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剥離剤を使うのはどんな時??|堺市の外壁塗装・屋根塗装専門店 ココペイント

塗装の豆知識 2023.01.22 (Sun) 更新

堺市の皆様、こんにちは!

堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!

ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です

皆さん、塗装をする際に「剥離剤」というものを使用することがあることをご存知でしょうか。

通常の塗装の場合には基本的には剥離剤を使う機会はありません。

しかし、剥離剤を使わないといけない場合が出てきます。

そこで今回はその剥離剤について、特徴や使う場面について詳しくご紹介させていただきます。

ぜひ最後までご覧ください。

剥離剤って??

剥離剤とはそもそも何なのでしょうか。

文字を見てわかる方も多いとは思いますが、剥離剤は有機溶剤の薬剤・軟化剤の1つで外壁塗装に使われています。

新しく外壁塗装をするときに既存の塗膜を剥がす機能があります。

古い塗膜が残っている状態で塗装をすると塗料の密着度が下がります。

密着度が下がることにより、塗料の耐用年数を十分に発揮することができず外壁の剥がれやひび割れ、気泡といった施工不良になってきます。

なのでこの剥離剤を使用して塗料の密着度を向上させます。

この剥離剤を使う工程は下地処理の工程にあたります。

一般的に塗装をするときの下地処理としては剥離剤は使いません。

一般的には高圧洗浄、ケレン作業で下地処理を行い既存の塗膜を剥がしていきます。

剥離剤を使用する目的

剥離剤を使用する目的には2つあります。

1つは作業のスピードを上げることです。

剥離剤を使用することで確実に早く古い塗膜を剥がすことができます。

もう1つは騒音や塗膜の飛散などの予防です。

高圧洗浄機はかなりの音がします。

またケレン作業をしていると塗膜は粉末状になって風などで飛散してしまう場合がありますが、剥離剤は塗膜を柔らかくしてくれる薬剤なのでそのような問題が起こらないです。

剥離剤が使われるケース

では剥離剤が使われるのは実際どのようなケースなのでしょうか。

剥離剤が使われるのは主に3つのケースがあります。

塗装をし直す場合

施工不良や、色や仕上がりに不満が出てきた場合には剥離剤を使って塗膜を剥がします。

施工不良の場合は塗膜の品質が低いのでそのまま塗り替えてしまうと次の塗膜の耐久性に影響が出てしまうため、そして色や仕上がりの不満での塗装はかなり短いスパンでの塗装で、塗装したてでとても元の塗膜が強くて通常の下地処理では剥がせない可能性があるので剥離剤を使用していきます。

木部の塗装

木材は湿度によって膨張と伸縮を繰り返す素材になっています。

木部の塗装には表面で硬化する塗料ではなく、内部に浸透して固まる塗料を使って塗装をしていきます。

表面で硬化する塗料を使用してしまうと木材は動いてしまうのでその動きで割れてしまいます。

内部に浸透して固まる塗料での塗装の場合には通常の下地処理では塗膜を剥がすことができません。

大型の建物の塗装

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先程目的のところで、作業のスピードを上げるために剥離剤を使うとご紹介しました。

これが特に当てはまるのが大型の建物での塗装です。

商業施設やスーパーなどでは、人が多く出入りします。

例えばスーパーが長い間塗装で制限がかかってしまうとします。

そうなると周辺に済んでいる住民の人達は行けないですし、スーバー側からしてみるとその間かなりの損をします。

このようなことが出来るだけ少なくなるように剥離剤を使用して塗装作業をできるだけ早急に完了させます。

剥離剤を使用するときの注意点

剥離剤は早急に塗装を完了させるというメリットが出てきましたが、実はデメリットや注意点の方がかなり多いです。

外壁や屋根を傷める

剥離剤は使用すると塗膜が柔らかくなるとはご紹介しましたが、自然に落ちていくわけではなくただ柔らかくなるだけなので、使ったあとに工具を使って削り取る作業が必要となってきます。

削り取る作業が外壁や屋根を傷める原因となってしまいます。

かなりの負担がかかってしまうことになります。

1回の剥離剤の使用では剥がれないことがあるのでその場合には何度も使用して削っての作業を繰り返さないといけないので更に負担がかかります。

また削る作業だけでなく薬剤自体も部材などを傷めます。

アルカリや酸などの化学物質を含んでいるからです。

外壁や屋根の素材と相性の良い剥離剤を使えばあまり影響は出ませんが、だからといって負担はかなり出てきます。

人体にも影響がある

くさい臭いのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

剥離剤が皮膚についてしまったり、吸い込むようなことがあると火傷のような症状や、中毒症状が出る場合があります。

健康被害も発生してしまうために、マスクや手袋などはしないといけません。

そして臭いもかなりあります。

近所に広がる可能性もかなり高いので対策をしないといけません。

特にお子様やペットのいる方は注意が必要です。

塗料でもシンナーによる臭いの被害がありますが、水性の塗料にすることでかなり臭いを軽減できます。

剥離剤も同じように水溶系のものを選べば、臭いは軽減できます。

費用が高くなる

剥離剤を使っての下地処理は1㎡あたり6000円~1万円ほどします。

通常の下地処理は900円~2000円ほどが相場となっているのでかなり高価になってきます。

なので工事全体の費用としてもかなり高額になってきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は塗装に使用される剥離剤についてご紹介しました。

剥離剤は作業をスピードアップさせるために使われる優秀なものですが、外壁や最悪の場合部材まで傷めてしまうようなものです。

なので早く塗装を完了したいから住宅に使ってもらいたいというのは将来のお家のためにもおすすめしません。

今回紹介したようなケースの場合には剥離剤を使っての塗装を行っていきます。

お家のためにも1番合う塗装を選ぶようにして下さい。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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