外壁塗装の失敗を防ぐ 増築したお家の「取り合い」で発生するトラブルと対策
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。

おおよそ再塗装するまでの期間は塗装してから10~15年ほどです。
再塗装を検討する際、「塗料の種類」「色」「費用」などに注目されることが多いと思います。
ですが、築30年以上経っている方で「増築をされた方」はいらっしゃいませんか??
増築だけでなく改築も似たようなものです。
堺市は古くからの歴史的な市ですので、そのようなケースも少なくないかと思います。
増築部分と、元の部分との境界である建物の取り合い部分というのは構造的にかなり複雑となっています。
塗装工事を行うことにおいて、トラブルなどが発生しやすい傾向にあります。
今回の記事では、そんな増築や改築部分との取り合いについてまた確認すべきポイントなどを中心としてお話していければと思いますのでぜひ最後までご覧ください。
Contents
増築って??取り合いって??
まずは増築についてお話していこうと思います。
「増築」とは既存の建物に対して新たに部屋やスペースを追加する工事のことをいいます。
一階の一部を拡張したり、二階に子供部屋を増やしたりするのが具体例ですが、その方法は様々です。
逆に「減築」といって広い空間を狭くする手法もあります。
住宅のニーズにあわせて行う工事になるので、堺市でも多く見受けられるはずです。
取り合い
では取り合いとはなにか。
それは既存の建物と、増築部分の境界を指します。
簡単にいうと接合部です。
具体的な例というと以下が挙げられます。
・増築部分の外壁と既存外壁の接合部
・屋根と壁の接点
・サッシや庇と外壁の接合部
・ベランダやテラスと外壁の接触部分
これらの部分に関しては構造的にも複雑であり、増築を行う際に防水処理や接合がされていないこともあります。
されていたとしても処理が甘かったりすることが多いため、非常に雨水の侵入リスクが高いです。
よくあるトラブル例
増築している部分との取り合いにおいてよくある不具合・トラブルについて挙げます。
①雨漏り

接合が甘いと、雨水が侵入しやすくなります。
塗装工事で表面だけを処理したとしても、内部の防水処理が不十分な場合雨漏りが続いてしまいます。
そうなると外壁の劣化も加速していきます。
②剥がれや浮き
取り合いの部分は他の箇所と比較してもかなり不安定な場所です。
災害などで動いた場合、塗膜が剥がれたり浮いたりすることがあります。
別々で建てられていることから揺れに対する動きが異なってくるため、このようなことが集中して発生します。
剥がれや浮きもですが、ひび割れもかなり起こしやすいです。
③仕上がりのムラ
増築した部分、既存の部分で比較すると大抵は素材や色が少しは異なります。
色や質感といった部分が合わずで、見た目に違和感が発生する可能性もあります。
塗装を行った際にも色味であったり質感の違いが顕著に出てくることがあります。
これによって美観性を損なってしまう原因にもなり得ます。
④断熱性・気密性
既存部分と増築部分で繋がりが不十分である場合、夏は暑くなって冬は寒くなってと居住環境が悪くなる可能性が挙げられます。
再塗装前に確認しておくべきポイント
再塗装を行う前に、確認しておくべきポイントについてご紹介します。
増築部分の構造と仕上げ材の確認
まずは増築部分の外壁の素材や仕上げの状態を確認しておくようにしてください。
素材によって塗装の下地処理や塗料の種類も変化してきます。
取り合い部分の隙間や劣化の確認
「見る」「触る」ことによって取り合い部分の劣化について調査します。
劣化が進行している場合には塗装を行う前に補修が必要です。
防水処理の有無

増築時に防水シートやその他の防水処理がされているのかを見ておくことが重要です。
していないもしくは不十分な場合、雨漏りを防ぐことが出来ません。
増築の築年数・工事履歴の把握
築年数が古い増築部分に関しては特に注意が必要です。
過去の工事履歴も含めて確認を行い、問題の有無を把握しておくしておく必要があります。
取り合いの処理
外壁塗装の際、取り合いについては特に以下に配慮する必要があります。
①シーリングの打ち直し・打ち増し
充填してからしばらく経過していると、ひび割れや剥離が進行しているシーリングが多くなってきますので打ち直し、もしくは打ち増しをすることが基本となってきます。
必要になれば、打ち増しでも処理を行います。
②下地補修
クラックや隙間が見られる場合には、塗装前に補修をしておく必要があります。
美観性のみではなく、機能面でも重要です。
③材ごとに塗料選定
外壁材ごとでそれぞれ適した塗料があります。
増築部分と既存の建物で素材や劣化状況も異なるとなれば、塗り分けや相性に注意して選定を行うようにしてください。
④境界ラインの仕上げ
取り合い部分に関しては特に注意して塗膜の厚みを均一に保って隙間が出来ないように仕上げる必要があります。
層を複数重ねて耐久性を高めるということもポイントとなってきます。
業者選びのポイントと施工前・工事中
業者選びを行う上でのポイントをご紹介していきます。
経験豊富な業者を選定しよう
増築についてよく知っている業者であるほうが構造などに理解がしっかりとあるはずです。
見えない部分に対するリスクも気づくことができます。
十分な説明と打ち合わせ

現場調査での調査結果による劣化状況や工事計画、必要となる補修の内容について打ち合わせをしっかりと行う必要があります。
工事中における進捗状況の見える化
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工事写真であったり、進捗状況、工程表を共有してもらい「現在どのような状況下で工事が進んでいるのか」を「見える化」してもらっていると安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は増築部分に関する「取り合い」と外壁塗装についてご紹介させていただきました。
これからの時代、新築よりもリノベーションや改築を行うことのほうが多くなってくる時代になっています。
増改築をしているお家に再塗装を行う場合には取り合いに関しても十分に気を払っていただきたいです。
ご自宅に増築部がある方はぜひ1度外壁の点検をご依頼いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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