サイディング外壁の歪みは放置NG!原因・影響・補修の流れをわかりやすく紹介
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
外壁のひび割れや浮き、反りなどの劣化は新築から10年ほどで発生してきます。
その中でも最近多いものとして窯業系サイディングがあります。
経年劣化による歪みが起こりやすく、放置をすると外壁材が剥がれてしまったり、雨水が侵入してしまう可能性があります。
今回の記事では窯業系サイディングの歪みに関して原因や補修方法などをご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
窯業系サイディングの基本
まずは窯業系サイディングの素材についてご紹介します。
素材・構造
窯業サイディングは、セメントに繊維質の原料を混ぜて整形・高温で焼き固めた外壁材のことをいいます。
パネル上に加工されているもので建物の外壁に貼り付けるようにして使用されます。
耐火性や耐久性・意匠性にも優れていて、価格帯も比較的リーズナブルになっているので、近年は新築住宅の外壁の8割を占めるとされています。
・安価の割にデザインやカラーが豊富
・施工性が高い
・コスパ◎
上記のような理由が人気である理由です。
原因
続いて歪み・浮き・反りなどが起こる原因についてご紹介していこうと思います。
紫外線や雨水による熱膨張と収縮
窯業系サイディングはセメントが主な原料です。
セメントは水分を吸収しやすい傾向にあり湿気を吸収したり、太陽の熱で膨張・収縮したりする特性があります。
特に日当たりのよい面などでは温度差が激しくなっているので膨張・収縮の周期が短くなるうえ、発生しやすくもあります。
これ繰り返されるとどうなるのか。
サイディングボードは14~20mm程度の厚みがあります。
外側が乾燥して、内側が湿った状態となります。
サイディングの外側が縮んで、内側が膨張したままの状態となります。
そうなると、先に乾いて縮んでいたボードの外側に引っ張られてしまい、サイディングが歪み始めます。
下地材や釘の施工不良
新築時の施工で釘の打ち込みが浅すぎたり深すぎたりすると、ボードがしっかり固定されず、数年後に浮き上がる原因になります。
正しい位置にビスや釘が打たれていない、もしくは固定方法が間違っていたりするというケースもあります。
一般的に16mm以上のサイディングは釘ではなく金具で固定されている仕様に作られています。
施工者がまれにそのサイディングに対して釘で施工するとしっかり固定されていない事となるのです。
また、サイディングと下地の間に隙間がある場合、雨水が侵入して内部から劣化を促進させることもあります。
メンテナンス時期の遅れが与える影響
窯業系サイディングは約10年ごとの再塗装やシーリング補修が推奨されています。
これを過ぎてしまうと防水性が失われ、反りや浮きといった劣化が加速します。
定期的な点検と早めのメンテナンスが重要です。
自然災害
台風や豪雨、強風などの自然災害もサイディングに悪影響を与えます。
災害によって生じる衝撃や浸水がサイディングボードを傷つけて歪みの原因となることがあります。
自然災害が起こったあとには、専門業者による点検や修繕を行って被害を最小限にして抑えていくことが重要です。
歪みが引き起こす問題
歪みを起こすと見た目以外にも悪影響を及ぼします。
雨漏り
サイディングが歪むと隙間ができやすくなります。
これによって雨水が内部に入りやすくなります。
そのため、建物内部に雨漏りが発生してしまう可能性が出てきます。
構造材の腐食を起こしたり、カビが起こってしまったりする危険性があるため建物の耐久性に大きく影響します。
断熱性の低下
サイディングが歪んでしまうと外壁全体の密閉性が失われます。
そうなると断熱性能も低下することとなります。
これによって室内の温度調整が難しくなり、冷暖房効率が下がり費用も増加することとなります。
メンテナンス費用が増加
歪みを放置すると将来的に必要となってくる修繕やメンテナンスが増えて費用もそれに伴って大きくなります。
早期に対処することによって問題が深刻化する前に修繕が可能となり、費用を抑えることが出来ます。
窯業系サイディングの歪み補修方法
歪んだサイディングは、放置しておくと再塗装だけでは対処できないレベルに悪化することがあります。
①シーリング補修
目視で確認できる明らかな隙間がない場合、シーリング工事で補修を行います。
段差が出来ているであろうサイディング同士の継ぎ目に対してシーリングをうって、水分が浸入することを防ぎます。
一番簡単なのがシーリングですが、初期段階の歪みにしか対応してくれません。
① 歪みの確認・釘やビスの打ち直し
まずは浮きや歪みの程度を調査。
軽度な歪みであれば、ビスや釘でしっかりと再固定することで補修可能です。
具体的な程度としては手で抑えたときに平らに戻ったら軽度と思っていただいて構いません。
ですが、ビスや釘での固定はあくまで応急処置程度のものです。
この際、外壁にひび割れや塗膜の剥離がないかも併せて確認します。
他の箇所も劣化を起こしている場合には適切なメンテナンスが必要となってきます。
② 部分張り替え
反りや劣化がかなり進行している場合は、該当するパネルを部分的に交換し、シーリングで防水処理を行います。
場合によっては周囲のパネルとのつなぎ目やデザインも考慮し、複数枚の張り替えが必要になることもあります。
費用は1枚あたり10万円ほどが相場です。
②’全面張り替え
建物内で歪みが多く見受けられた場合にはサイディングの全面張り替えを行うこととなります。
元々のサイディングを剥がして新しいサイディングに一新する施工です。
全面張り替えは内部の状態をしっかり見ることが出来るのが確認できることが大きなメリットと言えます。
戸建て住宅の相場は300万円程度とされています。
部分張り替えの場合の注意点
部分張り替えを行う際の注意点をご紹介します。
同じものがない
同じものの部品がなくて、修理ではなく取り替えにしてもらった経験はありませんか。
メーカーはリニューアルを繰り返すことによって違うものを開発していきます。
同じようなものでも全く同じものがない可能性があります。
歪みが起こるのは新築時から10年を超えた頃ですから、全く同じものがないケースも少なくありません。
その場合は比較的デザインの近いものを選択するようにします。
こうなるとどうしても交換したサイディングが目立ってしまうため、塗装などを行って少しでも差がないようにするべきでしょう。
厚みの違い
窯業系のサイディングは2008年にJIS規格で改訂があり、ボードの厚みが12mm以上から14mm以上にされました。
厚みが小さいほど、歪みやすい傾向にあるため交換した部分だけが厚みが違ってくることもあります。
DIYでの補修はNG?プロに依頼すべき理由
DIYでの補修はとても危険です。
プロに依頼すべき理由についてご紹介していきます。
見た目だけ直しても再発する理由
歪みや浮きをパテや接着剤で「見えなくする」だけの応急処置では、内部の構造に対する補修が不十分です。
雨漏りや構造材の腐食が進行し、結果的に補修範囲が広がってしまうこともあります。
構造材や断熱層へのダメージリスク
外壁の下には防水シート、断熱材、構造材があり、サイディングの不具合は内部構造にも影響を及ぼします。
歪みの症状を正しく判断できるのは、やはり経験あるプロの業者です。
保証や施工履歴の重要性
補修を専門業者に依頼すれば、保証や施工履歴の管理も行えます。将来的な売却やリフォーム時にも安心材料となるため、信頼できる業者への依頼が良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はサイディングの歪みに関してお話させていただきました。
主に熱膨張と収縮を繰り返すことによって歪みを起こします。
防水性もかなり低下していることを表すため、早期に対処してもらうことをおすすめします。
放置してしまうとお家の寿命にも関わってくるため、ご注意ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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