ベランダ掃除。どこまで自分でできる?コケ・カビ・汚れ別の対処法
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、4500件以上の施工を手掛けてきた外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
本日のブログ担当は、藤井の姉(ココ姉)です。

「ベランダ、最近なんか黒ずんできたな…」「コケみたいなものが生えてる気がする…」
そんなふうに気になりながらも、なかなか手をつけられていないご家庭は多いのではないでしょうか。
ベランダは屋外にあるため汚れやすい場所ですが、洗濯物を干す・ちょっとした作業をするといった日常的な使い方がメインで、じっくり掃除する機会はあまりないものです。
しかし、ベランダは放置すればするほど、建物に深刻なダメージを与えるリスクが高まる場所でもあります。
特に問題なのが、防水機能の低下です。
ベランダの床面には防水加工が施されていますが、汚れやコケが長期間にわたって付着すると、表面の塗膜が少しずつ劣化していきます。
そこに雨水が染み込み、やがて下地や構造部分にまで水が届くと、雨漏りや建物内部の腐食につながることがあります。
「たかがベランダの汚れ」と軽く思っていた方も、こうした背景を知ると少し見方が変わるのではないでしょうか。
ただし、だからといってすべてをプロに任せる必要はありません。
汚れの種類や程度によっては、自分で十分きれいにできるケースもあります。
大切なのは、「どこまでが自分でできる範囲なのか」「どのタイミングでプロに相談すべきか」を正しく把握しておくことです。
この記事では、ベランダの汚れの種類ごとに自分でできる対処法をわかりやすく解説します。
DIYが初めての方にも、ある程度慣れている方にも役立てていただける内容を心がけました。
ぜひ最後までお読みいただき、ご自宅のベランダのメンテナンスにお役立てください。
ベランダの汚れの種類
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ひとくちに「ベランダの汚れ」といっても、その原因や性質はさまざまです。
汚れの種類を正しく見極めることが、適切な対処の第一歩になります。
ここでは代表的な4種類の汚れについて解説します。
① 黒ずみ(排気・砂埃)
ベランダ全体がくすんで黒っぽく見える場合、多くは砂埃や排気ガスによる汚れが原因です。
道路に近い住宅や交通量の多いエリアでは特に起こりやすく、雨が降るたびに汚れが流れ込んで床面に蓄積していきます。
この種の汚れは表面に付着しているだけのことが多く、適切な掃除方法を取れば自分でも十分きれいにすることが可能です。
ただし、長年放置すると汚れが塗膜に染み込んで落ちにくくなるため、気づいたら早めに対処することが大切です。
② コケ・藻(日陰・湿気)
ベランダの床や壁の一部が緑色や黒っぽい緑色に変色している場合、コケや藻が繁殖している可能性が高いです。
日当たりが悪く、湿気がこもりやすい北向きのベランダや、排水口周辺などに発生しやすい傾向があります。
コケや藻は見た目の問題だけでなく、根を張ることで防水層にダメージを与えることもあります。
また、表面が滑りやすくなるため、転倒事故の原因になることも。
早期発見・早期対処が重要です。
③ カビ(水はけの悪い部分)
黒や茶色の点状の汚れが広がっている場合、カビの可能性があります。
特に水はけが悪く、常に湿った状態になりやすい場所に発生しやすいです。
ベランダに置いたプランターや物置の下なども、カビが生えやすいスポットです。
カビはコケと異なり、アレルギーや喘息の原因になるなど健康面への影響も懸念されます。
特に小さなお子様やアレルギー体質の方がいるご家庭では、早めの対応をおすすめします。
④ 塗膜の劣化・ひび割れ(DIY不可)
上記3つとは異なり、これは汚れではなく「劣化のサイン」です。
床面や壁面の塗装が剥がれていたり、ひびが入っていたり、表面が膨れているような状態は、防水機能が低下しているサインである可能性が高いです。
この状態になると、いくらきれいに掃除をしても根本的な解決にはなりません。
むしろ、無理に洗浄しようとすることで剥がれをさらに広げてしまうリスクもあります。
このケースについては、後で詳しく触れますが、早めにプロへの相談をおすすめします。
汚れ別・自分でできる対処法
汚れの種類がわかったところで、いよいよ自分でできる対処法を具体的に解説します。
ポイントは「汚れに合った道具と洗剤を選ぶこと」です。
黒ずみの落とし方:中性洗剤+デッキブラシ
用意するもの
- 中性洗剤(食器用洗剤でも可)
- デッキブラシまたはタワシ
- バケツ
- ホース(または水を入れたじょうろ)
手順
①まずベランダ全体をホースや水で軽く濡らします。
乾いた状態で洗剤をつけるよりも、汚れが浮きやすくなります。
②バケツにぬるま湯と中性洗剤を入れて泡立て、デッキブラシに含ませます。
③排水口から遠い側から手前に向かって、円を描くように優しくこすります。
強くこすりすぎると塗膜を傷める原因になるため、力加減に注意しましょう。
④洗剤が残らないよう、十分な水でしっかり洗い流します。
⑤最後に排水口に詰まりがないか確認し、水がスムーズに流れることを確かめて完了です。
ポイント
中性洗剤は素材への負担が少なく、ベランダ床の洗浄に適しています。
酸性・アルカリ性の洗剤は素材によっては変色や劣化を招くことがあるため、特別な理由がない限り避けるようにしましょう。
コケ・藻の落とし方:防藻剤+ブラシ
コケや藻は、単純にこすっただけでは根ごと除去できないことがあります。
市販の防藻剤や外壁・ベランダ用の専用洗浄剤を使うと効果的です。
用意するもの
- 市販の防藻剤または外壁用バイオ洗浄剤
- スプレーボトル(洗浄剤による)
- デッキブラシ
- ゴム手袋・マスク・保護メガネ
手順
①まず水でベランダ全体を軽く濡らします。
②防藻剤を説明書の指示に従って薄め、スプレーまたはブラシで塗布します。
③一定時間(製品によって異なるが、10〜30分程度)放置して、薬剤をコケや藻に浸透させます。
④デッキブラシで軽くこすりながら洗い流します。
⑤最後に十分な量の水で洗い流し、薬剤が残らないようにします。
注意点
防藻剤には植物や金属部品を傷めるものもあります。
ベランダにプランターや金属製の手すりがある場合は、事前に移動させるか、養生テープなどで保護しましょう。
また、作業時は必ずゴム手袋・マスク・保護メガネを着用し、皮膚や目への付着を防いでください。
風の強い日は薬剤が飛散するおそれがあるため、穏やかな天候の日を選んで作業するのがベストです。
カビの落とし方:カビ取り剤+デッキブラシ
用意するもの
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- 市販のカビ取り剤(屋外用)
- スプレーボトル
- デッキブラシ
- ゴム手袋・マスク・保護メガネ
手順
①作業前に周囲の換気を確保します。屋外とはいえ、カビ取り剤の成分(次亜塩素酸など)は吸引すると気分が悪くなることがあるため注意が必要です。
②カビが発生している箇所にカビ取り剤をスプレーし、しばらく放置します(製品の指示に従ってください)
③デッキブラシで軽くこすり、カビを浮かせます。
④水でしっかり洗い流します。
⑤作業後は手洗いを徹底し、使用した道具も十分に洗浄してください。
注意点
カビ取り剤は漂白成分を含むものが多く、衣類や植物に付着すると脱色・枯れの原因になります。
作業時は汚れてもよい服装で行いましょう。
また、カビが広範囲に広がっている場合や、繰り返し発生する場合は、防水層の劣化が原因であることも考えられます。
その場合は掃除だけでは対応が難しいため、プロへの相談を検討してください。
セルフ掃除の注意点⚠️
自分でベランダを掃除する場合、きれいにすることに集中するあまり、思わぬトラブルを招いてしまうことがあります。
ここでは特に気をつけていただきたいポイントをまとめています。
排水口を詰まらせない
掃除中に汚れやコケのカスが排水口に流れ込み、詰まりを起こしてしまうことがあります。
掃除の前に排水口周辺のゴミや落ち葉を取り除いておき、作業後も排水口の状態を確認する習慣をつけましょう。
排水口が詰まったまま放置すると、雨水がベランダに溜まり、防水層への負担が増します。
最悪の場合雨漏りを引き起こす可能性もあります。
下の階への水漏れ・近隣への配慮
集合住宅(マンション・アパート)にお住まいの場合、水を多量に使う洗浄作業は下の階への水漏れや、隣接するお部屋・近隣住宅への水はねが起こる可能性があります。
作業前に管理規約を確認し、必要であれば管理組合や管理会社への事前連絡をしておくと安心です。
戸建ての場合でも、高圧洗浄機を使用する際は水が飛散して近隣の洗濯物や車に飛ぶことがあります。
近隣へひと声かけておくと、トラブルを未然に防ぐことができます。
強くこすりすぎると防水層を傷める
「汚れをしっかり落としたい」という気持ちから、力強くゴシゴシとこすってしまう方がいますが、これは逆効果になることがあります。
ベランダの床面には防水塗膜が施されており、強い摩擦によって塗膜が削れてしまうと、防水機能が低下する原因になります。
特に築年数の経った建物では塗膜自体が薄くなっていることがあるため、優しく丁寧にこするのが基本です。
汚れが落ちにくい場合は、洗剤の量を増やすか、放置時間を長めに取ることで対応しましょう。
高圧洗浄機の使用は慎重に
ホームセンターなどで手軽に購入・レンタルできる家庭用高圧洗浄機ですが、ベランダへの使用は慎重に行う必要があります。
水圧が強すぎると、塗膜の剥がれ・コーキング材の損傷・タイル目地の破損などを招くことがあります。
使用する場合は、圧力を低めに設定し、ノズルを床面から適切な距離(30〜50cm程度)に保ちながら作業しましょう。
また、ひび割れや劣化がある箇所には使用しないことが鉄則です。
作業時間は午前中か夕方に
堺市の夏は気温が35℃を超える日も珍しくありません。
日中(特に10時〜15時)は気温・湿度ともに最も高くなる時間帯です。
この時間帯の屋外作業はできる限り避け、比較的涼しい早朝や夕方に行うようにしましょう。
ベランダは直射日光が当たりやすく、コンクリートや金属部分が蓄熱するため、体感温度は気温よりもさらに高くなります。
夏場にベランダ掃除を行う際は、以下の点に十分ご注意ください。
床面・手すりのやけどに注意

夏の直射日光を受けたベランダの床面や金属製手すりは、素手で触れるとやけどするほど高温になっていることがあります。
作業前に必ず手袋を着用し、スリッパや靴を履いて作業するのが基本です。
素手・素足での作業は控えるようにして下さい。
こまめな水分補給を忘れずに
屋外での作業中は、自覚がないまま汗をかき、脱水状態になることがあります。
15〜20分に一度は休憩を取り、水やスポーツドリンクで水分・塩分を補給しましょう。
「喉が渇いてから飲む」では遅いため、渇きを感じる前にこまめに摂取することが大切です。
熱中症のサインを見逃さない
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めまい・立ちくらみ・頭痛・吐き気・体が重い、といった症状が現れたらすぐに作業を中止してください。
涼しい室内に移動し、水分を補給して体を冷やしましょう。
症状が改善しない場合は速やかに医療機関を受診してください。
一人での作業は避ける
熱中症は急速に症状が悪化することがあります。
万が一のときに助けを求められるよう、できれば一人での作業は避け、家族や知人に声をかけた状態で行うようにしましょう。
「掃除では取れない」劣化サインのチェックリスト
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ここまで自分でできる対処法を紹介してきましたが、どれだけ丁寧に掃除をしても改善しない状態というものがあります。
それは汚れではなく、ベランダ自体が「劣化している」サインです。
以下のチェックリストを参考に、ご自宅のベランダの状態を確認してみてください。
□ 床面や壁面にひび割れ(クラック)がある
細いひびでも、雨水が浸入する経路になります。
特に防水層まで達しているひびは早急な補修が必要です。
□ 塗膜が膨れている・浮いている
防水層の下に水や空気が入り込んでいるサインです。
放置すると膨れがはじけて大きな剥がれに発展することがあります。
□ 塗装が剥がれてきている
小さな剥がれでも、そこから水分が侵入し下地の劣化が進みます。
剥がれた部分をDIYで補修しようとすると、かえって状態を悪化させるケースもあるため注意が必要です。
□ 床面の色が大きく褪せている・白っぽくなっている
チョーキング現象と呼ばれる状態で、塗膜の防水成分が失われてきているサインです。
表面を手でこすると白い粉がつく場合は要注意です。
□ 排水口周辺が常に湿っている・水が溜まりやすい
排水不良が起きている可能性があります。
床面の勾配が崩れていたり、防水層が膨らんで水の流れを妨げているケースもあります。
□ 室内の天井や壁に雨漏りの跡がある
ベランダ下の部屋や廊下に染みやカビが発生している場合、ベランダの防水機能低下が原因のひとつである可能性があります。
これらのサインが一つでも当てはまる場合は、掃除よりも先に専門家による点検・補修を検討してください。
早期に対処することで、大規模な工事を回避できる可能性が高まります。
ベランダ防水・塗装のプロ施工について
劣化サインが見られた場合や、セルフケアで対応しきれない状態になった場合は、プロによる防水・塗装施工を検討しましょう。
ここでは主な施工の種類と費用・工期の目安をご紹介します。
主な防水施工の種類
ウレタン防水
現在もっとも普及している防水工法です。
液状のウレタン樹脂を塗り重ねることで、継ぎ目のない防水層を形成します。
比較的コストが低く、複雑な形状のベランダにも対応しやすいのが特徴です。
耐用年数は一般的に10〜12年程度とされています。
FRP防水
ガラス繊維強化プラスチック(FRP)を使用した防水工法で、耐久性・強度が高いのが特徴です。
施工期間が短く、硬化後は人が歩いてもびくともしない強固な防水層が完成します。
新築住宅のベランダに多く採用されており、耐用年数は10〜15年程度です。
シート防水
塩化ビニールやゴム製のシートを貼り付ける工法です。
広い面積のベランダや屋上に適しており、比較的施工がしやすいのが特徴。
耐用年数は工法・素材によって異なりますが、おおむね10〜15年程度です。
費用・施工期間の目安
ベランダ防水工事の費用は、広さや劣化の程度、工法によって異なりますが、一般的な目安として以下を相場として参考にしてください。
以下は一般的なベランダの平米数の場合(10㎡)です。
- ウレタン防水: 約5万〜15万円程度
- FRP防水: 約7万〜20万円程度
- 施工期間: 1〜3日程度(規模・工法による)
あくまで目安であり、現地の状況によって変動します。
正確な金額は現地調査・見積もりを取った上でご確認ください。
特に下地の状況とベランダの規模感によって金額はかなり変わってきます。
下地の状況が悪い場合には施工方法が異なってくるために工程が増えるとともに費用も高くなってきます。
最近では屋上自体が陸屋根といって、平らなお家も多くなっているため屋上全体が防水工事となることも多いです。
定期的なメンテナンスの重要性
防水施工を行ったとしても、定期的なメンテナンスを怠ると再び劣化が進みます。
一般的には5年ごとを目安にトップコート(防水層の保護塗料)の塗り替えを行い、10年前後で防水層そのものを更新するのが理想的とされています。
定期的にメンテナンスをしていないと、雨漏りなど下地に影響が出てきてしまうので注意が必要です。
日常的なセルフ掃除と、定期的なプロの点検・メンテナンスを組み合わせることが、ベランダを長持ちさせる一番の近道です。
夏のベランダ、放置するとさらに劣化が加速する
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実は、夏の強い紫外線と高温はベランダの劣化を加速させる大きな要因のひとつです。
紫外線は塗膜の樹脂成分を分解し、チョーキング(白い粉が出る状態)や色あせを引き起こします。
また、日中の高温と夜間の気温低下による膨張・収縮の繰り返しが、ひび割れの原因にもなります。
「夏になる前に一度状態を確認しておく」ことが、ベランダを長持ちさせるうえで非常に効果的です。
特に梅雨明け後は汚れやコケが一気に広がりやすい時期でもあるため、梅雨が明けたタイミングで点検・清掃を行う習慣をつけると良いでしょう
ベランダの汚れは、種類によっては自分で十分に対処できます。
黒ずみは中性洗剤とデッキブラシ、コケ・藻は防藻剤、カビはカビ取り剤と、それぞれに合った道具と方法を選ぶことがポイントです。
一方で、塗膜の剥がれ・ひび割れ・膨れといった劣化サインが見られる場合は、セルフケアの範囲を超えています。
そのまま放置すると雨漏りや建物内部の腐食につながるリスクがあるため、早めに専門家へご相談ください。
「自分でやれる部分はやりつつ、心配な箇所はプロに見てもらう」ということが、建物を長持ちさせるうえで最も賢い選択と言えるでしょう。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
ひとりごと♪
私、デッキブラシを持っております。
娘が4歳ぐらいの時に「キキになって空を飛ぶ!」という願いを聞いて購入したので、かれこれ25年選手です(笑)
そのデッキブラシは一度も空を飛ぶことはなく、もっぱらベランダ掃除に活躍してくれています。
主に雨上がりの、汚れが緩んだタイミングで優しくゴシゴシするのですが、雨の日にやるもうひとつの掃除が網戸の洗浄…
と、言っても私が直接手を下すのではなく、網戸を外してベランダに立てかけるだけ。
あとは天然のシャワーがきれいに洗い流してくれるという、ものぐさ法…実は母から伝授された方法です。
あ、でも網戸を傷める場合もありますので、おススメはしませんが、めっちゃきれいになります!
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