手抜き工事にご注意を①|堺市の外壁塗装・屋根塗装専門店 ココペイント
堺市の皆様、こんにちは!
堺市創業年数No.1、外壁塗装・屋根塗装専門店のココペイントです!
ブログ担当は、これまで4500件の施工をさせて頂いている藤井です。
外壁塗装をしてもらう上でどうしても避けたいのは「手抜き工事」。
手抜き工事をされてしまうと高いお金を払っていてもすぐに劣化が出てきてしまったり、また塗装をしてもらう事態となってしまいます。
そんなことには皆さんなりたくないですよね。
そこで今回と次回の2回に分けて手抜き工事についてご紹介していこうと思います。
今回は手抜き工事の実際の事例について、次回は対策について紹介していこうと思うので、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください。
手抜き工事の事例
以下より手抜き工事の事例を紹介します。
塗装回数を減らす
通常外壁塗装とは3回塗りが基本となっています。
しかし、手抜き工事をする業者は2回塗りにするなど塗り回数を減らします。
下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りをすることによって塗料本来の性能を十分に発揮することができます。
下塗りをなしに中塗り・上塗りをしたり、中塗りまでで終わってしまうと密着度が落ちる他すぐに劣化してしまってお家にダメージを与えます。
足場が簡易的
足場が簡易的なものとなっているのもよくある手抜きです。
普通であればくさび式足場といって足場に対して板が設置されていて歩けるようになっており、職人さんの安全確保をしています。
そして安定して作業ができるため品質の高い工事をすることができます。
簡易的な足場というのは単管足場といって、ただただ鉄パイプをつなぎあわせただけの足場となっています。
板がないので安全性が低く、足元が不安定で丁寧に作業が不可能となっています。
この単管足場による高所作業は法律で禁止されているため、実際にこれを使って作業しているのが見つかると工事がおそらく中断されるでしょう。
塗料を違うものでする
塗料は色だけでなく、そのお家にあった機能の塗料を選択しているはずです。
しかし、見積もりをして決定した塗料とは異なる塗料で塗装をするというケースが残念ながらあります。
グレードの高い塗料ですると記載しておきながら、1つグレードの低い塗料で塗装をするということがあります。
実際に使った塗料は安価なものなので、業者側が儲かります。
養生の甘さ
養生に関しては普通では4面に張って近隣に対して飛散のないように対策をするかと思いますが、最悪の場合1面しかしないということがあります。
しっかりと養生をしておかないと、塗装してはいけない部分に塗料が飛散してしまったり、隣家との距離が近い住宅などでは隣家に飛んでしまって、近所トラブルに発展する危険性があります。
手間も時間もかかるものですが、仕上がりを美しくするためには絶対に必要なものです。
塗料を薄めすぎる
塗装に使用される塗料は希釈率といって塗料ごとにどのくらい溶媒を混ぜるのかが決まっています。
溶媒は油性塗料であればシンナー、水性塗料では水です。
悪徳な業者は塗料代をできるだけ抑えるために、希釈率を無視して溶媒を多く加えて節約します。
急いで工事を終了させようとする業者も同様です。
きちんと計量しないまま目分量で塗料を薄めて塗装をする職人もいます。
このような薄めすぎた塗料で塗装してしまうと塗膜が通常の塗装と比較して薄くなってしまうことで持ちが悪くなって、劣化のスピードがかなり早くなってしまいます。
薄く塗装する
塗り回数とは別に薄く塗装するという手口もあります。
塗料では1缶でこの分の面積を塗装するという規定があります。
しかし、その規定を無視して薄く塗料を塗ります。
業者にとっては人件費や材料費の削減になるものです。
乾燥時間を短くする
3回塗りをしていく上で、塗料それぞれで乾燥時間があります。
乾燥時間を守らないと塗料が完全に密着してくれないため、塗装してすぐに外壁に不具合が出てしまう可能性が高いです。
気温などの環境によって操作されますが、おおよそ3~4時間程度かかってきます。
不具合は具体的に膨れ・ヒビ・剥がれなどを指します。
1日で塗装すべてを完了させようなんて不可能です。
そのような業者に出会ったら絶対に避けて下さい。
悪天候でも工事を行う
塗装の条件として気温や湿度・天候などがありますが、悪天候でも工事を続けようという業者には注意が必要です。
少しの雨でも塗料が流れて塗膜が薄くなったり、乾燥が十分できないので塗装をしてはなりません。
優良な業者であれば、雨が降りやすい時期(梅雨)に塗装をする際には工期を長めに想定して伝えたり、事前に延長する可能性があるという旨を伝えるようにしているはずです。
雨が当たらない箇所ならいいだろうという業者もあるそうですが、雨は当たらなくても湿度が高い状態にあるのでダメです。
縁切りをしていない
縁切りというのは屋根塗装の際に、塗料を塗布したあと塗料でくっついてしまった屋根同士の縁を切っていく作業です。
縁切りをすることで屋根の重なり部分に隙間が空いて、雨などの水がうまく捌けていってくれます。
つまり縁切りをしないと塗料が詰まったままになるので水が抜けない状況となり、雨漏りを引き起こす原因となってしまいます。
塗り残しが多い
細かい部分に対して塗り残しが多いのも悪徳業者の特徴となっています。
塗りにくい場所も塗装するのが業者ですが、手抜きをする業者はそこまで丁寧に塗装をしないです。
配管の裏など見えにくい箇所で手抜きをされることが多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は手抜き工事の事例についてご紹介させていただきました。
手抜き工事かなり多いことを理解頂けたのではないでしょうか。
今回紹介した事例の他にも補修の手抜きやコーキングの手抜きなど様々な手抜き工事があります。
このような工事をする業者には依頼しないようにして下さい。
次回は続けて、対策やなぜ塗装業界で手抜き工事が多いのかその理由などについてご紹介しようと思います。
次回も続けてご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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