アスファルトシングルの魅力とは?堺市の施工事例付きで解説
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
Contents
アスファルトシングルとは?特徴や構造を簡単に解説
屋根材といえば、日本では瓦やスレートが広く知られていますが、アメリカ発祥の「アスファルトシングル」という屋根材をご存じでしょうか?
実はこのアスファルトシングル、軽量で防水性に優れた次世代型の屋根材として、近年、日本の住宅でもじわじわと注目を集めています。
見た目の美しさはもちろんのこと、施工のしやすさやコスト面など、さまざまなメリットを持つ素材ですが、構造や特徴をしっかり理解しておくことで、後悔のない屋根リフォームが実現できます。
では、アスファルトシングルとはどのような屋根材なのか、まずはその構造から見ていきましょう。
砂粒とアスファルトが融合した独自の屋根材
アスファルトシングルの最大の特徴は、複数の素材が層状に組み合わさっている点にあります。
構造はざっくりと以下のような3層になっています
基材(グラスファイバー)
耐熱性・耐久性に優れたガラス繊維で、屋根材の「芯」となる部分。アスファルト層
基材に浸透させたアスファルトが、屋根全体の防水性を担います。表面の着色砂粒(セラミック粒子など)
仕上げとして、カラフルな砂粒がまぶされており、これが屋根の見た目や耐候性に直結しています。
この組み合わせによって、しなやかさと強さを両立した屋根材が実現しているのです。
また、見た目は「シングル(shingle)」という名の通り、1枚1枚のパネル状で構成されており、施工後はまるで石材のような質感を持つのも特徴です。
特に近年は、セラミックコートされた高耐久タイプの砂粒を使用した製品も登場しており、デザイン性と耐久性を兼ね備えた屋根材として再評価されています。
堺市の住宅事情とアスファルトシングルの相性
屋根材選びは、ただ「見た目が好き」「価格が手頃」というだけでは不十分です。
とくに堺市のような沿岸部に位置する都市では、「その土地の気候と住宅事情」に適した屋根材を選ぶことが、長く快適に暮らすためのポイントになります。
ここでは、堺市の気候と住宅環境に焦点を当てながら、アスファルトシングルとの相性について詳しく解説していきます。
堺市の気候(台風・豪雨・湿度)に適している?
堺市は大阪湾に面しており、年間を通じて湿度が高く、台風の通過も多い地域です。
また、近年はゲリラ豪雨や線状降水帯による局地的な大雨が発生することも増えています。
このような環境では、屋根材の「防水性能」と「耐風性能」が特に重要になってきます。
アスファルトシングルは、その防水性能に定評のある屋根材です。
アスファルト層が水の侵入を防ぎ、さらに表面の砂粒コートが雨水の流れをコントロールする役割も果たします。
しかも、継ぎ目が重なり合うように施工されるため、強い雨でも雨水が内部に浸透しにくい構造となっています。
一方で、「台風の強風には弱い」といった声もあります。
確かに、施工不良や接着が不十分な場合には、強風で一部が剥がれることも考えられます。
しかし、最近のアスファルトシングルは改良が進んでおり、防風用の専用接着剤や釘止め方法を併用することで、風速40〜50m/s級の暴風にも耐えうる製品も出てきています。
要は、「施工の質」が非常に重要だということ。
堺市のような台風常襲エリアでは、信頼できる施工業者に任せることが、屋根材そのもの以上に大切なのです。
アスファルトシングルのメリット7選
屋根材の選定は、「価格」や「耐久性」だけでなく、その住宅の立地や家族構成、築年数などにも左右されるものです。
アスファルトシングルは、そうした様々な条件にうまくマッチするバランス型の屋根材として、多くの住宅で採用されています。
ここでは、実際に使用されている方の声や、施工現場での体感も交えながら、アスファルトシングルの代表的なメリットを7つ、具体的に紹介していきます。
① 軽量で耐震性に優れる
アスファルトシングルの最大の長所のひとつが「とにかく軽い」という点です。
1㎡あたりの重量はおよそ10kg以下で、スレートや瓦に比べると住宅の構造にかかる負担を大幅に軽減できます。
特に、日本のような地震大国では「屋根を軽くする=地震の揺れに強くなる」ことを意味します。
屋根が重いと、建物の重心が上に行き、揺れに対するバランスが悪くなってしまいます。
その点、アスファルトシングルは耐震性を高めたい住宅には非常に相性の良い屋根材です。
② デザイン性が高い(洋風にも和風にもマッチ)
アスファルトシングルは、見た目が「石材風」や「スレート調」などバリエーション豊かで、住宅のデザインに合わせて選ぶことができます。
一見すると「洋風住宅向けかな?」と思われがちですが、実際には和モダンな住宅や、黒やブラウン系の外壁とも相性が良く、落ち着いた印象に仕上げられるのが魅力です。
特に近年は、粒状の表面仕上げが「自然素材風」の雰囲気を演出できることから、ナチュラルテイストや和風住宅の施主様にも人気が広がっています。
③ 防音性・防水性に優れている
屋根材の中には、雨音がダイレクトに響くものも少なくありません。
たとえば金属屋根の場合、強い雨の際には「ドンドン」と音が響くこともありますよね。
その点、アスファルトシングルは表面の砂粒層が雨粒を拡散・吸収してくれるため、防音性に優れているというメリットがあります。
実際にリフォームされたお客様からも、「雨音が静かになった」との声が多く寄せられます。
また、防水性能に関しても、アスファルト層が屋根全体を包み込むように保護するため、高い防水性を長期間にわたってキープできます。
④ 屋根カバー工法に対応できる
「そろそろ屋根のリフォームを…でも、葺き替えはちょっと予算が心配」
そんなお悩みに応えてくれるのが、屋根カバー工法です。
アスファルトシングルは軽量なので、既存の屋根材(スレートなど)の上から重ね張りできるという特性があります。
カバー工法は、既存屋根の撤去・廃材処理が不要な分、コストも工期も抑えられるため、リフォーム時に非常に人気の高い工法です。
堺市のように築10年以上の住宅が多い地域では、アスファルトシングルのようなカバー工法対応の屋根材が非常に重宝されます。
⑤ コストパフォーマンスが高い
アスファルトシングルは、材料費・施工費ともに比較的リーズナブルな部類に入ります。
高級屋根材のような高額さはなく、それでいて十分な耐久性やデザイン性を備えているため、コストパフォーマンスに優れた屋根材と言えるでしょう。
とくに、初めて屋根のリフォームを検討される方にとっては、「価格がわかりやすく、工事内容もシンプル」という点も大きな安心材料となります。
⑥ 金属屋根に比べてサビに強い
海に近い堺市では、塩害による金属屋根の劣化(サビ)が心配な地域もあります。
アスファルトシングルは金属を使用していないため、サビや腐食のリスクがゼロです。
そのため、沿岸部や湿気の多い地域でも安心して使用できる屋根材として、近年注目されています。
⑦ メンテナンス性が高い(割れにくい)
屋根のメンテナンスでよく見られるのが「ひび割れ」や「破損」ですが、アスファルトシングルは素材に柔軟性があるため、ヒビ割れしにくい特徴があります。
また、瓦やスレートに比べて「踏んでも割れにくい」ため、屋根点検やメンテナンス時にも安心です。
塗装によるメンテナンスの必要がない製品も多く、比較的低コストで長く使えるのも嬉しいポイントです。
このように、アスファルトシングルには軽量・防水・デザイン性・施工性と、多くの魅力が詰まっていることがわかります。
次のセクションでは、逆に気になる「デメリット」についても、しっかりと向き合って解説していきます。
メリットばかりでなく、リスクも知った上で選ぶことが、後悔しない屋根リフォームのコツです!
アスファルトシングルのデメリットと注意点
どんな建材にも「長所と短所」はあるものです。
アスファルトシングルも例外ではなく、使い方や環境によっては注意が必要なポイントがあります。
ここでは、実際の施工経験やメーカー情報をもとに、事前に知っておきたい4つのデメリットとその対策方法を詳しくご紹介します。
① 強風に弱い?→施工方法がカギ
「アスファルトシングルって、風でめくれるって聞いたけど…」という声、確かに少なくありません。
実際、台風などの強風で一部が剥がれてしまった事例も報告されています。
ただし、この弱点は”施工方法”で大きくカバーできるというのが現場の実感です。
たとえば、
十分な釘の打ち込み
接着剤(専用セメント)による追加固定
端部や棟部分のしっかりした押さえ
こうした正しい施工を施すことで、剥がれのリスクは大幅に低減されます。
特に堺市のように台風の通過が多い地域では、施工業者の技術力が問われる屋根材と言えるでしょう。信頼できる専門業者に任せることが大前提です。
② 色あせ・劣化が早いこともある
アスファルトシングルの表面には「砂粒(グラニュール)」が使われており、これが独特の風合いを生み出しています。
しかしこの砂粒層、長年の紫外線や風雨の影響で少しずつ剥がれたり色あせたりすることがあります。
特に日当たりの良い南面や西面では劣化が進みやすく、屋根がまだら模様のように見えることも。
ただ、これはあくまで「見た目の劣化」であり、構造的にすぐ問題になるわけではない点も抑えておきたいところ。
気になる場合は、トップコートの塗装や表面の部分補修などで対処可能です。
また、近年は耐候性に優れた高品質な製品も多く出回っており、グレード選びも色あせ防止の大きなポイントになります。
③ 雪や凍結にはやや不向き
アスファルトシングルは、柔らかくしなやかな素材であるがゆえに、重い積雪や凍結による物理的ダメージには少し弱い傾向があります。
特に、
雪が滑り落ちにくく屋根にとどまりやすい
氷が屋根材の間に入り込むことで剥がれの原因になる
といった点が、積雪地帯ではデメリットになりやすいのです。
堺市はそこまでの豪雪地帯ではありませんが、寒波による一時的な積雪や凍結に備えた通気・排水の設計は大切です。
雪止め金具や、棟部の通気確保なども視野に入れておくと安心です。
④ 高温多湿な気候での通気対策が必要
堺市のように夏場に湿気がこもりやすい地域では、屋根材の下に湿気が溜まりやすくなります。
この「内部結露」が続くと、下地の野地板が腐食したり、カビが発生する原因にも。
アスファルトシングル自体は防水性が高い反面、通気性にはやや劣るため、屋根裏の湿気対策が重要になります。
具体的には、
棟換気や軒裏換気の設置
通気層を設けた屋根構造
断熱材と屋根材の間に空気の流れを確保
こうした屋根全体の設計で通気を確保しておくことで、長期的に快適な住まい環境が保てます。
このように、アスファルトシングルにはいくつかの注意点がありますが、それぞれにきちんとした対処法や施工技術が存在します。
大切なのは、素材の特性を理解し、その地域や住宅の状況に応じた最適な施工を行うことです。
アスファルトシングルを選ぶならどんな住宅?
アスファルトシングルには多くのメリットがありますが、すべての住宅に最適とは限りません。
住宅の築年数や立地条件、予算感によって「相性の良し悪し」がある屋根材です。
この章では、堺市をはじめとした関西圏の住宅事情を踏まえつつ、アスファルトシングルが向いている住宅・向いていない住宅の見極め方をお伝えします。
築年数・立地・予算別のおすすめ判断ポイント
まずは、アスファルトシングルに向いている住宅の傾向を見ていきましょう。
■【築年数】築10〜25年の住宅にベストマッチ
築10年以上経過していて、初期のスレート屋根や古い金属屋根が劣化してきているような住宅には、アスファルトシングルへのリフォームがおすすめです。
屋根の構造体がまだしっかりしている場合は、カバー工法にも対応できるため、コストを抑えながら新しい屋根に変えられます。
■【立地】風の影響が少ないエリアが理想
アスファルトシングルは軽量で柔軟性が高い反面、強風の影響を受けやすい性質があります。
そのため、海沿いや高台、開けた場所で風が吹き抜けやすい地域では、しっかりした施工(接着・釘打ち)が重要になります。
堺市では、比較的平坦で住宅密集地が多いため、施工方法さえしっかりしていれば十分に対応可能です。
■【予算】コスパ重視の方におすすめ
アスファルトシングルは、材料費が比較的安価で、施工の手間も少ないため全体的にコストを抑えられるのが大きな魅力です。
「とにかく費用を抑えたい」「初期費用はできるだけコンパクトにしたい」という方には、まさにぴったりの屋根材です。
こんな人におすすめ・おすすめできない
アスファルトシングルが「合う人・合わない人」を以下のように整理してみました。
✅ アスファルトシングルがおすすめな人
10年以上の戸建てで屋根のリフォームを検討している方
洋風のデザインやアーリーアメリカン調の外観が好きな方
音の静かな屋根を希望している方(防音性重視)
カバー工法で安く・早く屋根を新しくしたい方
金属屋根の“雨音”や“サビ”に不安を感じている方
❌ アスファルトシングルをおすすめしにくいケース
海沿いや山の中腹など、常に強風が吹くようなエリアにある住宅
豪雪地帯で積雪や凍結の多い地域
今後の長期的なメンテナンスを極力避けたい(※葺き替え頻度を減らしたい)方
「屋根は塗装でメンテナンスすればいい」と考えている方
アスファルトシングルの施工実績(ココペイントの施工事例)
ここまでアスファルトシングルの特徴やメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、「実際に施工するとどんな仕上がりになるの?」という疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは当社「ココペイント」が手がけたアスファルトシングル屋根の施工事例をご紹介いたします。
地域密着型の施工店として、住宅事情に合わせた丁寧な施工を行っておりますので、ぜひご参考にしてください。
施工物件
施工内容:外壁塗装、屋根塗装、付帯塗装
外壁材:窯業系サイディング
屋根材:アスファルトシングル
外壁使用塗料:プレミアムシリコン
屋根使用塗料:ヤネフレッシュSi
カラー:外壁→19-30A、17-40D 屋根→RC-107
まとめ:アスファルトシングルは堺市の住宅にもおすすめ!
アスファルトシングルは、軽量・高防音・高デザイン性といった多くのメリットを持つ屋根材で、特に築10年以上の戸建て住宅にお住まいの方には非常におすすめです。
ただし、強風・高湿度など堺市特有の気候条件にも配慮した施工が必要なため、屋根材の特性を熟知した信頼できる業者選びがカギになります。
ココペイントでは、堺市を中心に数多くのアスファルトシングル施工実績があり、屋根診断から丁寧にサポートいたします。
「屋根をどうしよう…」と迷っている方も、ぜひお気軽にご相談ください。
堺市で外壁塗装・屋根塗装をご検討の際はお気軽に
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