破風板の塗装って必要??|堺市の外壁塗装・屋根塗装専門店 ココペイント
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
皆さん「破風板」はどの部分なのかご存知ですか?
破風板はこの写真の屋根の白い部分です。
この破風板も塗装が必須になってきます。
そこで今回は「破風板の塗装」についてご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
破風板の役割について
破風板は屋根の内部や屋根瓦の下に雨水が入らないように防止する役割をもっています。
屋根が風に耐えられるような耐久性を向上させる役割ももっています。
これは破風板があることで吹いてきた風を分散させることで耐久性を向上させます。
さらに防火性能ももった優れものです。
防火性能については破風板があることで火事が起こっても直接屋根に燃え移ることがなく、火を遮ってくれ燃え上がってお家が全焼するのを防いでくれます。
幅の短い破風板ですが、こんなにも役割を担っているのです。
破風板にも塗装は必須
小さな破風板ではありますが、この破風板にも塗装は必須です。
理由としては、破風板も外壁や屋根同様、雨風・紫外線にかなり影響を受け続ける部分であるからです。
毎日少しずつダメージを受ける部分なので、年月が経つとかなりの負担がかかって傷んできます。
破風に関してはシーリングのように打ち替えといった、交換をするのはもったいないです。
そのため、交換はしないで塗装をすることで破風板の性能を元の状態に戻していきます。
特に破風板は屋根内部や屋根瓦の下に水が浸入しないような役割が1番なので、防水性のある塗装が必須で、加えて破風板の耐久性を向上させるために、耐久性の高い塗料で塗装をすることが必要となってきます。
塗装について
破風板の塗装は外壁の塗装と少し異なるところがあります。
破風板の塗装手順は以下のとおりです。
ケレン→下塗り→中塗り→上塗り
この4工程により塗装がされます。
外壁などと違うのは高圧洗浄の作業が無いということです。
素材によって塗料を使い分ける
破風板に使用されている素材は1つではありません。
木材系・金属系・窯業系の3つの種類があります。
それぞれの特色や塗装についてご紹介していきたいと思います。
木材系
まずご紹介するのが木材系の破風板です。
20年ほど前までは最も使用率の高かった素材です。
そのため、築20年を超えているような住宅ならまだまだある素材です。
木材系のデメリットとして挙げられるのが、耐火性の低さです。
そして防水機能にも長けていないため、塗装をしっかりしていないと木材自体が劣化を起こしてきます。
木材は反ったり、伸縮が激しいため塗膜が剥がれやすいのが特長です。
素材が木だと外壁や屋根よりも劣化が早いことがほとんどなので、外壁などとずらして塗装をする必要があります。
塗料のタイプとしては木材に浸透しやすいものを選びましょう。
木の通気性を保ってくれ、そして呼吸を妨げないようにしてくれます。
金属系
この金属系の破風板は木製の破風板にガルバリウム鋼板を被せてつくる破風板です。
ガルバリウム鋼板の他にもトタンのものも金属系に含まれます。
現在の住宅でよく使われています。
耐久性や美粧性にも優れています。
ガルバリウム鋼板はアルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板のことを言います。
腐食に強いのが特長です。
ガルバリウムの破風板にすると、メンテナンスがほとんどいらなくなります。
トタンに関しては、専用塗料での塗装が必要となります。
しかし、熱には弱い性質をもっているので火事があった場合熱で破風板の形状が変化してしまう場合があります。
また水によって錆びる可能性も高いため、錆止めを塗布してから塗装をすることをオススメします。
金属系の破風板を塗装する際には、業者の方から錆止めを先に塗ったほうがよいとおそらく提案してくれると思います。
窯業系
最近特に住宅で注目されているのが窯業系の破風板です。
サイディングで窯業系のものを使用しているお家も多いのではないでしょうか。
窯業はセラミックを製造する工業で、この破風板はセラミック製のものになります。
強度が強く、そして腐食にも強い素材です。
また耐火性にも優れています。
セラミックの主な原料はセメントですので、木材系の破風板と同じように塗装でのメンテナンスが必要です。
セメントは水を吸収しやすいため、吸水性を抑えるためにも塗装をしっかりと行う必要があります。
窯業系の破風板に関しては木材系のものよりも、耐久性は高いですが10年ほどで塗装が必要なので外壁や屋根と同時に工事をしてもらうと良いでしょう。
費用面
破風板の塗装の費用相場は800~1300円/㎡程です。
これを1つの参考として、業者選びに活用していただければと思います。
点検は5年経ったら
一般的に破風板自体の耐用年数が20~30年ぐらいと言われています。
外壁などでメンテナンスをしっかりすれば50年ほどもつと言われているものもあります。
それらと比較するとかなり短いと分かると思います。
耐用年数が短いからこそ定期的な点検とメンテナンスが大切になってきます。
破風板が劣化を始めると家の内部にも影響が出る可能性が高くなるため、早め早めに点検をしてもらうべきです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は破風板の塗装についてご紹介しました。
破風板も外壁や屋根同様、よく劣化する箇所です。
定期的に点検とメンテナンスを行うことで大きな役割を担う破風板の性能を向上することができます。
外壁塗装と同時にすると足場代なども2回分かかってこないので、同時に工事を依頼することをオススメします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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