【外壁塗装】剥離剤についてご紹介!!
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
外壁塗装を行うときに古い塗膜を剥がすことがあります。
このときに場合によっては、「剥離剤」を使用する場合があります。
戸建て住宅の塗膜を剥がす作業では高圧洗浄や職人の手作業にて行われることがほとんどですので、剥離剤の登場頻度は少ないです。
そこで今回は、外壁塗装工事で剥離剤が使われるケースや注意点についてご紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
Contents
どうして古い塗膜を剥がすの?
外壁塗装工事において、剥離剤は塗膜を剥がすときに用いられます。
では、どうして塗膜を剥がす必要があるのでしょうか。
その理由についてここではご紹介いたします。
塗料の密着向上
以前、塗装を行ったときにできた塗膜が残っていると、新たに塗る塗料が密着することが出来ません。
塗装工事の目的は、古い塗膜を取り除いて、耐久性の高い新たな塗膜を形成し、建物の防水機能を高めることです。
古い塗膜は、塗装を行う前に取り除いておく必要があります。
仮に古い塗料が残ったまま新たに塗装をしてしまうと、わずか数年で施工不良が起きてしまい塗装工事を行った意味がなくなってしまいます。
剥離剤とは?
塗装工事で使用される「剥離剤」は古い塗膜を剥がす薬剤のことで、別名で「リムーバー」や「軟化剤」と呼ばれることがあります。
剥離剤を古い塗膜の上に塗布することで、薬剤が内部に浸透して樹脂の結合力を破壊します。
そうすることで塗膜が柔らかくなり、外壁への付着力が低下、古い塗膜を剥がしやすい状態になります。
戸建て住宅で使用されることはそれほど多くはありませんが、実際に使用されている例もございます。
薬剤を使用することで、粉塵を防止することができるというメリットも存在します。
剥離剤は大きく以下の5種類に分類することができます。
・ジクロロメタン系
・非ジクロロメタン系
・強アルカリ系
・中性系
・酸性系
ジクロロメタン系は塩素系とも呼ばれるものでジクロロメタンが含まれており、プラスチックやゴム製品をも溶かしてしまう強力な薬剤です。
非ジクロロメタン系はプラスチックやゴム製品を溶かしてしまう点はジクロロメタン系と同様ですが、ジクロロメタンが含まれていません。
強アルカリ系はアルミニウムなど一部の軽金属を侵食してしまいます。
中性タイプは銅などの一部の金属、酸性タイプは鉄部を侵食してしまいます。
いずれの種類の剥離剤でも付着してしまったり、においを直接嗅いでしまうと健康被害を引き起こしてしまう可能性があるので注意が必要です。
塗装工事で剥離剤が使われるケース
古い塗膜は基本的に高圧洗浄と工具を使用した職人の手作業にてほとんどを落とすことが可能です。
そのため剥離剤は必ずしも使用されるわけではありません。
しかし、ここでご紹介させていただく場合に限り、使用されることがあります。
確認していきましょう。
木部の塗装
木材は以外にも、玄関ドアやウッドデッキ、破風板など様々な部分に使用されています。
木材は湿度に反応して、膨張と収縮を繰り返します。
そこに膜を形成する塗料を塗装したとしても木材の動きによって、塗膜が割れてしまいます。
そのため木部を保護するときには、膜を形成するものではなく浸透するタイプの塗料が多く使われています。
木部を再塗装するときには、塗料を除去する剥離剤が使用されます。
大型施設のメンテナンス
マンションやビルなどの大型施設をメンテナンスするときには、鉄部や外壁の補修に剥離剤が使用される場合があります。
大型施設では、より高額な費用が発生し、かつ工事中は多くの人の生活に支障をきたしてしまう場合もあります。
そのため何度も頻繁に塗装工事を行えるわけではないので、剥離剤を使ったメンテナンスが行われる傾向にあります。
塗装をやり直す時
戸建て住宅で剥離剤が使用されるケースとして最も多いのが、なんらかの事情があって塗装をやり直すときです。
通常、きちんとした手順で正しい施工を行った場合、塗装の塗り替えは10~15年に1回で済みますが、手抜き工事や施工不良があった場合にはわずか2~5年程度で塗装が剥がれてしまったりするなどの施工不良が起きてしまいます。
このような状態の塗膜では、しっかりと外壁が保護されていません。
そのため、剥離剤を使用して悪い古い膜を取り除いてから正しい手順で新しい塗料を塗り直す必要があります。
剥離剤を使用するときの注意点
戸建て住宅の塗装では、できるだけ剥離剤を使用しないのが望ましいとされています。
費用が高額になるだけでなく、他にもデメリットが存在しています。
そこでここでは、剥離剤を使用するときに注意していただきたいポイントについてご紹介していきたいと思います。
外壁や屋根を傷めてしまう
剥離剤で塗料を溶かした後には、ヘラなどの工具を使用して塗膜を削り取る必要があります。
塗膜を削り取るという作業が外壁を炒めることとなってしまいます。
1回で全ての塗膜を除去できるわけではありません。
そのため剥がれなかった部分は再度、剥離剤をかけて削らなければなりません。
また、薬剤によって外壁や屋根が傷んでしまうことも懸念されます。
塗布量や薬剤の選択を誤ってしまうと、建物に必要な部材まで溶かして傷めてしまうことがあります。
剥離剤を使用することは外壁や屋根にとって大きな負担がかかる作業となるので入念に注意して行う必要があります。
強い刺激臭
どのタイプの剥離剤を使用したとしても、使用時には強い刺激臭を発生させます。
臭いが気になるからと油性塗料ではなく、水性塗料を選択したのにも関わらず、剥離剤を使用することで臭いに悩まされてしまう危険性が高まります。
また、剥離剤に触れた工具は固まってしまうと使用できなくなってしまうのですぐに洗浄する必要があるのですが、洗浄に使用するのが「シンナー」という刺激臭の強い有機溶剤です。
シンナーは長時間吸い続けてしまうと中毒を引き起こす恐れがあるなど大変危険な部材ですので、使用するときには注意が必要です。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
今回は、剥離剤についてご紹介させていただきました。
戸建て住宅の塗装工事では剥離剤が使用されることは殆どありませんが、状況によっては使用されることもあります。
その時には、大変危険な薬剤ですので取り扱いには特に注意する必要があります。
今回の記事が皆様にとって少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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