放置すると修理費30万円超?屋根の棟劣化で損をしないためのチェックポイント
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
「屋根から雨漏りが…」「台風のあとに金属の破片が庭に落ちていた」
こんなお悩みありませんか??
その原因、実は“屋根の棟(むね)”の不具合かもしれません。
住宅の屋根で重要な役割を担っているのが「棟」と「棟板金(むねばんきん)」です。
ですが、見えにくい部分のため劣化に気づきにくく、気づいたときには雨漏りや下地の腐食など、大きなトラブルにつながっていることも少なくありません。
今回の記事では、堺市で外壁塗装・屋根補修を行っている私たち専門業者が、「屋根の棟とは何か」から、「放置するとどうなるか」「どんなメンテナンスが必要か」までわかりやすく解説いたします。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
屋根の棟(むね)とは?どんな役割があるの?
まずは屋根の棟についての基本情報、そして役割などをご紹介していこうと思います。
屋根の棟の場所と役割
「棟(むね)」とは、屋根と屋根が交差している一番高い部分のことです。
いわゆる屋根の「背骨」のような部分で、雨水が両側に流れる起点となるため、建物全体にとって非常に重要な箇所です。
上の写真は実際当社で施工させていただいたお家の様子です。
オレンジに色づいている部分があると思いますが、これが棟の部分になります。
そしてこの棟部分を保護しているのが「棟板金(むねばんきん)」。
写真は板金が覆っている状態です。
金属板を使って雨水の侵入を防ぐ仕組みになっていますが、強風・紫外線・経年劣化などにより、釘が浮いたり、板金が剥がれたりすることがあります。
この写真はまた別の施工事例における施工中の写真です。
カバー工法を行うために既存の棟部分を取り除いています。
板金がないとこのようになります。
棟板金にはどんな素材が使われているの?
棟板金に使われる素材は、主に以下のようなものです:
ガルバリウム鋼板(軽量で錆びにくく、現在の主流)
トタン(古い住宅に多いが、錆びやすい)
ステンレス(高価だが耐久性が高い)
これらの板金材は、「貫板(ぬきいた)」と呼ばれる木材や樹脂材の土台に固定され、屋根の継ぎ目部分を覆うように施工されています。
棟のメンテナンスを怠るとどうなる?
ちょっとした場所だと思う方も多いと思いますが、棟部分もメンテナンスを怠るとかなり危険です。
以下に怠ることで起こるトラブルを紹介します。
トラブル① 雨漏りの原因になる
棟板金の劣化が進むと、固定している釘が緩んで隙間ができ、雨水が屋根内部へ侵入します。
そこから徐々に野地板(下地)や断熱材が傷み、天井からの雨漏りやクロスのシミとして現れるのです。
トラブル② 台風・強風で板金が飛ばされる
堺市のように台風や突風が多いエリアでは、棟板金の“飛散”が特に注意すべきトラブルです。
一度飛ばされてしまうと、下地や構造部材がむき出しになり、被害が一気に拡大します。
また、飛ばされた板金が隣家の車や人に当たれば、思わぬトラブルや損害賠償問題に発展する可能性もあります。
トラブル③ 放置すると修理費用が高額に!
初期段階で釘の浮きや板金のズレに気づけば、1〜2万円程度の簡易補修で済むこともありますが、雨漏りまで進行してしまうと、
下地交換
棟の再構築
内部クロスの貼り替え
防水施工
など、10万円〜30万円以上の修繕が必要になることも少なくありません。
このような事態にならないためにも定期的なメンテナンスが必要となってきます。
屋根の棟メンテナンスのタイミングとチェックポイント
メンテナンスのタイミングとチェックポイントを紹介します。
築10年を過ぎたら点検をおすすめ
一般的に、棟板金のメンテナンスは10〜15年に1回が目安です。
外壁塗装と同時に点検してもらうことで、足場費用も節約できます。
劣化サインを見逃さないために
こんな症状が見られたら、棟の劣化を疑ってください:
屋根の頂上付近にサビ・変色がある
棟板金の継ぎ目がズレている
強風のあとに金属の音や飛散物があった
釘が浮いている、抜けている
天井にシミがある
見た目では分かりづらい部分もあるため、プロの点検が最も確実です。
堺市の気候と棟板金の相性について
堺市は大阪湾からの湿った空気や、夏の高温多湿の影響を受けやすいため、棟板金のサビ・腐食が進行しやすい環境です。
また、強風や台風も頻繁に発生するため、釘浮きや板金の飛散に特に注意が必要です。
棟板金の補修・交換方法と費用目安
補修にはどんな工事がある?
棟板金の補修は、状態により以下のように分類されます。
状態 | 対応工事 | 費用相場 |
---|---|---|
軽度(釘浮き・サビ) | 釘の打ち直し、防錆処理 | 約1〜2万円 |
中程度(板金の歪み) | 棟板金交換(一部) | 約3〜5万円 |
重度(雨漏り・貫板腐食) | 貫板交換+棟板金全体交換 | 約8〜15万円 |
※足場が必要な場合、別途10万円前後の費用がかかります。
火災保険が使えることもある?
実は、台風・突風などによる棟板金の飛散や破損は、火災保険の対象になることもあります。
「自然災害による破損」であれば、条件に合致すれば保険金で補修できる可能性があります。
棟メンテナンスを長持ちさせるためのコツ
最後にメンテナンスを長持ちさせるためのコツを以下に挙げます。
定期点検はトラブル予防の第一歩
この記事の中でも何度か出てきていますが、定期点検はトラブルを防ぐ第一歩です。
5年ごとに点検を行い、10年で補修・交換が目安です。
外壁塗装や屋根塗装を行う際にまとめてチェックすると効率的で経済的です。
台風や地震のあとも要チェック
災害直後は棟板金の浮きや破損が起きやすいため、早めに点検を受けて被害を最小限に抑えましょう。
放置すると、他の部分の劣化も進行してしまいます。
外壁塗装・屋根塗装と一緒に行うのがオススメ
どのような工事の記事でも書いていることにはなりますが、外壁屋根塗装時に足場を組むタイミングで棟板金の点検・交換も行うことで、足場費用を一度で済ませられ、大幅にコストダウンできます。
足場費用は工事全体の費用の2割程度を占めるとされていますので、メンテナンスを行う際には、同時施工をおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は屋根の棟についての記事を書かせていただきました。
屋根の棟は普段目にすることがない分、見落とされがちですが、家全体の耐久性・防水性を左右する非常に大切な部分です。
特に堺市のように風雨が強い地域では、定期的な点検とメンテナンスが家を長持ちさせるカギになります。
もし、少しでも気になる症状があれば、お問い合わせしていただければ点検させていただきます。
「まだ大丈夫」と思っていても、目に見えない劣化は着実に進んでいることが多いものです。
小さい箇所でもメンテナンスを欠かせないようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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