外壁塗装で失敗例となる「ブリスター現象」って?
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。

皆様はこのようなご経験はないでしょうか。
「塗装をしてから数年しか経っていないのに外壁にブツブツとした膨れた箇所が出てきてしまった」
「塗装をした場所が浮いてきてしまっていてポロポロ剥がれてしまっている」
このような場合、実はブリスター現象というものが起こっている疑いがあります。
一見、小さい変化のように見えるのですが現象を放ってしまうと外壁の劣化が加速してしまい、最悪の場合には大掛かりな修繕が必要となってしまう可能性もあります。
施工してすぐの住宅を補修する際に、ブリスターの発生が原因となって剥がれているということも少なくないです。
ブリスター現象というのは、施工不良だけではなく気候や建物の状態、使用する塗料との相性などもあって発生します。
そのため、ただ塗装をするというだけでは不十分となります。
原因をきちんと見極めた上で適切に対応を行うことが必要となってきます。
今回の記事では外壁塗装を行ったあとに起こり得る「ブリスター現象とはどのようなものか」といった基本的なところから原因・リスクはじめ対策等までわかりやすくご紹介していこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
ブリスター現象とは
まずブリスター現象についてお話していこうと思います。
「ブリスター」というのは、直訳で「水ぶくれ」の意を指します。
外壁塗装においては、塗膜が膨れ上がって水ぶくれのようになってくる症状のことをいいます。
ぱっと見た感じでは、外壁に小さい膨らみや浮き上がりがポツポツと出来ていて、触ると柔らかい、剥がれていたりすることがあります。
このような状態、ブリスター現象が発生してしまうと見た目が悪くなってしまうことはもちろんなのですが、塗膜の劣化を早めてしまう原因にもなります。
写真とともにご紹介させていただきたかったのですが、人によっては苦手なものですので(集合体)、気になるという方はご自身で調べて見てください。
見た目は??
では見た目はどのようになるのでしょうか。
実際には以下のような症状が起こりえます。
①丸い膨らみが出来ている
②塗装表面に気泡のような浮きがある
③時間が経過すると膨らみが破れて塗膜が剥がれる
④塗りたてのようには見えるのに劣化している
このような状態になったとき、塗料の不具合に感じられる方も多いと思いますが、多くの場合施工時の問題や環境条件によって発生します。
ブリスターの起こる原因
ブリスター現象が起こる原因としてはいくつか挙げられますが、代表的なものをいくつかご紹介していこうと思います。
①下地の水分が乾ききっていない

最も多い原因の一つが塗装前の下地に水分が残ってしまっていたケースになります。
外壁は見た目が乾いているように見えても内部に湿気を多く含んでいることがあります。
この状態で塗装をしてしまうと、水蒸気が塗膜の内部から浮かび上がってブリスターを発生させてしまうことがあります。
特に雨上がりの翌日であったり、梅雨の時期には要注意です。
②高温多湿での塗装
塗装に適さない気温や湿度の中で作業を行った場合にもブリスターの原因になります。
特に夏場、直射日光が多くある時間帯に塗装をしてしまうと塗料が表面から急激に乾いてしまい、内部の溶剤や水分が逃げ場を失って膨れの原因になることがあります。
③塗膜の厚塗り・乾燥不足
塗料を一度に厚く塗りすぎたり、1回目の塗装が完全に乾燥しないままで重ねて塗装を行ってしまうと、内部に空気や水分が閉じ込められてブリスターが起きやすくなります。
施工手順のミスによるもので、経験が浅い職人やスピード重視で作業を進めた業者に多く見られます。
④下地材との相性
外壁の素材によっては、使用する塗料との相性が悪くて塗膜が密着しないことがあります。
この場合、どんなに正確に塗装をしたとしても数年で塗膜の浮きやブリスターが発生してしまう場合があります。
放置することのリスクとデメリット
一見見ると小さい劣化でも放置してしまうと、建物にとっては大きいダメージとなることがあります。
見た目
キレイに仕上げたはずの外壁も、数カ月~数年でボコボコと膨れ上がってくると満足度が大きく低下します。
住宅の資産価値にも影響を与えることがあります。
塗膜の剥がれ→劣化の加速
ブリスター部分の塗膜は浮いてしまった状態のため風や紫外線、雨などで簡単に剥がれてしまいます。
そうなると、外壁材が直接ダメージを受けやすくなり、塗膜の防水効果や保護効果も発揮されなくなります。
雨水の侵入が構造体の腐食に
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さらに進行していくと浮いた塗膜の間から雨水が入り込んで、外壁材の中に湿気が籠もることで内部の腐食やカビの発生につながることもあります。
劣化の進行がひどい場合、下地材の交換や補修といった大掛かりなリフォーム工事が必要となってくることがあります。
ブリスターを防止するために
ブリスター現象を防ぐために、対策を4つほどご紹介させていただきます。
高圧洗浄+乾燥の徹底
塗装前に外壁を高圧洗浄でしっかりと洗い流すことはもちろんなのですが、乾燥時間をしっかりと確保することが重要となってきます。
天候を見極めてスケジューリング
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気温5℃未満、湿度85%以上の日は、基本的に塗装を行ってはいけないとされています。
また炎天下すぎる場で塗装をすることも避ける必要があります。
作業時間に関してもその時々の天候に合わせて調整しております。
基本的な塗装の期間としては2週間です。
ですが、当社では余裕を見て3週間とお伝えさせていただいております。
適切な塗料と材料選定
塗料メーカーによって規定されているものを守ることは当然です。
それを除いて、外壁材と相性の良い塗料を選定することがなによりも大切です。
また下塗り材も外壁の種類によって変更する必要があります。
職人による丁寧な作業
塗装において最も重要となるのが、職人です。
技術が十分にないと、良い塗料で施工を行ったとしても塗り方や乾燥の見極めを誤ってしまうとブリスターが発生してしまう危険性があります。
ブリスターが発生した場合の対処法等について
対策等を講じても、ブリスターが発生してしまう可能性はあります。
その際にはどのように対処すればよいのでしょうか。
自分で直すことは可能??
軽度なブリスターの場合、DIYで補修を行うことも可能ではあります。
ですが、塗膜の浮き具合や下地の状態等によっては再発のリスクが高いです。
市販の塗料であったり、パテでは根本的に解決することが難しいとされているので、専門業者に依頼して診断をしてもらったほうがよいでしょう。
補修方法
業者が行う補修方法は以下のとおりです。
①浮いている塗膜を削り落とす
②下地の状態を確認後、補修材を使用して調整
③十分に乾燥した後、下塗り→中塗り→上塗りをして再塗装する
このような流れで補修を行います。
特に、再発を防止するためには乾燥時間の管理と下地調整をしっかりと行うことです。
根本の調整がしっかりできれば再発を防止できるはずです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はブリスター現象についてご紹介させていただきました。
塗装の知識や経験が不十分である業者には起こるとされているトラブルです。
美観性はもちろんであると思いますが、外壁を長く保っていくためにはすべての工程において丁寧に行うことが求められます。
何よりも「信頼できる業者を見つける」ことが大切となってきます。
堺市で塗装を検討しているという方はぜひココペイントにご相談いただ得ればと思います。
皆さんのお家それぞれにあった最適なご提案をさせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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