雨樋の塗装がすぐ剥がれる原因とは?意外な盲点「静電気とホコリ」
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。

塗装をしてからすぐに「雨樋の塗装が剥がれた・・・」「雨樋がとても汚れてしまっている」という経験のある方いらっしゃいませんか???
多くの場合には、塗装の寿命であったり施工ミスが疑われるのですが、実はもっと意外な原因があります。
それが“静電気とホコリ”なんです。
今回の記事では雨樋の塗装における静電気とホコリの関連性についてご紹介していければと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
雨樋の劣化進行がはやい訳
外壁や屋根と比較して先に雨樋が劣化することは少なくないです。
一般的に考えられる原因としては以下が挙げられます。
・下地処理不足
・塗料と素材の相性不良
・紫外線や風雨の影響
・熱による伸縮と塗膜の劣化
主な劣化原因としては上記ですが、これらが管理がされていたのにもかかわらず「雨樋が劣化してしまっている」ケースがあります。
この原因が何かというと「静電気とホコリ」の存在です。
実は雨樋は静電気を帯びやすい傾向にあります。
なぜ静電気を帯びやすくなっているのか

なぜ静電気を帯電しやすい傾向に雨樋がなっているのか。
これは雨樋を形成している素材にあります。
雨樋の多くは「塩化ビニル樹脂」で作られています。
素材の特徴としてとても軽量で、耐久性が高くコストパフォーマンスにも優れていることが言われています。
広く普及していますが、この塩化ビニルがまさしく帯電しやすい性質を持つのです。
外壁と屋根と比較して、雨樋は軽くて細いことから風や空気の流れによって「摩擦が起きやすい」とされています。
・乾燥した日・風が強い日
・塗装直後の滑らかな塗膜の状態
・高所で風が集中する位置
・外壁との接触や周囲の摩擦
このような場合に静電気が起こりやすく、空気中のほこりや花粉などの微細な汚れが雨樋に吸着してしまいます。
静電気とホコリが塗膜に与える悪影響について
静電気はが発生するとホコリや花粉が集まり、雨樋の塗膜表面に付着してきます。
付着したものは時間が経過すると水分を含むこととなります。
汚れとしてこびりついてしまい、塗膜にダメージを与えたりすることによって以下のようなトラブルを引き起こします。
表面のザラツキ・くもり
ホコリが付着し、滑らかであった塗膜表面がざらついた状態になります。
美観が損なわれて雨樋部分のみがくすんでしまうことがあります。
塗膜の浮きや剥がれ
静電気の除去や掃除がきちんと出来ていないまま塗装をしてしまうと、塗膜が密着しないで時間の経過とともに浮いてきて剥がれを起こすことがあります。
汚れがこびりついて洗っても落ちない
ホコリが雨水等と混じってしまって泥状となり、何回洗浄しても取れない黒ずみとなることもあります。
親水性の低い塗料の場合には、特に汚れはずっと残ってしまう原因になります。
他の劣化要因と悪い相乗効果を起こすかも
静電気とホコリだけでも十分に雨樋の劣化を引き起こすこととなりますが、他の劣化要因ともなるものと悪い相乗効果を起こしてしまい、劣化スピードが格段に早まってしまう可能性があります。
具体的な例を以下に挙げます。
紫外線
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塗膜の樹脂を分解するのが紫外線です。
帯電しやすい状態の雨樋部分が紫外線にさらされるとなると、より静電気が蓄積されやすい状況になります。
さらにホコリを吸着してしまうということとなります。
雨によって逆効果を引き起こす

雨水によって外壁が洗浄されるセルフクリーニングというものを聞いたことがある方も多いと思います。
ですが、これが逆効果を生むということもあります。
雨水によってホコリが流れていくこともありますが、その過程で塗膜の表面も削られてしまう可能性もあります。
削られてしまうとかえってダメージとなる可能性もあります。
排ガスや大気汚染の粒子
幹線道路沿いや工場近くなどでは、排気ガス中の粒子が静電気によって雨樋に密着しやすくベタつきのある汚れや変色を引き起こすことがあります。
このように他の劣化要因とも相乗効果を起こして、さらに劣化を進行させることとなります。
雨樋の塗装を長持ちさせるために
静電気とホコリの影響を完全に防ぐことは難しいとされています。
ですが、劣化を遅らせるという点で工夫することは出来ます。
塗料の選定

近年、親水性や防汚性を高めた塗料が登場しています。
親水性の高い塗料や防汚性の高い塗料を使用すると、ホコリの付着も抑えられる上防汚効果も高いです。
下地処理の徹底
塗装を行う前に雨樋をしっかりと洗浄して静電気を除去する処理をすることで塗膜の密着性を向上させます。
定期的なメンテナンス
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年に1度ほどメンテナンスとして外壁を洗浄するだけでもホコリや静電気の蓄積を抑えることが出来ます。
ホースで流す程度で大丈夫ですので、ぜひ行ってみてください。
塗装後の観察と早期の対応
塗装した後の数カ月は特に様子を見ておいてください。
汚れの定着や異変が見られた場合には早期のうちに洗浄や補修を検討するようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は雨樋の塗装について静電気によるホコリの吸着等についてお話させていただきました。
雨樋は外壁や屋根と比較して軽視されがちな部分です。
ですが、意外と繊細な部分であり劣化のスピードも大きな差が出る部分となります。
視覚的にも静電気やホコリは見えにくい場所でありますが、このような目に見えないものが塗装の寿命を大きく左右しているということをご理解いただけたかなと思います。
適切な対策を行うことによって美観性も耐久性も高まります。
外気の環境によって劣化状態も変わりますから、これを機に雨樋のことも注意して見ていただきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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