意外としらない!?ペンキと塗料の違い
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
外壁塗装では「塗料」を使用しますが、塗料と聞くと皆さん「ペンキ」のことと同じだとお考えではありませんか??
広い意味としては同じくくりのものですが、塗料とペンキは別物として捉えていただく必要があります。
そこで今回は「塗料とペンキの違い」についてご紹介していければと思いますのでぜひ最後までご覧ください。
塗料とは、ペンキとは
まずそれぞれについて定義からしていこうと思います。
それぞれどちらも色を付けることには確かです。
では何が違うのでしょうか。
塗料
塗料というのは樹脂・顔料・添加物の3つから構成されている合成樹脂塗料と呼ばれるものです。
それぞれの機能をいうと
樹脂:塗膜の形成
顔料:塗料の色を出す
添加物:沈殿を防ぐ、柔軟性をもたせる
塗料は揮発性のある溶剤を使用していて塗った後に成分が定着することによって機能が発揮されます。
外観を美しくすることはもちろん、塗る建物の保護をしたり機能を付加させます。
ペンキ
ペンキはオイルペイント・合成樹脂調合ペイントを総合したものです。
オイルペイントは昔からあるペンキで油性ペイントとも言われているものになります。
合成樹脂ペイントは長油性アルキド樹脂ワニスを顔料に対して混ぜたもので、これは現在ホームセンターに売っているものです。
使用するときには植物の油を使用して希釈を行って塗っていきます。
ペンキの特徴としては顔料を植物油で均一に塗られるようにしてあることです。
目的は色をつけることです。
何が違う?塗料とペンキ
少し見てきましたが、ここまででもしかするともうすでに違いがわかったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以下より塗料とペンキの違いについてご紹介していこうと思います。
使用する目的
そもそも塗料とペンキを使用する最大の目的が異なります。
塗料は「保護・機能付加・美観性の向上」です。
塗料は塗膜を形成して外壁を保護し断熱性・遮熱性・抗菌性など機能を付加させるために塗ります。
対してペンキは「色をつけるための材料」です。
特定の箇所に対してデザインのために使うことが多いです。
ペンキには保護機能はありません。
ただ色を塗るためのものなので塗装をしても耐久性は向上しません。
成分
つづいて成分についてです。
先に説明しておくと顔料は色をつけるための成分です。
顔料が入っていることによって色がつきます。
合成樹脂は色素成分を定着させるために必要な成分です。
塗料の成分は顔料・合成樹脂・添加剤です。
機能を付けたり、塗料の定着性を向上させるために成分調整を行っています。
ペンキは顔料・合成樹脂・植物油脂です。
先程も出てきましたが、液状にして塗ることが出来るように植物油脂が入っています。
ペンキに関しては「色を付けるため」のものなので、必ず色がついていますが塗料に関してはクリア塗料にもあるように機能の付加などはあるものの透明で色がついていないものもあります。
これは元の外壁材の雰囲気を活かすためです。
機能性
ペンキは色をつけるという機能に特化した商品です。
そのため、着色をするための色素は発色などについてこだわりを持って製造されていることが多いと言われています。
対して塗料は総合的な機能性を重視して作られているというのが一般的です。
発色の良さについてはもちろん、耐候性・遮熱性・断熱性などを考慮して作られています。
年々多くの機能をもった進化したものが製造されているのでペンキと比較してかなり差が出てきます。
耐候性
屋外の環境での劣化に対する性能のことを耐候性といいます。
具体的にいうと太陽光や風雨にさらされる変形・変色・劣化の起こりにくさを指します。
ペンキよりも、塗料の方がかなり耐候性が高いです。
高い耐候性をもつ塗料で塗装をすると劣化しにくいのですが、ペンキで塗装をしてしまうとかなり劣化の進行が早いです。
そのため、ペンキで塗装を行うと変色や剥がれが出やすい状況となってしまいます。
保護をする機能がないペンキでの塗装は劣化している場所に対して行っても何も保護をしていないのですぐに塗った部分が剥がれてきます。
そしてペンキには弾性がないため、モルタルなどの動きがある下地に塗装をしてしまうとすぐに割れの原因となります。
ペンキで塗装をする場合にはそれらの支障のない箇所に対する塗装に限られます。
乾燥時間について
ペンキと塗料では乾燥時間もかなり異なります。
ペンキでは乾くまでに2~3日ほどかかります。
乾燥している間に雨が降ってしまうと雨の跡がついてしまって塗り直しをする必要が出てきます。
対して塗料はものにもよるのですが、4時間程度で乾燥するものが多いとされています。
天候が不安定な時期にしてしまうとなかなかペンキでは乾燥しきれなくて時間がかかってしまいます。
ペンキの中でも合成樹脂調合ペイントの方が短い時間で施工が完了します。
費用
費用に関してはペンキの方が安いです。
機能性が高いという付加価値がついている分、金額が変動してきます。
ペンキは塗装に❌️
ペンキと塗料について違いを理解して頂けたでしょうか。
ペンキの方が安く済むからといってペンキでというのは避けていただきたいです。
ここからはペンキで外壁塗装をしてはいけない理由についてご紹介します。
保護できない
塗料はお家の寿命を伸ばすためのものなので塗装すると10~15年、20年ほど外壁を保護してくれます。
ペンキは色のためなので、寿命も長くないため保護には向いていません。
機能性がない
ペンキだと多少の機能はあるものもありますが、機能をもたせると言うものではないので塗料と比較するとかなり低いです。
機能性をもたせることができないため、機能性を持つ塗料と比較してもそのような恩恵を受けられないペンキを使用するのはよくないです。
課題が多い
塗料と比較してみてもペンキは課題が多いです。
先ほども紹介したように色を付けるためだけなのに乾燥時間が2~3日かかります。
これは植物油脂を使用していることによるものです。
安いだけでペンキを使用してしまうと日光に弱いため変色や退色をすぐに起こしてしまいます。
総合的に見ていくと将来的にもお家のためにもコスパはかなり悪くなります。
塗料で塗装しよう
悪徳な業者だと塗装にペンキを提案してくることがなくはないです。
しっかりとペンキと塗料の違いを理解しておくことによってそのような事態を防ぐことができます。
ペンキで塗装をしてすぐに劣化してくると高いお金を取られたのに、、となるかと思います。
大きな買い物になるのでしっかりと見極めて業者を選択して「塗料」で塗装をして頂く必要があります。
住環境を快適に過ごしていくためにもそれぞれ皆さんにあった塗料を選択して優良な業者に依頼しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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