住宅の大きさや形状
先ほど提示した工期は30坪の住宅です。
住宅の坪数が増えればもちろんですが、同じ30坪の住宅であったとしてもお家の形状が凸凹している場合には単純な四角の建物と比較して塗装が必要な面積が大きくなります。
劣化状態の深刻度
外壁がきれいなものと、劣化のひどいものを比較するときれいなもののほうがすぐに塗装に取りかかれます。
劣化があるとその部分を補修する工程が追加されます。
カビなどが生えているくらいになってしまうと、除去するのにかなり時間がかかります。
使用する塗料の種類
使用する塗料が水性か油性かによっても塗装に必要な日数が変化します。
水性塗料であれば3~4時間、油性塗料であれば6時間程度の乾燥時間が必要です。
またフッ素塗料は3時間、アクリル系は4時間といったように種類で乾燥時間も変わります。
天候による影響
天候による影響もかなり大きいです。
雨が多い梅雨の時期や強風など周辺環境や気候で延期等をされることが多いです。
梅雨の時期に塗装を依頼してしまうとどうしても、なかなか工事は進みにくいでしょう。
延期延期が続いてしまって、うまく工事を終えることができないことがあります。
外壁塗装の全工程を詳細解説【堺市の気候を考慮】
以下からは外壁塗装での全工程を一つずつ日数も含めて細かく解説していきます。
近隣への挨拶・工程説明(1日)
まずは近隣の方への挨拶や工程の説明です。
塗装工事は騒音や臭いが発生するため、事前に近隣住民への挨拶が必須です。
ここで工期や作業時間帯、駐車スペースの確認なども行います。
隣家との距離が狭い方は足場を立てる際に、隣家の敷地を使用する場合もあります。
挨拶回りよりも前に承諾は得ていると思いますが、再度確認するようにしてください。
足場設置(0.5~1日)
続いて足場の設置です。
安全に作業するために必須の作業となります。
堺市は住宅密集地も多いので、道幅の狭い道路なども多いです。
足場で使用する鉄筋を運ぶときから慎重に作業を進める必要があります。
高圧洗浄・窓洗浄(1日)
外壁の汚れ、コケ、古い塗膜を洗い流します。
堺市の海風による塩害や湿気でコケが多い場合は、念入りな洗浄が必要です。
高圧洗浄で十分に古い汚れや塗膜が落ちきっていないと塗装を行う際に密着不良などを起こしてしまいます。
乾燥期間(1~2日)
洗浄後、十分に外壁を乾かさないと塗料が剥がれる原因になります。
1日~2日程度を要してしっかりと乾燥していきます。
下地補修・シーリング(1~2日)
高圧洗浄の乾燥が十分にできたら次は下地補修とシーリング工事です。
この際に元の外壁で起こっていたひび割れや穴を補修し、その後に防水性能を高めるシーリングを施します。
劣化が激しいと作業が増えるため、その分工期が伸びることもあります。
シーリングは増し打ちと打ち替えがあります。
増し打ちは既存のものの上から新たに充填すること、打ち替えが元のシールを除去して新たに充填することをいいます。
打ち替え工事のほうが既存シールを除去する作業が必要となるので工程が増えるとともに費用も高くなります。
養生(0.5~1日)
下地補修などが完了したら、養生をしていきます。
窓やドア、植栽などといった塗装を施さない部分に対して、塗料が飛散しないようにビニールやマスキングテープで養生します。
下塗り(1日)
養生が終わったら、ついに塗装作業に入っていきます。
塗料の密着を良くするためのプライマー(下地)を全体に塗布します。
これを塗らずして上塗りをしてしまうと十分に密着してくれません。
塗布後はしっかり乾燥してもらうように十分置きます。
中塗り(1日)
続いて中塗りです。
塗膜の厚みをつけて外壁の保護機能を高めることが目的です。
ここで塗りムラを防ぎます。
上塗り(1日)
最後に上塗りです。
仕上げとなります。
耐久性と美観を左右する重要な作業です。
一番上の部分となるので特に手抜き工事や不適切な施工を行うと劣化が早まってしまいます。
最終チェック・足場撤去(1日)
最後に完了検査を行って、塗り残し等がなければ足場の撤去を行います。
原則として同日に行うことが多い2つの作業ですが、注意点もあります。
注意点
①検査で不備があれば再施工に
塗り残しや養生の取り忘れなどが見つかった場合にはその部分が完了してからでないと足場の解体ができないです。
特に2階部分であれば足場が必須です。
②乾燥時間が不十分な場合はNG
上塗りの乾燥が不十分である場合、養生の剥がしと足場の解体をしてしまうと塗膜に影響が出てしまう可能性がありますので乾燥しきってから行うようにしてください。
上塗りを終えてから少なくとも半日~1日程度の乾燥時間を確保してから完了検査を行うことが必要です。
③天候によっては足場撤去が危険な日もあり
強風であったり、雨が降っている際には足場の解体を行うことが危険です。
当日になってから中止されることも多いです。
天候・季節が施工期間に与える影響と堺市ならではの対策
堺市の気候特徴と外壁塗装への影響
堺市は大阪湾に面し、地域によっては高湿度で塩害が起こりやすい特徴があります。
特に梅雨時期(6月~7月)と台風シーズン(9月~10月)は雨量が多く、工期が延びるリスクが高いです。
3-2. 乾燥条件の重要性
塗料の乾燥は温度5℃以上、湿度85%未満が望ましい条件。
湿度が高い堺市では、晴れの日が続く時期に施工するのがおすすめです。
乾燥の条件というよりも塗装を行う条件としても上記の温度や湿度が必要となります。
理想は10度以上、そして湿度は60%以下です。
3-3. 雨天時の作業制限と延期の実態
雨や強風の日は塗装作業ができません。
洗浄や足場設置など塗装以外の作業は可能な場合もあります。
延期により工期は1日~数日、長ければ1週間以上伸びることもあります。
3-4. 堺市での最適な施工シーズン
春(3~5月)、秋(9~11月)は気候が安定しやすく、施工に適した時期です。
この時期を狙って計画を立てることで、工期短縮と仕上がりの品質向上が期待できます。
4. 使用する塗料と施工期間の関係
4-1. 主要塗料の種類と乾燥時間
主要塗料というよりも、その塗料が油性塗料なのか水性塗料なのかで大きく変わります。
水性塗料のほうが、油性塗料の乾燥時間と比較して2~3時間程度短縮することができます。
理由としては、水性塗料は水で薄めているからです。
具体的な数字でいうと水性塗料は3~4時間程度、油性塗料は6時間程度かかります。
油性塗料でも強化剤と言って塗料を固めるのを早めるための薬剤を混合させて塗装した場合には水性塗料と同じくらい乾燥時間(3時間程度)で乾燥させることが可能です。
4-2. 塗料選びは施工スケジュールに直結
予算と耐久性のバランスだけでなく、施工期間も踏まえて塗料を選ぶことが重要です。
短期間で済ませたい場合は、乾燥時間の短い塗料を選ぶか、天候が安定している時期(季節)に計画を集中させましょう。
5. 施工期間を伸ばさないためのポイント
5-1. 事前調査の徹底
劣化状況や下地の状態を正確に調査し、想定外の補修作業を減らす。
5-2. 天候の見通しを重視したスケジューリング
工期をのばさないために、天候が悪くなりやすい時期を避け安定したときに行う、そしてスケジュール組みもできるだけスムーズにいけるように業者の方と考えて組んでもらうようにしてください。
5-3. 信頼できる業者選び
急な天候変化に柔軟に対応できる経験豊富な施工業者を選ぶこと。
施工スケジュールを細かく説明し、予備日も明示する業者がおすすめです。
優良な業者であれば、「ある程度延期となっても」というように比較的ゆとりをもってスケジューリングしてくれるはずです。
そして順調に進んでいけば早めて行ってという形になります。
細かいことに関しては工程表が渡されるときに説明があると思うので、よく聞いておくようにお願いします。
6. 堺市の外壁塗装でよくあるQ&A
最後に疑問が多いことについて簡単にQ&Aとしてご紹介していきます。
Q1. 工期が短すぎる業者は大丈夫?
A: 3~5日で終わる工事は塗料の乾燥時間が不十分の恐れがあります。
最低7日(1週間)以上かける業者を選びましょう。
Q2. 天候不良で工期が延びた場合、追加料金は?
A: 基本的に天候による延期で追加料金を請求されることはありませんが、長期間の延長や再施工、そして追加工事に関しては例外です。
Q3. 雨天でもできる作業は?
A: 足場設置、養生、補修など塗装以外の作業は天候に左右されにくいので業者によっては行うこともあります。
塗装作業に関しては行うことはできません。
Q4. 屋根塗装も一緒に依頼するとどれくらい日数が増える?
A: おおよそ3~5日程度プラスされることが多いです。
7. まとめ:堺市で外壁塗装を成功させるために
皆さん、いかがでしたでしょうか。
今回は塗装の施工期間についてご紹介しました。
大きなポイントとしては以下の通りです。
気候特性を理解し、最適な施工時期(春秋)に計画する
各工程に必要な乾燥時間をしっかり確保し、最低7日間は見込む
天候の影響による延期リスクを考慮し、余裕あるスケジュールを組む
信頼できる業者を選び、詳細な工程表と予備日を確認する
外壁塗装は大きな投資です。
すぐに終わらせてしまうような工事では、長持ちは絶対にしません。
焦らず計画的に進めて、長く安心できる仕上がりを目指しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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