ゲリラ豪雨による雨漏りは火災保険対象？？
堺市の皆様、こんにちは！
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです！
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
日本では近年、異常気象が多発しています。
最近でいうとニュースでよく取り上げられているのが「ゲリラ豪雨」。
関西ではあまり見られませんが、都市部を中心として今年かなり増加しています。
猛烈な雨が降るとお家が雨漏りを起こしてしまう可能性があります。
災害などで雨漏りを起こした場合、火災保険を適用させることができますがゲリラ豪雨の場合にも可能なのでしょうか。
今回はゲリラ豪雨時の雨漏りが火災保険を適用出来るのか、そしてできる場合にはどのようなことに注意しておくことなどを中心として、ご紹介していこうと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
補償される可能性は低い
先に結論だけを言ってしまうと、ゲリラ豪雨による雨漏りは火災保険の対象外となることが多いです。
しかし、条件によっては対象となって火災保険で行うことができることがあります。
条件は以下の2つです。
・火災保険の補償内容
・雨漏りの原因
一つずつ詳しく見ていきます。
火災保険の補償内容
まずは火災保険の補償内容です。
火災保険の前提として契約が風災・雪災・雹災などの自然災害に対応している必要があります。
基本的にほとんどの火災保険には補償範囲として含まれているものとなっているのですが、一部含まれていないものもあるため確認しておくことが必要です。
特に下の2つの特約が補償内容として入っているのかを見て頂けたらと思います。
風災特約
火災保険に風災特約が含まれている場合、強風と豪雨が原因の被害には補償されることがあります。
ゲリラ豪雨もこの特約でカバーがされます。
ただし、一部の保険会社では雨漏りが直接的に原因となっていない場合、屋根の破損などが原因でない場合には補償されないこともあります。
水災特約
これは水の災害に特化した特約となっていて、洪水・土砂崩れなどの被害があった際に補償されるものです。
この特約があった際にもゲリラ豪雨による雨漏りをカバーできる可能性があります。
雨漏り自体、風災として分類されていることが多いので、風災の補償があれば大丈夫かと思います。
ゲリラ豪雨は水災にも風災にもなり得るため、どちらも対象となってくれている方が安心かと思います。
雨漏りの原因
続いて雨漏りの原因についてです。
申請を行う際にこれが最も重要なこととなってきます。
補償を受けるためには「自然災害によって発生したもの」であることが必要です。
ただただ経年劣化による雨漏りであると補償の対象とはなりません。
具体的に見ていくと、雨漏りの状況や記録の写真・見積もりや報告書といったようなものを保険会社に対して提出を行うことが必要となってきます。
直接的な原因がゲリラ豪雨ではなく、他の箇所の経年劣化であると判断されることも多いといいます。
例で行くと屋根のメンテナンスがしっかりされていなくて、割れている状態であったとしてその割れから雨漏りが起きたと判断されることもあるそうです。
このように判断されないようにするためには、自然災害以外の原因となり得るであろうものをなくしていくということです。
つまり、定期的にメンテナンスを行うということです。
定期的に点検やメンテナンスをしておくことで細かく状況を記録しておくことによって、雨漏りがゲリラ豪雨によって起こったということを証明しやすくしてくれます。
ゲリラ豪雨後雨漏りが発生！！見るポイントは
ゲリラ豪雨が発生しその後に雨漏りが発生したとなったときにどの場所を見るのが良いのでしょうか。
原因となる被害をどこが受けたのかということを確認しておくことが必要となってきます。
確認していただきたい箇所は屋根と外壁の2箇所です。
屋根
雨漏りの原因となることが多い屋根です。
被害を受けていることが非常に多くなっています。
屋根をみていただく際には以下のことを重点的に見て下さい。
・瓦のズレや劣化
・防水シートの破損
・棟板金の破損と浮き
個人で屋根に登る行為は大変危険なため、もし屋根に登っての確認が必要な場合専門の業者に依頼して調査をしてもらうようにして下さい。
外壁
雨漏りは屋根からだけと思われている方も多いそうですが、実は外壁からも雨漏りは起きます。
外壁で多いのは、ひび割れからの雨の浸入による雨漏りです。
特にモルタル外壁はひび割れがとても起こりやすいため、しっかりとメンテナンスを行う必要があります。
ひび割れに関しても経年劣化として起こることがほとんどで、それだと補償される対象とはなりません。
ゲリラ豪雨ではあまり強風は吹かないためあまりないと思うのですが、暴風での場合飛来物の接触による割れなどが発生した場合には対象となることがあります。
火災保険を使用するなら気をつけてほしいこと
ゲリラ豪雨によるお家の被害に対して火災保険を使用して修理を行う際には以下のポイントを押さえて下さい。
①火災保険の対応経験がある業者に依頼するように
業者を選択する際には、火災保険の対応経験がある方のいる業者に依頼することが良いでしょう。
経験があると写真をどのように撮ると良いのか、どのくらいの量が必要なのかなどもわかっているはずですので、スムーズに対応してくれるでしょう。
また保険会社に提出する書類などにも詳しいことが多いため、困ることも少ないです。
②できるだけ早く保険会社に連絡を
被害が発生してからできるだけ早く保険会社に連絡を行うようにして下さい。
保険金の請求が遅ければ遅いほど支払いが遅れてしまう可能性があります。
そして火災保険を適用させるには申請にも期限があります。
期限を過ぎてしまうと申請ができなくなってしまって、原因がしっかりゲリラ豪雨（自然災害）であっても保険金を受け取ることができなくなります。
使用する際の流れについて
ではゲリラ豪雨によって火災保険を使用されるとなった場合の流れについて紹介していこうと思います。
基本的には保険金をうけとってからスタート
保険金をまず受け取ってからスタートしていきます。
①保険会社に連絡
被害を受けた場合、まずは加入している保険会社に対して連絡をとってください。
そしてゲリラ豪雨によってお家が被害を受けて雨漏りが発生したという意を伝えて下さい。
その際には「氏名・保険証券番号・被害内容・発見日時」などを伝える必要があるため、事前準備をしていただくことが必要です。
その後に保険会社の方から確認などが行われ資料が送られてきます。
②雨漏り業者による見積もり算出
続いて、雨漏り業者による見積もりの算出です。
先ほどもいいましたが、火災保険の対応の経験のある業者で依頼することで、かなりスムーズに進められるかと思います。
③書類記入
保険会社からもらった書類を見積もりを終えたら記入していきます。
そして他の資料も合わせて添付して送付します。
基本的には、書類や資料を元として審査を行うのですが状況に応じて現場調査なども行うことがありあす。
④保険金の支給
調査などが完了すると、保険金が支給されます。
⑤業者に依頼
保険金が支給されてから、専門の業者に依頼をして修理を行ってもらいます。
正式な依頼というのは保険金が保険会社から支給されてからとなります。
また保険会社から必ず修理の業者を紹介していただけるということがないので、自分で業者を探して依頼をすうることが必要となってきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は最近多いゲリラ豪雨で起こった雨漏りの修理についてご紹介いたしました。
ゲリラ豪雨による被害というのは経年劣化で判断されてしまうことが多いため、正直火災保険の対象外となることが多いです。
といっても、「水災」や「落雷」といったような対象となり得ることがあるので、保険会社の方に相談を行うことが大切です。
雨漏りが起こっていると、お家の中の構造材が腐食してしまって寿命が短くなってしまいます。
そのようなことがないようにするためにもこまめにメンテナンスを行うことが必要となります。
雨漏りを発見した際にはすぐに専門業者に連絡をして下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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