階段の長尺シートを取り付ける目安について
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。

皆さん「長尺シート」というものを聞いたことはありますか?
最近では階段についていることや、ベランダにも使用されていることもあります。
ですが、本当にそれは必要なのでしょうか。
今回は長尺シートについてご紹介して行こうと思いますので最後までご覧ください。
Contents
長尺シートとは
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まず、長尺シートについてお話していこうと思います。
長尺シートとは何なのか。
正式には防滑性ビニル床シートと言います。
床専用のシートで滑りにくいものとなっていて、掃除の手間がかかりません。
そして遮音効果もあります。
マンションにお住まいの方は特に、ご自身の部屋までいく共有の廊下の床に貼られていることと思います。
長尺シートを施工することができる業者が数限られているために工事費が高騰しています。
つけることによるメリット
先ほど軽くは全てお伝えしましたが、それぞれを詳しく見ていきます。
防滑性

滑ることを防いでくれることが最大のメリットかと思います。
これはシートの表面が少し荒くなっていて靴の底や足が接触したときに滑り止め効果を発揮してくれます。
階段にも様々な素材のものがありますが、素材や表面の状態によって滑りやすさが異なります。
表面が濡れていたり、汚れていたりしていると滑りやすいですし、金属の階段などもかなり滑りやすいです。
劣化の軽減
長尺シートを取り付けることによって階段の劣化を防ぐことができ長持ちすることができます。
これは摩耗性に優れていることにあります。
表面を保護してくれシートが上に貼られるため直接的に刺激を与えないようにしてくれます。
特に上り始めの一段の角がよく擦れて劣化が激しくなりやすいとされています。
一番擦れる部分が劣化したまま放置されていると危険性もかなり高まってきます。
掃除がしやすくなる

長尺シートをつけることによって汚れが階段につきにくくなってくるので、掃除がしやすくなります。
階段の素地の状態よりも隙間や凸凹が少なくなってくるのでホコリやゴミが溜まりにくく汚れたとしても簡単に拭いて掃除をすることができます。
雨や湿気も浸透することなく、カビなどの汚れも防ぐことができます。
実際に付けたほうがよい目安
どのようなケースの場合に長尺シートが必要となってくるのかについてご紹介して行こうと思います。
主な目安としては以下のとおりです。
・割れや剥がれが出てきている
・安全面が心配になってきた
・入居者を確保したい
このような場合です。
先程も紹介したように長尺シートをつけることによってかなり防滑性があがります。
そのため、コンクリートなどの階段で安全面が心配になってきた築30年ほどのマンションなどには良いでしょう。
最近のマンションやアパートの階段には元々ついている建物が殆どとなっています。
取り替えの目安
取り替えの目安としては約20年に1度です。
定期的に取り替えることによって階段の寿命を長くすることが可能となります。
DIYでできるのか、できないのか
長尺シートを取り付ける作業ですが、DIY等で行うことは可能なのでしょうか。
DIYで行うにはいくつかの難点がありますのでご紹介します。
下地処理
まず長尺シートを取り付ける際に重要になってくるのが、「下地処理」です。
入念に下地処理を行うことができないと長持ちしません。
下地処理にはケレン作業があります。
古い接着剤や汚れを落とし、下地が凸凹しているものを滑らかにする役割があります。
ケレンは短時間でしっかりと正しく研磨することが必要となっていて、素人の人にとってはとても難しい作業となっています。
もし階段がひび割れしていたり、剥がれなどがあった場合補修として左官工事が必須となってきます。
空気を抜きながらうまく貼ることが可能なのか
気泡を作らずにシートを密着していく必要があります。
みなさんも携帯のフィルムを空気を入れずに貼った経験はあると思います。
あれでもかなり難しいと思います。
長尺シートはもっと大きなものです。
気泡が残ったまま貼ってしまうと気泡が後々膨らんできてしまったり、シート自体が浮き上がってくる原因となってきます。
そして滑り止めの効果も低下してしまいます。
せっかく安全のために貼ったものも効果を発揮しなくなってしまうのです。
密着して貼るには専用のローラーを使用して均一に力をいれることが必要となってきます。
シーリングが必要
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ご自身で貼るとなると仕上げとして端っこをシーリングなどで保護することもご自身でしていただく必要があります。
この作業を怠ってしまうと、隙間から雨水などが侵入してきてしまって剥がれの原因となってきます。
周囲にシーリングが付いてしまうと、美観性などにかけるため養生もしっかりとしてもらうことが必要となってきます。
隙間があると汚れもその部分に溜まりやすくなってくるのでご注意ください。
どのような業者に依頼するのが◎??
DIYではかなり難しくなってくるこの長尺シートの施工。
ではどのような業者に依頼することが最適なのでしょうか。
これは同時になにか工事を依頼するかが業者選択をするうえで大きな分岐点です。
①同時にしたい工事がある、②長尺シートのみの施工
この2つに大きく分けてご紹介して行こうと思います。
①同時にしたい工事がある
同時になにか工事をしたいと考えている方はそれぞれ他に行いたい工事の業者に一緒に長尺シートも施工してもらうようにしてください。
例えば、外壁塗装。例えば内装工事。
この2つについてご紹介していきます。
外装リフォーム‐塗装業者
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マンションで外装リフォームを同時にと考えている方は外壁塗装業者に依頼するのが良いでしょう。
マンションにおいては廊下や共用部のメンテナンスも必要となってきます。
その場合には、塗装業者に一気に依頼するとまとめて施工することができそして統一感も上がります。
また外壁において補修が必要となっている場合には階段の補修に関しても左官工事をまとめてしてもらうことが可能なので依頼しやすいと思います。
外壁塗装の業者は下地処理の技術が大変高いです。
外壁塗装でも下地処理が一番重要となってきますので良いと思います。
内装工事‐内装リフォーム業者
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内装工事をしてもらう際には、その内装リフォームの業者に依頼しましょう。
室内階段に対してシートを付けるという場合にはなるかもしれませんが、内装リフォームの中で階段もしてもらうとお家のテイストにあった雰囲気のシートを選択してくれるはずです。
②階段のみ‐防水工事専門業者
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共用部の階段のみで工事を依頼する際には防水工事の専門の業者に依頼してください。
雨の影響を直接受けるものとなるので、防水工事に詳しい防水専門の業者に依頼すると適切な工事をしてくれることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は階段の長尺シートについてご紹介しました。
長尺シートをつけることによって防滑性が優れ、掃除もしやすくなります。
下地処理をするにはかなりの技術が必要ですので、DIYよりも業者に依頼する方が仕上がりや長持ちにも繋がってくるのでおすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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