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外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店 ココペイント 現場ブログ 塗装の豆知識 台風養生とは?外壁塗装工事で行う具体的な対策と必要性

台風養生とは?外壁塗装工事で行う具体的な対策と必要性

塗装の豆知識

堺市の皆様、こんにちは!

堺市創業年数No.1、4500件以上の施工を手掛けてきた外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!

本日のブログ担当は、藤井の姉(ココ姉)です

外壁塗装工事の最中に台風が接近すると、「足場は大丈夫なのか」「近隣に迷惑がかからないか」「工事はどうなるのか」と心配になる方も多いはずです。

実は、台風や強風が予想される際には「台風養生」と呼ばれる特別な対策が行われます。

普段は工事の様子をあまり気にしていなかった方でも、ニュースで台風情報を見るたびに「今、現場はどうなっているのだろう」と気になるのではないでしょうか。

この記事では、台風養生とはどのようなものか、なぜ必要なのか、実際にどんな作業を行うのかを分かりやすく解説します。

これから外壁塗装やリフォームを検討している方、すでに工事中で台風が心配な方は、ぜひ参考にしてください。

台風養生とは

施工事例:堺市美原区H様邸

台風養生とは、外壁塗装工事中に台風や強風が予想される場合に、足場や防音シート、現場の資材を強風から守るために行う臨時の対策のことです。

具体的には、足場の固定を強化したり、風を受けやすい防音シートを一時的に撤去したりする作業を指します。

工事の進行を一時止めてでも安全を確保することを目的としているため、養生中は数日間作業がストップすることもあります。

これは手抜きや工程の遅れではなく、事故を未然に防ぐために必要な対応です。

台風の規模や進路によっては、足場を組んだまま様子を見る場合もあれば、シートをすべて撤去するなど対応の度合いが変わります。

一般的な「養生」との違い

塗装工事における「養生」という言葉は、本来、塗料が付いてはいけない箇所(窓・玄関・植栽など)をビニールやテープで保護する作業を指します。

これに対して「台風養生」は、対象が建物の一部ではなく足場全体や防音シートといった仮設物であり、目的も「塗料を付けないこと」ではなく「強風による倒壊・飛散を防ぐこと」である点が異なります。

同じ「養生」という言葉でも意味合いが大きく異なるため、混同しないよう注意が必要です。

外壁塗装工事に台風養生が必要な理由

足場の倒壊・飛散リスク

外壁塗装工事では、建物の周囲に足場を組んで作業を行います。

足場は通常の風には耐えられるよう設計・設置されていますが、台風レベルの強風が吹くと、固定が不十分な箇所から崩れたり、最悪の場合は倒壊してしまう危険があります。

足場が倒れれば、作業員だけでなく、通行人や近隣の住宅・車両にも被害が及ぶ可能性があります。

防音シート・メッシュシートが受ける強風の影響

メッシュシートの写真素材|写真素材なら「写真AC」無料(フリー ...

足場に取り付けられている防音シートやメッシュシートは、粉じんや塗料の飛散、騒音を防ぐ役割を持っていますが、面積が大きいため強風を受けると「帆」のような状態になり、足場全体に大きな負荷がかかります。

これが足場の倒壊につながる主な原因のひとつです。

そのため、台風が接近する際には、シートを一時的に取り外したり、先ほどの施工事例として紹介したような足場に対して巻き上げて固定したりする対応が取られます。

塗料・資材の劣化・流出リスク

現場に置かれている塗料缶や工具、資材も、強風や大雨にさらされると破損や転倒、流出のおそれがあります。

塗料が漏れ出してしまうと、近隣の敷地や排水路を汚してしまう可能性もあるため、事前の移動・固定が欠かせません。

屋外に保管していた資材が雨水を吸ってしまうと、その後の工事に使えなくなることもあります。

近隣住宅への被害(物損・事故)の可能性

足場や資材が崩れたり飛散したりすると、自宅だけでなく近隣の住宅や車、通行人にまで被害が広がるリスクがあります。

施主にとっても、自宅の工事をきっかけに近隣トラブルや損害賠償といった事態が起きることは避けたいものです。

台風養生は、こうした二次被害を防ぐための重要な工程でもあります。

普段から近隣との関係が良好であっても、こうしたトラブルが一度起きてしまうと、その後の関係に影響が出かねないため、未然に防ぐ意識が大切です。

台風養生で実際に行う作業内容

足場の補強・固定(クランプ増設、控え筋の追加など)

まず行われるのが、足場そのものの補強です。足場をつなぐクランプ(金具)を増設したり、建物に足場を固定する「控え筋」を追加したりすることで、強風による横揺れや倒壊を防ぎます。あらかじめ気象情報を確認し、台風の規模や進路に応じて補強の度合いを調整します。地域によっては土のうや重量物を足場の脚部に置き、転倒を防ぐ対応を行うこともあります。

防音シート・メッシュシートの撤去または巻き上げ

風の影響を最も受けやすい防音シートやメッシュシートは、状況に応じて全面的に撤去するか、上部に巻き上げて固定します。

シートを外すことで足場が受ける風の抵抗を大幅に減らすことができます。

撤去したシートは、台風が過ぎた後に再度取り付け直すため、台風前後で工程に多少のずれが生じることがあります。

塗料・工具・資材の屋内/車内への移動

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現場に置いてある塗料缶、ローラー、刷毛などの道具類、養生に使う資材は、屋内や車内など雨風の当たらない場所へ移動させます。

屋外に置いたままにしておくと、強風で飛ばされたり、雨水が入り込んで塗料が使えなくなったりするおそれがあるためです。

施工中の現場で仮置きしている脚立や工具箱なども、念のため固定または移動させます。

排水経路・雨どいの確認

工事中は雨どいの一部を取り外していたり、排水経路が普段と異なる状態になっていることがあります。

台風による大雨で排水が滞ると、雨漏りや浸水につながる可能性があるため、事前に排水経路の確認・復旧を行っておくことも台風養生の一環です。

特に屋根や軒先の工事を行っている場合は、ブルーシートで雨水の侵入を防ぐ応急処置を施すこともあります。

台風養生を行わなかった場合のリスク

足場崩壊による事故・損害賠償の実例

https://youtu.be/4c4eIt_yElI?si=Atlc_YnL0_FPH470

↑足場崩壊の事故実例:2023年台風8号による東京都内の現場

台風養生を行わずに台風が直撃した場合、足場の倒壊や部材の落下・飛散によって、人や物に被害が及ぶケースが実際に発生しています。

事例を見てもらうとメッシュシートが張りっぱなしになっていることが確認できるかと思います。

歩行者がけがをしたり、隣家の屋根や車を傷つけてしまったりすれば、工事会社が損害賠償責任を負うことにもなりかねません。

施主としても、こうした事故が自宅の工事をきっかけに起きてしまうことは避けたいはずです。

工期延長・追加コストの発生

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養生を怠ったことで足場や資材が破損すると、修理・再設置のために工期が延び、追加のコストが発生することもあります。

逆に言えば、しっかりと台風養生を行うことは、結果的に工事全体をスムーズに進めるための投資ともいえます。

台風シーズンに工事を予定している場合は、こうした不確定要素もあらかじめ想定しておくと安心です。

お客様にご協力いただきたいこと

台風養生は工事会社側だけで完結するものではなく、施主様にもご協力いただきたい点があります。

植栽・物置などの移動

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敷地内に置かれた鉢植えや物置、自転車、ガーデン用品などの軽量なものは、強風で飛ばされる危険があるため、可能であれば屋内や倉庫へ移動しておくことをおすすめします。

特にベランダや庭先に置いてあるものは、足場のすぐ近くに飛来する可能性もあるため、早めの対応が安心です。

窓・雨戸の施錠確認

工事中は窓や雨戸を開けたままにしていることもあるため、台風接近前には施錠状況の確認をお願いしています。

窓や雨戸がしっかり閉まっているかを見直すだけでも、強風による飛来物の侵入や破損のリスクを減らすことができます。

台風シーズンに外壁塗装を行う際の注意点

日本では例年6月から10月ごろにかけて台風が発生しやすく、特に8月・9月は接近・上陸の頻度が高くなる傾向があります。

この時期に外壁塗装工事を予定している場合は、あらかじめ台風養生が発生する可能性を考慮し、工期に多少の余裕を持たせておくと安心です。

また、塗装作業自体も雨天時には行えないため、台風シーズンは「雨で塗装ができない日」と「台風養生で作業がストップする日」が重なりやすく、工期が延びる要因になりがちです。

契約時には、こうした天候要因による工期延長の取り扱いについて、事前に確認しておくことをおすすめします。

なお、必ずしも台風シーズンを避けて工事を計画する必要はありません。

重要なのは、台風が接近した際に迅速かつ適切な養生対応ができる体制が整っているかどうかです。

工事を依頼する業者を選ぶ際には、台風養生の実績や対応方針について事前に質問してみるとよいでしょう。

台風養生に関するよくある質問

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Q.台風養生はどのタイミングで行われる?

多くの場合、気象庁の台風情報や注意報・警報の発令状況を見ながら、台風が接近する1〜2日前から養生作業に取りかかります。

足場設置のタイミングが台風の来る数日前であれば足場設置のタイミングで行います。

台風の規模や進路の予測には変動があるため、「念のため早めに養生する」という判断がとられることも少なくありません。

逆に、進路が大きく外れて影響がほとんどないと判断された場合は、養生を最小限に留めることもあります。

Q.台風養生中も工事費用はかかる?

台風養生にかかる時間そのものは、工程の一部として扱われることが一般的です。

ただし、台風通過後に足場やシートの再設置、現場の復旧作業が必要になった場合は、その分の人件費や手間が発生することもあります。

契約時にこうした不可抗力による対応について、どのような取り扱いになるか確認しておくと安心です。

Q.台風が来ても足場を解体しなくて良い?

足場をすべて解体してしまうと再設置に手間と時間がかかるため、解体までは行わず、補強と防音シートの撤去・巻き上げで対応するのが一般的です。

ただし、非常に大型の台風が予想される場合や、建物の規模感、足場の設置状況によっては、一時的に部分解体を行うケースもあります。

現在施工させていただいている1つの大きなビルでは今年の6月にかなり被害の大きかった台風7号・8号の前に一度撤去させていただきました。

まとめ

台風養生は、外壁塗装工事を安全に進めるために欠かせない対策です。

足場やシートの補強・撤去、資材の移動、排水経路の確認など、見えにくい部分での対応ではありますが、これを丁寧に行うかどうかで、事故やトラブルのリスクは大きく変わってきます。

工事中に台風が接近する予報が出た際は、工事の進行が一時止まることもありますが、それは安全を最優先に考えた判断です。

一時的に作業が中断したとしても、それは決して「対応が遅れている」わけではなく、むしろ施主様・近隣住民・作業員すべての安全を守るための前向きな判断であるとご理解いただければと思います。

リフォーム・外壁塗装を依頼する際は、台風養生についてどのような対応を行っているか、過去の対応実績や判断基準について事前に確認してみることをおすすめします。

台風養生への姿勢は、その業者が現場の安全管理にどれだけ気を配っているかを知る一つの指標にもなります。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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