手抜き工事を見抜く方法｜堺市の外壁塗装・屋根塗装専門店 ココペイント
堺市の皆様、こんにちは！
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです！
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
外壁塗装・屋根塗装などの塗装業界では手抜き工事が多いです。
一般のお客様は知識が薄いことが多いため、手抜き工事をしても気づかないことが多いからです。
どのようなことが手抜き工事なのかを知っておくことで塗装の際、良い塗装をしてもらえると思います。
そこで今回は、塗装における手抜き工事についてご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください。
具体的な手抜き事例
まずは具体的にどのようなことが手抜き工事の事例なのかについてご紹介いたします。
下地処理
下地処理を十分に行わない、もしくはしないという業者があります。
高圧洗浄などをしないと施工不良となります。
密着性に欠け、また数年で剥がれるおそれがあります。
塗料の効果を十分に発揮できなくなるのですが、これがなくてももしかしたら気づかない方もいらっしゃると思います。
養生
養生が正しくされていないと、塗料が周囲に飛散する危険性があります。
もちろんですが、塗装以外のところには養生をしておく必要がありますが、中には一面のみ養生を張って塗装をするという業者もいます。
材料や手間がかかるとはいえ、しっかりしていないといい加減になります。
いい加減だと塗装もいい加減で仕上がりもきれいになりません。
足場が簡易的
通常の塗装では、ビケ足場といってクサビ式の足場を使用して足場を組み、塗装をします。
しかし、手抜きをするような業者や費用を抑えたいという業者はビケ足場ではなく、単管足場という簡易的な足場で塗装をします。
足場は職人の方の高所での作業における安全を守るために設置されますが、単管足場は足元も悪く安全性も高くありません。
単管足場には足場に板はなく、鉄パイプを組み合わせただけのものです。
安定して塗装ができるはずがありません。
単管足場で塗装をしても仕上がりは良くないでしょう。
この単管足場での作業は「労働安全衛生法」という法律で禁止されています。
そのため、単管足場で作業していることが分かれば塗装作業がストップしてしまうおそれがあります。
天気関係なしに工事を行う
塗装をしてはいけない条件は以下の通りです。
・気温が5℃以下
・湿度85％以上
・雨や雪が降っている
・霜が降りている
このような条件だと塗装をしても施工不良になる可能性が高いため、しないようにとされています。
しかし、そのような条件でも塗装作業を行う業者がいます。
通常の業者なら季節や天候のことを考慮してある程度長めに工期を押さえるのですが、短期間で天候を関係なしにどのような場合にでも塗装をするというような業者もいます。
乾燥不足になったり、湿度も特定の条件でなければ剥がれやすくなります。
塗料が異なる
契約をする際に、色は決まっていなくても塗料の種類は決まっていると思います。
もちろんですが、契約した際に決めた塗料で塗装をするはずです。
しかし、悪徳業者は実際に使用する塗料をコストを低くするために勝手に変更して塗装をしている可能性があるのです。
グレードの低い塗料だと材料費を抑えられ、利益が高くなります。
塗装はお客様であるみなさんが留守にすることも可能です。
また同じ塗料でグレードが少し下がっていたとしても仕上がりにはあまり違いが出ないこともあるため、気づかれにくいのが現状です。
これを防ぐには、見積書の品名と実際に使用している塗料の名前が一致しているかを塗装している間に自分で確認すると良いです。
塗り回数
通常、塗装は3回塗りです。
下塗り・中塗り・上塗りです。
しかし工期を短くしたり、施工費や塗料代を削減して利益を出す業者がいます。
工期は約2週間あります。
塗装全体が1日で終わっているとなればそれは完全なる手抜き工事です。
これら以外にも多くの手抜き工事があります。
つまり、塗装というのは手抜き工事のしやすい工事であるということです。
手抜き工事を見破る
手抜き工事を見破る方法として、2つほどご紹介します。
工程表を確認する
工事が始まる前に工程表というものが業者の方から渡されるはずです。
それには「どの日に、どのような工程をする」という記載がされています。
塗り回数のところで少し出てきましたが、工期が2週間なのに1日で終わっているのはありえませんよね。
また、工程表にも使用される塗料について書かれているはずです。
見積書と見比べて違いがないかを確認して下さい。
立ち会う
塗料のところでも出ましたが、工事をしている間に実際に作業をしている様子を確認することが一番確実かと思われます。
塗料は何を使っているのか、何をしているのかなど見ると手抜き工事をしていないかある程度確認することができます。
もし、何をしているのかがわからないと言う場合には、職人の方に「今は何をしているのですか？」と聞くと快く答えてくれるかと思います。
写真や文で逐一残してもらう
作業中に写真を撮っておいてもらうと、工程通りしているのかがわかります。
また業者の方と交換日記のように今日完了したことはこれですといったように毎日報告ノートを作ってもらうと分かりやすいかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は手抜き工事についてご紹介しました。
塗装業界はかなり手抜き工事が多いです。
みなさんが手抜き工事をする業者に遭わないように、相見積りをしっかりとしていただきご自身にあった業者を見つけて塗装を依頼するようにして下さい。
もし、気をつけていてもすべてを確認できるわけではないため、手抜き工事をされる場合があります。
その際には、工事をしてもらった業者にやり直しの依頼をするか、対応してもらえないようでしたら第三者機関に相談することをおすすめいたします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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