堺市の分譲住宅で多かった外壁材、実は要注意?30年経って分かるメンテナンスの落とし穴
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。

現在築20~30年程度のお家にお住まいの方、こんなお悩みはありませんか?
・色褪せてきている
・汚れやすくなっている
・目地部分が割れてきている
・全体的に古びた印象になっている
堺市では1990年代から2000年代にかけて多くの分譲住宅が建てられたとされています。
泉北ニュータウンがその一つとされます。
このような世代の住宅は外壁素材のトレンドであったり、工法であったりがある程度共通としてあります。
当時使われた外壁や施工方法には劣化の傾向、そして注意点があります。
何も気にしないまま塗装をしてしまうと数年後に塗膜の剥がれが発生する他、雨漏りリスクも高まります。
そこで今回は外壁材の種類・特徴やリスク等について解説していこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
1990~2000年代の分譲住宅の特徴
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まず、1990~2000年代の分譲住宅の特徴についてお話していこうと思います。
堺市ではこの頃、泉北ニュータウンなどといった大規模な分譲地がつくられたことで、多くの住宅が計画的に同じ仕様で作られていました。
素材に関しては、モルタル外壁から窯業系サイディングへの移行が進行しています。
これが地域の住宅外観での標準的な仕様となりました。
地域によってはALCやモルタルも混じってあるケースもあるため、見た目は似ていても性質が異なることがあります。
代表的なメーカーと劣化傾向について
当時主流とされていた代表的なメーカーについて紹介していこうと思います。
ニチハ製サイディング
ニチハ製のサイディングは多く使用されていました。
耐久性が高いこと、デザインが豊富なことから多くの場面で使用されていたのですが、1990~2000年代の製品には注意点がいくつかあります。
①紫外線に弱い
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初期のニチハのサイディングの製品は表面の塗装が紫外線に弱くチョーキングや色褪せが早い傾向にあります。
そのため塗装などのメンテナンスのタイミングが悪いと防水機能が低下してしまい、雨水が入り込みやすくなるおそれがあります。
②ひび割れ
これは経年劣化の影響ですが、特に日当たりの良い南面で小さいひび割れが発生しやすいです。
③コーキング

当時の施工は今の施工ほど厳密でなかったことから、コーキングの質もあまり良くないことがあります。
打ち替えがされていない状態や耐久性の低いものが使用されていることがあります。
コーキングの劣化は外壁全体の耐久に関わってくるので注意する必要があります。
ケイミュー(旧・松下電工系)
ケイミューの窯業系サイディングも1990~2000年代にかけて人気がかなりありました。
光沢のある塗膜と表面のコーティングが特徴となっており美観性が高いことが魅力としてあります。
ですが、耐久性に関しては少し弱い部分もありました。
①表面コーティングの剥がれやすさ
初期製品は表面の塗膜が薄くなっていて経年でコーティングが剥がれやすい傾向があります。
これによって下地が露出してしまい、色ムラであったり汚れが目立ちやすくなっていることが多いです。
②反りや浮きの発生
サイディングパネルの熱伸縮によって特に南側の外壁では反りや浮きが見られることがあります。
浮いた部分に塗装をしても密着しづらく剥がれてしまう原因にもなります。
剥がれなどがあって状態がひどい場合にはパネルの張替えや重ね張りを検討したほうが長持ちしてくれます。
その他のメーカーについて
大きくは上記にあったメーカーの製品が多く使用されていました。
その他のメーカーもかなり多いですが、以下のことがポイントとして挙げられます。
・吸水性
・厚みや繊維配合の違い
吸水性に関しては素材や塗装の違いによって異なります。
吸水率の高いものに関しては雨染みやカビの発生リスクが高くなります。
また厚みが薄いもの、繊維強化の弱いものに関しては衝撃や風圧によって割れやすいこともあります。
製品によってメンテナンスのルールも異なるので事前に診断することが必要です。
具体的な塗装時の対策
持続性を高めるためには以下のことを行うのが鍵となります。
コーキング打ち替え・高耐久材の使用
劣化している場合には既存のものを必ず撤去して打ち替えを行うことが基本です。
耐久性の高い変性シリコンを選定することによって二回目のメンテナンスの周期を伸ばすことが出来ます。
シーラーの選定と吸い込み対策
劣化がひどい場合には吸い込みを調整するための下地剤を使用する、また密着性が弱い場合には前処理としてプライマーを使用することが効果的とされます。
高圧洗浄
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劣化が進行している外壁材では水圧が強いものでしてしまうと表面が剥がれてしまう恐れがあります。
そのため洗浄を行う際には低圧から試験を行い部分洗いを行うなどして段階的に行うことが効果的です。
通気工法の見直し
当時の施工には通気層がないこともあります。
塗装を機に通気を促進する工法への改善も検討することも考えると良いでしょう。
塗装では不十分の場合
塗装では不十分とされる場合には以下のことも検討してみてはいかがでしょうか。
カバー工法・張り替え
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広範囲で浮きや反りが発生している場合には、カバー工法を用いたり全面張り替えを行うことがおすすめです。
デザインが不一致となってしまうことを避けるため張り替え後に塗装まで一緒に行うことが一番望ましいです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は1990年代~2000年代の分譲住宅に関する塗装についてご紹介させていただきました。
この時期はちょうど現在の主流の窯業系サイディングに移行してきた時期でもあります。
昔の住宅に対しては現在と比較してかなり施工が甘かったりすることも多いです。
そのため、しっかりと施工前には調査を十分に行い適切な施工を行ってもらうことをおすすめします。
塗装では不十分な場合もあるので、きちんと診断してくれる良い業者を見つけられるようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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